就活でやる気が出ないときにおすすめの現実逃避する方法

就活がうまくいかずやる気が出ないときがある

現在就活に取り組んでいる皆さんの中で、順調に進んでいる方もいれば、ESの通過すらままならない方もいるのではないでしょうか。特に周りの就活生が次々と内定についての報告をするようになると、焦りと同時に、もう何もやる気が起きないとあきらめムードになってしまいますよね。

内定を得られない就活生の4.3%が就職活動を諦めている

株式会社ディスコが調査した2017年卒業の就活生を対象とした就職活動アンケート
によると、2016年の10月段階で内定をもらっていない学生のうち、4.3%が就活自体をあきらめ、アルバイトや非正規社員として働くと回答したのです。多くの就活生が新入社員として新たなスタートを切ろうとする中、あきらめムードを引きずったまま就活を辞めて大学を卒業する可能性があることを認識しなければなりません。

現実逃避をして就活に向けてのモチベーションを取り戻す

就活がうまくいっていない学生はどのような行動をとるべきでしょうか。本来であれば、早く就職先を見つけようと必死の思いで複数の企業研究やESの提出をおこないます。しかし、繰り返し悪い結果ばかりが続くと、燃え尽き症候群のような状況になりかねません。そこで、あえて就活から距離を置いて、現実逃避をすることでモチベーションを取り戻してみるのもひとつの手段です。それでは、実際に就活に励んでいる皆さんはどんな現実逃避の方法を持ち合わせているのでしょうか。

就活でやる気がでない時は好きなことをしてリフレッシュする人が多い

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「就活でやる気が出ないときの現実逃避の方法があれば教えてください！」

就活では、ストレスも多いため現実逃避してしまいたくなることもありますよね。アンケートの結果を見ると、多くの就活生が好きなことをしてリフレッシュしていることがわかりました。「漫画を読む」「誰かに相談」「飲みに行く」「音楽を聴く。テレビを見る」など、就活生によって現実逃避ができることは違っているようです。では、こういった就活生のように現実逃避する方法には何があるのでしょうか？これから5つの現実逃避の方法をピックアップしますので、ぜひそれらを参考にしてみましょう。

就活でやる気が出ない時の現実逃避①：趣味に費やす

就活を続けてやる気が出ない状況に陥ったとき、まずすぐに取り組める現実逃避の方法として、趣味に費やすことが挙げられます。読書やドライブ、コレクション集め、手芸など、あなた自身がずっと取り組んできた趣味に時間を費やしてみると、より自然な面持ちで就活に臨めるのではないでしょうか。

自分だけの世界に入って気持ちを落ち着かせる

趣味に没頭していると時間があっという間に過ぎますよね。集中力を働かせて自分の世界に入っていると、就活中の失敗や改善すべきポイントを冷静に見つめ直し、落ち着きや余裕が持てるようになるでしょう。時間の余裕がない時にもできるので、現実逃避したいときは真っ先に趣味にいそしんでみてはいかがでしょうか。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

就活でやる気が出ない時の現実逃避②：スポーツをする

就活がうまくいかず、やる気が出ないまま就活を続けているのであれば、スポーツを楽しんで現実逃避するのもひとつの方法です。サッカーやバレーボール、バドミントンなど、サークル活動で取り組んできたり、幼い頃から経験を積み重ねてきたスポーツをおこなうと、気分は一気に晴れやかなものになります。

身体を動かすことで気持ちをリフレッシュできる

スポーツに取り組むと、身体自体は疲れが溜まるかもしれませんが、気持ちの面での苦しんできたことからいったん解放されて気分をリフレッシュできるでしょう。気分がリフレッシュできれば、自然と就活へのモチベーションも取り戻しやすくなるので、特に運動が大好きな方にはお勧めの現実逃避の方法ですね。

就活でやる気が出ない時の現実逃避③：1日思い切り遊ぶ

就活から逃れて現実逃避するには、やはり好きなことをするしかありません。長く重苦しい就活の期間中、やる気を持続していくのは誰だって難しいこと。就活でやる気がなくなってしまったら「1日だけ思い切り遊ぶ」という現実逃避もおすすめです。

