入社前にも関わらず「働きたくない」と感じた場合の対処法

就活生の多くは入社前の時点で「働きたくない」と思ったことがある

キャリアパーク会員の就活生を対象に「「働きたくない」と思うことはありますか？理由もあわせて教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月8日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「「働きたくない」と思うことはありますか？理由もあわせて教えてください」

アンケートでいただいた回答を見ると、全体の8割以上が働きたくないと思った事があると回答し、その理由として「責任が強くなるから」「自分に合わない時につらい」など、体験談でも取り上げられることの多い部分に不安を感じているとの意見が多く寄せられました。もし、働き始める前にそのような気持ちになってしまったらどう行動すればいいのか、パターン別に分けて紹介します。

入社前に働きたくないと感じる～思っていた会社と違う場合～

現在の就職活動は、就職サイトを通じて多くの会社にエントリーシートを出すというのが一般的です。そして、多く受ける分、一社一社への理解が深まらないまま就職活動が進みます。そのため内定後に会社の実状を知り、働きたくないと思うようになることがあります。

＜対処法＞内定先のどこが嫌なのかを考える

その場合、まず内定先の会社のどこが嫌なのかを考えましょう。そしてその嫌な部分が、自分にとって譲れないポイントかどうかを考えましょう。
ある程度譲れる、妥協できるポイントであると納得できれば、働きたくないと思う気持ちも和らぐでしょう。
もし、絶対に譲れないポイントである、と思うのであれば、就職活動を再び始めることも考えられます。しかし、せっかく得た内定です。友人や家族に相談し視野を広げ、妥協できないかゆっくり考えてみましょう。

入社前に働きたくないと感じる～自分に自信がない場合～

就職活動時には自らを誇張してPRしたが、内定後、誇張された自己が負担となり、本当に自分がその会社で働いていけるのか自信がなくなり、働きたくないと思うようになることがあります。

＜対処法＞くよくよ悩まず開き直る！

その場合の対処法としては、開き直ることです。くよくよ悩む必要はありません。なぜなら、採用担当者は人を見るプロです。あなたが自己を飾り誇張していることは当然見抜いています。採用担当者は、それでもあなたを採用すると決めたのです。

それに、新入社員は最初から仕事ができると期待されてはいません。最初はだれでも未経験で、そのための研修です。一生懸命研修を受け勉強していけば、しっかりと仕事はできるようになります。あなたのそのポテンシャルを、採用担当者は見抜いていたのです。

自分の就活を振り返ってみる

あなたが働くうえで本当に大切にしたいものは何でしょうか？そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、就活に迷いがある学生はぜひダウンロードしてみましょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。ぜひこのマニュアルを活用して、納得のいく社会人生活を送りましょう。

入社前に働きたくないと感じたる～ただ単に働きたくない場合～

内定後、大学四年生でほとんど単位も取り終わり、大学に行くのも週一度、他の日は遊んで暮らしている。そんな暮らしをしていれば、当然働きたくなくなります。誰だって同じです。

＜対処法＞働かなかったらどうなるのかを考える

その場合の対処法としては、働かなかったらどうなるのかを考えてみましょう。普通の人であれば、働かなければご飯を買うお金がありません。アパートも借りることができません。新しい服も着ることができません。

つまり、衣食住に困ることになるのです。今まではそのお金を、多くの方は両親に出してもらっていたでしょう。そして大学卒業後もずっと両親に養ってもらうのでしょうか。そういうわけにはいきませんよね。そう考えれば、働きたくないという気持ちも薄れるかと思います。

入社前に働きたくないと思ったら対処法を試してみてください！

入社前に働きたくないと思ったら、まずはなぜ働きたくないのかを考えてみましょう。そして、その理由がわかれば、対処法が見つかるはずです。それでも、どうしても働きたくないという場合には、内定後であっても改めて就職活動を始めるという手もあります。ですが、あまり固く考えず、周りの人に相談したりしながら、ゆっくりと考えてください。