2020年06月29日(月) 更新

新卒や大卒の初任給の手取り額はいくら|給与相場事情【中小企業・年俸制】

やはり初任給は気になる!

■調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/24 投票数:174

就活をしているときに初任給を気にしていたかどうかアンケートをとったところ、全体の68%の方が「気にしていた」と回答しました。採用情報を確認すると、多くの企業では初任給の金額を記載していますが手取り金額までは記載していません(人によって金額が異なるから)。この記事では新卒や大卒の初任給の手取り額について説明していきます。

手取り額とは総支給から控除額をひいたもの

そもそも、手取り額とは何なのでしょうか。手取り額とは、会社からの総支給から、所得税や住民税などの税金、保険料、年金などが天引きされて、実際に自分の口座に振り込まれる金額を指します。計算方法としては、「(基本給+残業代などのその他手当)-控除額(税金や保険料など)=手取り金額」となります。求人などに書いてある給与額よりも、実際に頂ける金額は減るでしょう。

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新卒・大卒の平均初任給は約20万円

まず初任給手取りの平均、はいくら・どれくらいなのか平均的な初任給が紹介します。
大卒の場合、ここ数年の平均初任給は約20万円です。大学院卒であればプラス1万円程度上乗せされ21万円。専門学校卒や高卒であれば1万円程度下がり19万円が平均です。
ただ大学院卒、大卒、専門学校卒、高卒を明確に区別せず、新卒一律の初任給として扱っている企業ももちろん多いです。
これは初任給(求人概要に記載されている額面ベースの金額)であたり、実際の手取りはこれよりも減ります。

初任給の手取り額は約17万円前後が平均

ですので、初任給の手取りとしては、17万円前後(大学院卒なら18万円、専門、高卒であれば16万円)程度と考えておくと良いでしょう。
またこれは平均額ですので、実際は企業によりもらえる金額のベースは上下します。実際の手取り給料がいくらになるかというと、初任給20万円の会社であれば、所得税などの税金、雇用保険などの保険料などもろもろが3万円前後引かれ、新卒・大卒ともに約17万円程度になってきます。しかし、初任給が高い企業ももちろんあります。東洋経済ONLINEで紹介されていますので、興味がある方はぜひ目を通してみて下さい。

中小企業などの場合はいくら・どれくらい?

つづいて、中小企業などの場合、新卒・大卒の初任給はいくら・どれくらいなのかについてです。
大企業や年功序列型企業の場合は、上述した平均額に近い初任給になってきますが、中小企業やベンチャー企業、成果主義型の企業などは少々基準が変わってきます。

初任給が30万円などの企業もあるが福利厚生が整っていない場合がある

中小企業などで初任給が25万円、30万円と大手企業よりかなり多い額を提示している会社があります。
企業の初任給の平均は一般より一回り高くなってきます。
ただし、そういった企業の場合、その分ボーナスの支給がなかったり住宅補助など福利厚生の制度がないなどで、一月の初任給や手取り額は高くとも、総合的に考えるとあまり所得水準は変わらない、もしくは低くなる場合もあります。
ですので始めの初任給額がいくらかだけで計るのもあまり正しいとは言えません。下手に初任給がいくらけで踊らされない様にした方が良いでしょう。

新卒・大卒でも初任給を年俸制として導入している企業もある

最後に、年俸制の企業の場合はいくら・どれくらいかについてです。新卒・大卒であっても年俸制を導入している企業もあり、この場合は初任給がいくらかの考え方が少々変わってきます。
年俸制は技術やデザインの専門職、法律事務所や会計事務所などスペシャリスト系、手に職仕事に多いです。
この年俸制の場合は、年収ベースで1年に貰える金額はいくらかと定められています。そして年俸制には、12分割と16分割があります。
16分割の場合は、年俸制でも給与は毎月支払われ年俸額を16で割った金額が1ヶ月の給料額となり、残った額がボーナスとなります。
以下で、給与を16分割する場合の金額についてみていきましょう。

年棒を16分割した金額が初任給となる

年俸400万円の企業、仕事において、初任給を16で割った場合は25万円となります。
年俸制の場合は、計算上、初任給や一ヶ月に貰える給料額の平均ベースはやや高くなるでしょう。しかし、その分ボーナスは計算上、年間で月給の4ヶ月分となりますので、この辺も踏まえて比較してみると良いでしょう。

新卒の初任給の手取り額はいくらかというと平均約17~25万円となっている

新卒や大卒の初任給はいくら・どれくらいかに対する答えは17~20万円です。この様に、企業や仕事によっては初任給の考え方というのはそれぞれ変わってきます。初任給では負けていたが、総合的に考えたら自分の方が所得水準が高いということはよくありますので、初任給の額がいくらかだけをあまり過度に意識しない方が良いでしょう。

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