2019年11月25日(月) 更新

面接の雑談で見られているポイント2つと落ちる原因

面接の雑談では人柄やコミュニケーション能力が見られている?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接の雑談では、どのようなポイントを見られていると思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 笑顔
  • 人柄と、受け答えする能力
  • コミュニケーションスタイル
  • コミュニケーション能力。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接の雑談では、どのようなポイントを見られていると思いますか?」

アンケート結果をみると、就活生は面接の雑談時に「人柄」や「コミュニケーション能力」を見られていると自覚しています。「受け答えする能力」という回答があるように、面接官はちょっとした雑談からその人となりがわかるものです。では、実際に雑談時間に見られているコミュニケーション能力にはどんなものがあるのでしょうか?本記事では、面接の雑談で見られているポイントと、落ちる原因を紹介します。

就活の雑談面接で見ているポイント①:対話能力

就活の面接では、「優秀な経歴やスキルを持っているか」「それを上手くプレゼンできるか」などの能力だけでなく、通常のコミュニケーションに関わる対話能力が見られます。対話能力は質問をし、それに対して用意した答えを返すだけでは測れません。
そこで、就活における雑談面接では敢えて既存のスタイルを崩すことで、志望者側に自由に発言できる環境を提供しているのです。テーマを決めず、いかに対話ができるかの部分を測っています。

雑談において「言葉のキャッチボール」ができているかが重要

ですので、就活の雑談面接では、いかに自然で良質な対話ができるかを示す必要が出てきます。
面接官が食いつく様な面白いネタの話や深い話ができるかよりも、場に適した内容で「言葉のキャッチボール」がしっかりとできているかが重要です。また、「話を分かり易く伝えているか」なども基本的な部分として見られるでしょう。
下手にアピールしようと奇をてらったり一方通行の会話をしてしまうと、対話能力が疑われ評価は落ちので、気を付けてください。

あなたの面接力はどのくらい?

対話力をアピールする際、身だしなみやマナーも意識する必要があります。また、自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、面接で高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?

それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

就活の雑談面接で見ているポイント②:言葉使い

通常の就活や面接において、志望動機などの内容は一言一句間違えずに覚えている方が多いです。ですので、言葉遣いや話しのマナーが本当にできている人間なのかが、十分に測れません。
そこで雑談面接では、敢えて既存のスタイルを崩して、この言葉使い等についても確認しています。就活に慣れていない学生だと志望動機だけしっかりといえてしまい、雑談では普段の言葉遣いが出るなど、本性がばれてしまう可能性があるのです。始終面接が雑談だけだったせいで、プランが総崩れになり何も話せず終わった就活生もいるでしょう。

普段から目上の方への言葉使いを身につけておく

就活での雑談面接は、話のテーマが自由になるだけで、言葉使いやマナーまで崩していい訳ではありません。それをわかっていても、雑談面接では言葉遣いが崩れてしまう就活生も多いです。それを防ぐためにも、普段から目上の方などとの会話での言葉使いを、しっかりと身につけておきましょう。

雑談面接で落ちる原因は「予定変更による動揺」

就活の雑談面接で落ちる人には特徴があります。その1つが上述の通り、対話能力がないことです。「自分から話を全く発しない」「何をいっているか分からない」「一方通行に話している」など、相手の返しに対してしっかりと回答できなければ、落ちる可能性が高くなります。
また、中には面接のすべてを「雑談だけ」で済ます企業もあるでしょう。この「雑談だけ」のせいで、準備してきた回答ができず落ちる就活性も多いです。予定変更による動揺が、落ちる原因となっているといえるでしょう。

「機械的な対応」も雑談面接では落ちる原因となる

就活の雑談面接で落ちるのは、一見会話は出来ている様に見えても、機械的な応対をしている就活生です。面接官としては本質が探れないので警戒してしまい、評価が落ちる可能性があります。また、言葉遣いや対話でのマナーなども、上述の通り最低限出来ていないと落ちる原因となるでしょう。
この他にも、「友達と週末遊びました」など明らかに関係ない話をしたり、面接官や企業を過度に煽てる様な態度をしていたり、よそよそしい態度で雑談をしていると、「雑談だけ」の面接で落ちる可能性は高くなるのです。

たとえ雑談でも面接は「自己アピールの場」

雑談面接は相手の素性を知る目的があるので、面接官からの予告なしに行われるケースが多いです。場合によっては動揺を狙って、その際の反応や対応を見る面接官もいます。ただ、面接はあくまでも「自己をアピールする場」には変わりません。普通でも雑談でも、アピールすることが大切なのです。例え予想外だとしても怯まず、上手にキャッチボールをしながら自分をアピールしていきましょう。

雑談面接では対話能力や言葉遣いを見られており予定変更による動揺が落ちる原因となる

この様に、就活では雑談面接が行われることがありますが、実際には普通の面接と変わらずあなたを測っています。「雑談だけ」と見せかけて、こっそり評価しているケースも多いです。ですので、たとえ雑談だけの面接であっても、下手に手を抜いたり崩しすぎないようにしましょう。
また、あまりに力みすぎてもよくないので、この辺は上手く強弱を付けてください。就活の雑談面接では、通常の面接では見れないあなたを調べられています。対策としては、普段の行動が大事となるでしょう。覚えておいてください。

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