夜や土日の時間帯はNG！OB訪問を依頼する際に気をつけるべきマナー

OB訪問は失礼のないように注意が必要！

キャリアパーク会員の就活生を対象に「OB訪問を依頼する際は、どのような注意点があると思いますか？」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「OB訪問を依頼する際は、どのような注意点があると思いますか？」

就活生は、OB訪問の際は失礼がないようにするということに特に気を配っているようです。その他にも「先に話をまとめていき、時間内に収まるようにすること」という意見もあり、OBに話を聞くことができる貴重な時間を最大限に活かしたいと考えている学生の熱意が伝わってきます。この記事で、OB訪問をする際に気を付けるべきマナーについて詳しく見ていきましょう。

OB訪問は平日の昼間にするのがマナー！

OB訪問の日程のマナーでまず注意しなければならないのは、時間帯です。夜ではなく、昼の時間を提示するようにしましょう。

その流れの中で、相手から「夜の時間帯しかとれないので、その時間帯を利用してOB訪問してほしい」と依頼があれば、その時間にさせてもらってください。

OB訪問の時間帯として夜の時間は失礼になる

いきなり夜の時間帯だけを提示するのは失礼に値するので、注意しておいてください。
夜の時間帯を提示するにしても「○月○日～○月○日の12時～22時の間でご都合の良い時間帯」というように提示しましょう。幅広く日程を提示した中で、夜の時間を含むと良いです。

相手が選択するので、夜の時間帯になっても「マナーが悪い」ととらえられることはなくなるでしょう。

OB訪問の時間帯は土日を提示しないのもマナー

土日も、夜の時間帯と同じようなものです。こちらから、土日だけしか時間がとれないので、土日の日程でOB訪問したいというのは明らかなマナー違反です。

しかし、幅広く日程を提示しておいた中に、土日が含まれているという形にしておけば、マナー違反となることはありません。

土日にOB訪問を受けると休日出勤のような気分になる

最初からOB訪問に時間帯で土日だけを提示してしまうと、依頼される側にとっては休日出勤の気分になってしまうのです。
OB訪問を依頼したい相手から「土日しか時間がとれない」と言われたのであれば、それはこちらはしたがって土日の時間帯を用意する必要があります。そうでない限りは、すすんで土日を指定するのは避けましょう。

OB訪問の時間帯は年末年始に重ならないようにする

土日だけでなく、年末年始や会社が忙しくなりがちな3月等にOB訪問を依頼するのは、避けるのがマナーです。

したがって、そういう日程になりそうな時期は、OB訪問の連絡をすることすらやめた方が良いでしょう。その時期に当たらないようにうまく日程を調整して、計画的にOB訪問をしていく必要があります。

仕事で慌ただしい時期は話をあまり聞きだせない

年末年始は就活生にとっては慌てる時期です。その時期にもOB訪問をしたくなる気持ちはわかりますが、やはり仕事で慌ただしくしている時に会っても、イライラしていたり、忙しくてそれどころじゃなかったりで、話はあまり聞きだせないでしょう。

そんな中でOB訪問をしてしまっては、むしろもったいないですよね。マナー的にもよくない上にもったいないともなると、メリットがありません。年末年始と3月ごろは避けるのが無難です。

依頼から訪問までを効率的に

OB訪問を成功させるには、メールや電話でのアポイントメントが最初の関門となります。マナーを守るメールを作成するとともに、熱意を伝える必要もあります。社会人にメールを送ったことがないという就活生は、ハードルが高いと感じるでしょう。そこでおすすめなのが「OB訪問マニュアル」です。こちらには、OB訪問の依頼メールの例文はもちろん、電話で依頼する場合の文言も掲載されています。無料でダウンロードできるため、OB訪問の準備を始めると同時にGETしておきましょう。

OB訪問が終わったあとのお礼はしっかりする

OB訪問が無事に終わったら、お礼の連絡をしっかり入れましょう。OBの方は、わざわざ時間を割いて質問に答えてくれたりエントリーシートを見てくれたはずです。時間をいただいたことへの感謝の気持ちは、絶対に忘れてはいけません。

メールで十分ですので、一言お礼の気持ちを伝えておきましょう。また、内定が決まった際もその旨を伝えるとなおよいですよ。

OB訪問は土日や夜などを避けよう！依頼する際は時間帯を幅広く持ち年末年始などに被せない

OB訪問の日程マナーについてご紹介してきましたが、基本的には「土日・夜遅い時間帯・年末年始などの忙しい時期は避けるのがビジネスマナー」です。

どうしても、土日や夜を含めないと幅広い日程が出ないなら、土日や夜だけに偏らせないようにしてください。平日の昼間など失礼にあたらない時間帯も含めつつ、幅広く日程を提示しましょう。