業界研究会・合同説明会での適切な服装【スーツ着用？】

業界研究会へ参加する時はスーツ着用が基本

業界研究会や合同説明会では多くの場合、案内チラシに服装自由と書かれています。それを見ると「自由でいいのなら私服でもいいのかな」と思う学生もいるでしょう。

たしかに、大学で授業があるときはスーツより私服のほうが授業が受けやすくて楽ですが、残念ながら、服装自由ならばスーツを着ていくのが基本です。

「スーツを着用しないでください」と指示されたら私服で

中には、服装自由ではなく「スーツは着てこないでください」などと、指示される業界研究会もあります。さすがに「着てこないでください」と言われた場合は、説明会であっても私服が無難です。
このような業界研究会でスーツを着てしまうと、指示に従わない学生と判断されてしまいます。大学内で開催される業界研究会・合同説明会の場合は、学生の負担や参加しやすさを考慮して、そういう指示が出されやすいです。

■調査方法：メールを配信して学生にアンケート
■調査実施日：2017/1/26～1/29
■投票数：438

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「合同説明会にスーツ以外で行ったことがあるか？」という質問に対して、46.2%の人が「ある」、53.8%の人が「ない」と答えました。（2017年1月時点、キャリアパーク調べ）
意外と私服で参加している人も多いようですね。しかし、いくら「服装自由」と定めている合同説明会でも、最低限の服装マナーはあります。他の人と比べて浮いてしまわないように、きちんとしたマナーを学んでいきましょう。

業界研究会や合同説明会の服装で迷ったらスーツ

学生にとって悩ましいのは、「私服でOK」とか「スーツ不要」などと、指示してくる業界研究会や合同説明会です。この場合は、もし私服で参加しても、企業側から悪い印象を持たれることはないでしょう。
ただ、実際はこういう指示が出ているときでさえ、参加してみるとスーツの学生が多いものです。

私服を着るよりスーツのほうが無難!!

業界研究会の会場で、スーツの学生が多い中、自分だけ私服を着て参加すると想像以上に居心地の悪い思いをします。
また、企業からの参加者は大抵、スーツを着ていますから、何となく失礼な気がして、説明後の質疑応答時間でも積極的に質問できなくなったりもします。
せっかくの業界研究の機会なのに、自ら働きかけをできなくては参加する意味がなくなります。業界研究会や合同説明会の本来の目的を達成するためにも、服装で迷ったときはスーツを着ていくのがよいでしょう。

スーツに慣れていないと初歩的ミスをするので注意

合同説明会は、選考とは無関係だからと気が緩む学生が多くいます。例えば、黒い靴下ではなく白い靴下を履いていたり、ネクタイが緩んでしまっていたり、革靴ではなくスニーカーを履いていたり…どれも就活本番なら一発アウトのバッドマナーですよね。
面接の際はスーツをきっちり着こなす必要があるのですから、合同説明会もその練習の場だと考え、きちんとスーツの着方を勉強してから参加する事をおすすめします。

業界研究会での振る舞いが本選考へ悪影響を及ぼす場合もある

合同説明会はあくまでも、業界研究の場であり、選考の場ではありません。しかし、合同説明会で説明してくれる企業の社員は人事の場合もあるという点に注意しましょう。
あまりに服装の乱れが目立つ学生は人事の記憶に残ってしまいますから、もしその人事と面接で出会うことになれば、良い評価を得づらくなる危険もあります。業界研究の場だからとあまり気を抜いてはいけません。

合同説明会に参加する場合のコツ

合同説明会に参加する場合は、効率的にブースを回って情報を収集することが大切です。効率的な回り方を知っておくことで、当日を無駄なく過ごすことができます。合同説明会を無駄なく過ごしたい就活生におすすめなのが「合説効率化マニュアル」です。無料でダウンロードできる上に、企業情報まとめシートや振り返りシートがついた【合説効率化シート】もプレゼントしています。ぜひ、合同説明会前に準備しておきましょう。

業界研究会や合同説明会の服装はスーツが基本！指定されなければ私服は避けよう

業界研究会・合同説明会での適切な服装についてご紹介しましたが、いかがでしたか？
合同説明会では、服装自由と指示されてもスーツを着るのが基本です。実際スーツの参加者が多いですから、私服を着ていっても居心地を悪く感じて質問しづらくなり、業界研究が深まりません。
服装については、スーツを着るなと指示されない限りは、たとえ「私服OK」や「スーツ不要」と指示されても、スーツを着て行くようにしましょう。せっかくの情報収集の場で、服装のせいでマイナスイメージを与えてしまっては元も子もありません。