2016年11月29日(火) 更新

外資系企業の英語面接に受かるための対策

外資系企業は就活生の英語力をチェックしている?

就活生の中には、外資系企業を目指している人もいるのではないでしょうか。外資系企業に採用されるためには、英語力が必要不可欠。就活生は英語面接を突破する前に、採用担当者が見ているポイントを知っておきましょう。

一体、どの部分で外資系企業の採用担当者は、就活生の英語力をチェックしているのでしょうか?面接だけではないようですよ。

外資系企業の担当者は就活生の資格欄を見ている

外資系企業が英語力を見るポイントとして、企業がまず注目するのは職務経歴です。経験から見て、英語が必要な仕事にタッチしていれば、相当な英語力のあると推測できるからです。

また、履歴書の資格欄にも注意が必要です。「実用英語検定」資格は日本企業では評価対象になりますが、 外資系企業ではいま一つ、評価は低いようです。資格でアピールするならTOEICに挑戦し、最低でも600点を取るよう頑張りましょう。

筆記試験や面接でも英語力をチェックしている

外資系企業の中には、和訳・英訳などの筆記試験や英語による面接を実施し、直接的に語学力を確認する企業も少なくありません。 会社によっては、英文履歴書(レジュメ)の提出を求めますが、これも語学力を見る一環でしょう。英訳・和訳には、実務で使用しているマニュアルが多く使われます。英語力と同時に、技術力や実務能力もチェックしようとの意図からです。

英語による面接は、すべて英語というケースは少なく、途中5分ほど英語による質問に英語で答える形式が多いようです。 このほか英語による自己PRを求めたり、面接後、外国人スタッフを紹介し、企業インフォメーションと簡単な会話を行わせて、英語力を試す企業もあります。面接が終わっても、気を抜いてはいけません。

外資系企業の英語面接では「伝えること」が重要

外資系企業が英語で面接を行う意図としては、もちろん英語のスキルを確認するというものがあります。その一方で「英語で伝えたいことを全て伝えられるか」という側面を見ているのを忘れてはいけません。

日系と外資系企業の大きな違いは「自分でしっかりとした考え・意見を持ち、積極的にそれを発信するかしないか」という点です。つまりは、外国人を目の前にしても、堂々と英語を喋れるかどうかが重要なのです。ここでは、外資系企業の英語面接への対策を紹介したいと思います。

英語面接の前に外国人に慣れておくと◎

英語面接の対策としては、まず「外人に慣れる」というのが一番でしょう。入念に練習を重ねたとしても、外国人とのインタビューが初めてという方は多いはず。

ぜひ慣れるという目的の上で、毎日外国人とコミュニケーションをする場をつくりましょう。 スカイプ英会話や実地英会話など手軽に外国人と会話が出来るスペースが沢山ありますので有効活用してみてください。

聞く力をつけると上手く英語で伝えたい事が伝わる

まず最初のステップは「英語を聞く」ことです。相手が言っている英語を理解しないと、会話が始まりません。また、会話表現や英語独特な言い回しなどは、ネイティブが話しているのを聞いて「英語ではこういう言い方をするんだな」と一つ一つ盗んでいくのが最も早い習得方法です。

「英語を聞く」ことができないかぎり英会話は上達しないですし、逆にいえば、もしネイティブの英語を完璧に聞きとれれば英会話力は飛躍的に伸びていきますよ!

外資系企業の英語面接を受ける際の注意点とは?

様々な対策をして、外資系企業の英語面接に備えてきた方にとっても本番というのは格段に緊張するものです。ここでは、本番で使えるテクニックについて紹介していきます。
日本の面接における常識とは、少し異なる点もありますので確認しておきましょう。

注意点①:英語面接の際は黙ってはいけない

「黙らない」というのは、非常に大事だと言えるでしょう。 上記で述べたように、英語面接では、英語力を見ているだけではなくて、英語を話す度胸も見ているのです。黙り込んでしまい、面接官がしびれを切らして助け舟を出してくれるのを待つというのは最悪です。

文法も、使う単語も、中学生レベルで良いのでとりあえず何か思いついた事を言ってください。英語が苦手でも、話そうとする意欲だけは伝えましょう。これだけで、英語面接を突破する確率は格段に上がりますよ!!

②:集団面接のときだけ他人に発言権を譲って様子見する

集団面接では、1番に発言して、目立とうとするのが定石ですよね。しかし、集団で行われる英語面接において、1番最初に発言するのは危険です。英語面接は、発言前に少しでも英作文をするだけで、言える事の幅が格段に広がります。英語に自信の無い人は、まずは、他の人に発言の順番を譲ってみてください!!

英語面接で聞かれる質問とは?

次に、実際に英語面接で聞かれるであろう定番の質問フレーズを紹介していきます。恐らく、どのような外資系企業でも英語面接では以下のような質問が行われるはずなので、最低でもこれだけは覚えておき、回答を用意しておきましょう。

英語面接で聞かれる定番の質問フレーズ例は↓

・ Did you have any troubles findng our office?
「弊社へお越しいただくのになにか不都合はございませんでしたか?」

・Can you tell me a little about yourself?
「まずは自己紹介してください。」

・Tell me about your experiences.
「あなたがこれまで経験してきたことを教えてください」

・Why do you want to work for us? / Why are you interested in our company?
「なぜ、我が社で働きたいと思われたのですか?

・ What are your strong points?
「あなたの長所を教えてください」

・How about your weaknesses?
「あなたの弱い部分(短所)はどのようなところでしょうか?」

外資系企業の英語面接に受かるために「自分の言いたい事を伝える力」をつける!

外資系企業の英語面接に受かるための対策について紹介してきました。英語は、もはや外資系企業のみが求るスキルではありません。企業のグローバル化は加速しており、社内に外国人が増えている企業は多数あります。新卒採用を国内大学生ではなく、海外中心で行っている企業も多いですし、楽天のように社内公用語を英語と設定する企業もあります。

就活においても「使える英語」は今後ますます必要とされるでしょう。多角的な英語力対策を万全にする事が求められますので、早いうちから準備をしておきましょう。

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