2021年09月10日(金) 更新

自己PRで「面倒見がいい」長所を魅力的に伝えるコツ【例文付き】

面倒見がいい人に共通する特徴とは?

就活では、「面倒見がいい」を長所として自己PRにできます。まずは、面倒見がいいことを理解したうえで、自己PRへの記載を検討しましょう。

「面倒見がいい」とは、言葉の通り、”面倒を見るのが上手い”というだけではありません。まずは、面倒見がいい人に共通する特徴を理解していきましょう。

特徴①:思いやりがある

大前提として、面倒見がいい人には「思いやり」があります。そもそも思いやりがなければ、他人の面倒をみることはできないでしょう。

相手の立場になって物事を考えることができ、かつ、見返りを求めないような人に思いやりがあるといえます。

特徴②:信頼を獲得しており相談を受けることが多い

面倒見がいい人は、周りから相談されることが多いです。相談されることが多いというのは、それだけ信頼を勝ち取っている証拠になります。

相談する側も、あまり関わりのない人よりも、面倒見がいい人を相談相手に選ぶでしょう。その方が、より親身になって話を聞いてくれるためです。

特徴③:自分より周りのことを優先的に考えられる

自分よりも、常に周りの人のことを優先的に考えられている人も、面倒見がいいといえます。こちらも面倒見がいい人でなければ、自分の時間を割いてまで、周りをサポートしようとしないでしょう。

面倒見のいい人は、自己犠牲とまではいきませんが、他の人のためになることに気付き、率先して実行しているのです。

「面倒見がいい」を長所として自己PRするコツは?

面倒見がいいことを自己PRするコツを紹介します。ただ単に面倒見がいいというエピソードを語るだけでは、魅力的になりません。そして、面倒見が良いからといって、自分のことが疎かになってしまっては元も子もありませんので注意しましょう。

間違った構成の自己PRでは、企業の選考を突破できない

自己PRはただ自分の強みを述べればいいのではなく、構成が重要になります。間違った構成では論理的な文章にならないため、自分の強みを理解してもらえず企業の選考を突破できません。

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面倒見がいいことで何ができたかを伝えることが大事

面倒見がいいことを自己PRする際は、なぜその行動にとったのかを伝えることも大切ですが、その結果も伝えなくてはいけません。

面倒見がいいことで、何ができたかを伝えるのが大事です。どうなったかを伝えなければ、ただの面倒見がいいことの自慢話になるだけです。
そして、それを仕事にどう活かせるのかまでを説明できると、面接官に好印象を与えられるでしょう。

志望職種に繋げる

面倒見がいいことを自己PRするときだけに限られたことではありませんが、内容は必ず志望する職種に直結させましょう。志望職種に直結しない例文をもとに説明します。

例文

「私は子供の面倒見がいいと言われることが多いです。(中略)そのため、御社の人事部で働きたいと思いました。」

“子どもの面倒見がいいから人事部で働きたい”、これでは話の筋道が通っていません。”子どもの面倒見がいいから保育士になりたい”という風に、内容と志望する職種に一貫性をもたせると、論理性と説得力が生まれます。

「面倒見がいい」という性格を志望する企業が求めているかが大事

面倒見がいいことをアピールする際は、その性格を志望する企業が求めているのかどうかを見極めておきましょう。たとえば、インターネット業界に興味があり、パソコンを日常的に使っている人を求めているSE職に、「私は面倒見がいいです」とアピールしてもそこまで響かないです。

面倒見がいいことを全面にアピールしたいのであれば、その性格が活かせる企業や職種を志望するようにしてください。

面倒見がいい長所を魅力的に自己PRする例文

面倒見がいいことは、あらゆる職種に対して使える万能な自己PRではありませんが、仕事の内容によっては大きなメリットが示せます。
最後に、面倒見がいいことを魅力的に自己PRする例文を紹介しますので、参考にしてみてください。

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例文①

保育士志望の例文

私は、子どもと触れ合うのが大好きです。兄夫婦に子どもが生まれてから、ちょくちょく訪問し甥と一緒に遊んでいます。首がまだすわっていない甥は、音に敏感で、鈴の音やメリーの音楽に反応して視線を動かします。それが可愛くて、おもちゃを振ったり持たせたりと遊んでいました。しばらくして、兄から「いつも大変でしょう。面倒みてくれて助かる」と言われました。それを言われ、自分では面倒を見ているという感覚がなかったのでびっくりしました。確かに、私は甥だけでなく近所の子どもと一緒に遊ぶのも大好きです。兄の言葉で、自分は子どもの面倒を見るのが好きなんだと気付きました。

例文②

人事部志望の例文

私は、学生時代にアパレルショップで3年間アルバイトをしていました。2年目になると、自分でもできることが増え、業務を率先して探すようになりました。探そうとすると、自然に視野が広がり、自分以外の人の動きが見えてきます。私はその時に、後輩がうまく業務を回せていないことに気づき、継続して接客や棚整理など苦手に感じている部分を一緒に消化させていきました。その甲斐もあり、後輩の売上が当初から20万円も伸び、私も自分のことのように嬉しかったです。業績の伸びと継続してアドバイスをおこなう姿勢が評価されて、3年目はマネジメントをする側に任命されました。そこで、社員一人ひとりの業務内容や成長度合いを把握し、個々人でプラスになるような業務改善や方法を提案し続け、今でもそのマニュアルが活かされた教育方法が実践されていると聞いています。

例文③

スクールカウンセラー志望の例文

私は学生時代、バスケサークルに所属していました。そこで、主将になり、チームを誘導する難しさを経験しました。どうすればチームを強くしていけるのか、どういう行動でみんなが付いてきてくれるのか、といったことを考えるのは充実した時間でした。実際に、選手一人ひとりの課題点を洗い出し、その人にあわせた練習メニューを提案しました。当然、練習をしたからといってすぐに改善されるわけではないので、何度も相談に乗ってアドバイスをし続けました。その面倒見のよさが監督から評価されて、引退した後も後輩の練習に参加し、悩みのヒアリングや改善点の提案をおこない続けた結果、自分たちの時では成し得なかった全国大会の出場を決めました。

面倒見がいいことを長所として自己PRする際は具体的な例の提示が大事

自己PRで、面倒見がいいことを魅力的に伝えるコツについてみてきましたが、いかがでしたか。

面倒見がいい人には、自分だけでなく他人にまでしっかりと気を配れる思いやりがあります。面倒見がいいことを自己PRする際は、その性格のおかげで何ができてどう貢献できるかを、しっかりと伝えましょう。

上記で紹介した例文を参考にして、面倒見がいいことを魅力的にアピールできる自己PRを作成してください。

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