気持ちをリセットしてストレス解消！

たった1日、思い切り遊ぶと決めたら就活のことは忘れましょう。ショッピングがしたいならショッピングを、ゲームがしたいならゲームを、1日中とことんやってリフレッシュしましょう。 やる気がなくなった時に無理に集中しようとしても逆効果です。そんなときは焦らずに気持ちをリセットすると、自然とやる気がアップしてくるもの。就活に対するストレスも徐々に解消できるというメリットがあるのでおすすめです。たった1日就活から離れることで、心身ともに疲れがとれて「また就活を頑張ろう！」とやる気が湧いてきます。

就活でやる気が出ない時の現実逃避④：海外旅行

続いておすすめする現実逃避の方法は、旅行です。旅行は前述の方法よりお金も時間も要しますが、現実逃避としてはより効果を感じるでしょう。国内旅行でももちろん良いですが、できれば海外旅行へ行き、「日常とは違う世界」を見てみましょう。

就活に対する姿勢を見直すきっかけとなる

海外旅行は現実逃避になるのはもちろん、外の世界を覗くことで自分の視野が広がるかもしれません。なぜ就活にやる気をなくしてしまったのか、就活で再びやる気を出すためにはどうすればいいのか、旅行は就活に対する自分の姿勢を見直すきっかけとなるのです。 海外旅行という現実逃避でリフレッシュすることにより、気持ちや表情までも明るくなったら、今後の就活にいい影響となるのでおすすめです。

就活でやる気が出ない時の現実逃避⑤：就活後の計画を立てる

就活に対してやる気がなくなったからと言っても、すでに就活の予定で埋まっていて現実逃避している暇はない！という人もいるでしょう。そんな人におすすめの、その場でできる現実逃避は就活後の予定を立てることです。

先の楽しみを想像することで楽しい気持ちになる

たとえば、就活が終わったら一緒に就活を乗り越えた友人たちと飲みに行くとか、プチ旅行に行くなど、先の予定を入れてみましょう。そうすることで、「あの予定があるから就活を早く終わらせなくちゃ」というようにやる気が湧いてきますし、楽しい気持ちになるのでおすすめです。 先の楽しみを想像することで就活から現実逃避してみましょう。就活もあなたの気持ちも、きっといい方向へと動いていきますよ。

現実逃避をし続けるのは禁物

ここまで、就活がうまくいかずやる気が出ない場合の現実逃避の方法を5つ紹介しましたが、注意点もあります。それは、いつまでも現実逃避をし続けないことです。うまくいかない状況を断ち切るために、いったん現実逃避な行動しても良いでしょう。しかし、気持ちをリセットできたのであれば、その段階で再び就活に向けての行動をとらなければなりません。

逃避したことを後悔するケースも少なくない

それでもやる気が起きないからと現実逃避をし続けた結果、就職もできずに卒業すると、正社員として働けるチャンスが遠ざかりかねません。時間が経ち、結果的に自分が描いていた理想と違う人生を歩んでしまったと確実に後悔してしまいます。しかし、「後悔先に立たず」とのことわざがあるように、あとから悔やんでもその日々は取り戻せません。

最終的には自分自身と向き合わなければならない

これからどんなに就活が辛いものだと考えたとしても、最終的には自分自身で決断しなければなりません。現実逃避は一時的にやるからこそ、自分自身の気持ちをリフレッシュすることができます。普段は就活、時にはプライベートを楽しむといった、メリハリのある行動を取りながら、自分自身と向き合いましょう。

就活の軸を定めておこう

働くということに考える場合、就活の軸を定めておくといいでしょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。

そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、働くことや就活に迷いがある就活生はぜひ手に入れてみてください。

就活でやる気が出ないときは思い切り遊ぶ・旅に出るなどの現実逃避でリフレッシュ！ただし自分自身と向き合って逃げ続けないこと

就活でやる気が出ないときにおすすめの現実逃避の方法をご提案してきましたが、いかがでしたか。 就活をしていてやる気がなくなるのはあなただけではありません。やる気がない時に無理して頑張っても、いい結果は生まれません。そうなると悪循環に陥ります。

就活でやる気を失ってしまったら、遊ぶなり旅行するなりして思い切って現実逃避してみましょう。ただし、期間を決めることが重要です。だらだらと現実逃避を続けてしまったら、現実に戻って来られなくなります。戻った時にはみんなもう就活を終えている、なんてこともありえるでしょう。あくまで、やる気を取り戻すための行為として現実逃避が存在することを忘れてはなりません。