JALのインターンシップ内容と選考対策｜企業研究や内定者ES集も紹介

JALのインターンシップ選考対策①企業研究

JALは航空業界の大手

JALのインターンシップの選考対策をするなら、まず企業研究から始めましょう。JALは航空業界の大手であり、インターンシップを志望する就活生は少なくありません。また、パイロットや客室常務員、整備士など航空業界の仕事に対して、小さい頃から憧れを持ち続けている就活生は多いでしょう。そのため、まわりの就活生に圧倒的な差をつけるためにも、企業研究は必須です。本ページで、JALのインターンシップ選考対策をくわしく見ていきましょう。

JALの企業情報

JAL（日本航空株式会社）の企業情報を見ていきましょう。

JALは機内旅客収入を主な収益源とし、国内線、国際線共に、高い水準で推移しています。2018年3月期第2四半期は、前年に比べて増収・増益となりました。また、お客様ファーストを目指し、品質・サービスに力を入れています。日本の国内線では唯一となる、機内Wi-Fiサービスの無料提供を実施しました。
JCSI（日本版顧客満足度指数）2017年度第4回調査の国際航空部門では、「顧客満足」「ロイヤルティ(再利用意向)」で第1位を獲得しています。「顧客満足」は2年ぶり、「ロイヤルティ（再利用意向）」では5年連続の1位となりました。JALカードやジャルパックなどのグループ会社と協力し、JALグループの企業価値の最大化に努めていく方針です。

JALの企業理念

JALの企業理念を見ていきましょう。

JALは上記の企業理念のもと、謙虚な姿勢で業務に臨んでいるといえます。 そのため、JALの一員となれば、キャリアアップが図れるというのはもちろん、人間としての質を高めていけるでしょう。

JALの事業内容

JALの事業内容についても確認しましょう。主に国内外の航空機の運用をおこなっています。2017年3月現在、グループ航空機数は230機、JALグループ路線数（コードシェア含む）は国内・国際合計で714となっています。また、56の国や344空港に乗り入れ可能など、世界的に見ても大手の航空会社といえるでしょう。

空育やスポーツ支援などにも取り組んでいる

JALは、空育やスポーツ支援、「NIPPON ICHIBA」を活用した農産物の輸出なども取り組んでいます。また、JALとSBIグループと共同事業を開始し、2017年10月に「JAL SBIフィンテック株式会社」を設立しました。このように、多くの事業も手掛けていることもわかります。

JALの競合他社も知ろう

航空会社を目指すにあたり、JALの立ち位置を知るためにも競合他社の情報を仕入れておきましょう。業界動向サーチによる、航空業界シェア＆ランキングを見ていきます。

JALは日本国内における、第2位の航空会社ということがわかります。

JAL（日本航空）のインターンシップ選考対策②募集内容

客室乗務職の募集内容

インターンシップの募集内容について見ていきましょう。
客室乗務職の対象は現在専門学校、高等専門学校、短期大学、4年制大学または大学院（修士課程）に在籍していてJALの客室常務職に興味がある人となっています。参加費は無料です。交通費は自己負担となっていますが、遠方の方には航空券が手配されます。

自社養成パイロットの募集内容

対象は、現在4年制大学生または大学院生で、エアラインパイロットの仕事に興味のある人となっています。参加するにあたって、書類選考や面接などの選考が予定されています。参加費は無料で、交通費は自己負担となっています。

業務企画職（地上職 事務系）の募集内容

募集の対象は、現在4年制大学または大学院に在籍していて業務企画職（事務系）の仕事に興味がある人となっています。報酬や交通費は出ませんが、遠方の方には航空券が手配されるようです。参加費は無料となっています。

業務企画職（地上職 技術系）の募集内容

対象は、現在理工系学部学科に所属する大学生または大学院生で、業務企画職(技術系)に興味のある人となっています。4日間コースと2日間コースがあり、どのコースも60名程度の募集です。応募者が多い場合は、選考が予定されています。

航空業界内定者のESを覗き見！

航空業界の内定を得るためには、エントリーシートを通過させる必要があります。エントリーシートでは、志望動機だけでなく各企業ごとに色々な質問が用意されています。そこでおすすめなのが「航空業界の内定者ESまとめ」です。

この回答集には、ANAとJALに内定をもらった就活生のESが掲載されています。パイロットやキャビンアテンダント内定者のESが無料でダウンロードできるため、他の就活生に差をつけて対策をしたい就活生におすすめです。

JALのインターンシップ選考対策③実施概要

客室乗務職の実施概要

インターンシップの実施概要について見ていきましょう。
客室常務職ではまず、現在の航空業界とJALの事業内容に関する説明がおこなわれます。そして業界や会社に関する理解を深めたうえで、客室常務員の仕事に関する説明や施設、職場の見学も実施されます。グループワークやグループプレゼンテーションも実施予定です。

自社養成パイロットの実施概要

JALの現役パイロットからフライト業務や訓練に関する経験談を聞いたり、実際にJALでおこなわれているパイロット訓練を体験したりします。またフライトシミュレーターを使った操縦体験や職場見学を通して「パイロット」という職業に対する理解を深めることも可能です。これまで“憧れ”でしかなかったパイロットという職業に、“リアリティ”を感じられるでしょう。

業務企画職（地上職 事務系）の実施概要

客室常務員コースと同様に、業界や会社に関する理解を深めたうえで、現役社員との懇談会をしたり、業務企画職の仕事に関する説明を受けたりします。インターンシップ後半では、グループプレゼンテーションをして、仲間とともに何かを達成することの喜びを味わうこともできるでしょう。

業務企画職（地上職 技術系）の実施概要

上記の募集内容で述べた通り、技術系の業務企画職は4日間コースと2日間コースがあります。どのコースとも、仕事内容の紹介や施設見学、社員との座談会などがおこなわれます。4日間コースは、就業体験も実施する予定です。

JALのインターンシップ選考対策④エントリーシート(ES)

企業研究で得た知識を最大限に活かす

エントリーシートには、どうして航空業界を志したのか、また数ある航空会社の中でなぜJALを選んだのかという点について、自分なりの回答をする必要があります。 JALの人事部は、プロ集団と言っても過言ではありません。用意されたようなお決まりの回答をしても、魅力的な人物だとは思ってもらえないでしょう。対策としては、企業研究で得た知識を最大限に活かすことが挙げられます。企業研究で得た知識を活かしながら、自分の言葉で明確な志望動機を書いてください。

感謝の気持ちと謙虚さを持って業務に励める人物像をイメージしよう

JALは求める人財像として、下記の7つの項目をあげています。感謝の心をもって謙虚に学んだり、仲間やお客さまを大切にできたりなど、JALの求める人財もチェックしたうえで、エントリーシートを書けるとよいでしょう。

JAL（日本航空）のインターンシップ選考対策⑤面接

自分の意見ばかりを主張せず相手の話にも聞く耳をもつ

JALのインターンシップ選考における面接では、集団面接と集団討論の2種類が実施されます。ただし、客室常務員コースに関しては書類選考で採否が決まりますので、面接はおこなわれません。 集団面接においては複数の応募者に対して複数の面接官で実施されます。集団討論では複数人の応募者同士でチームを作り、JALから提示されたテーマについての討論をおこないます。
JALでは果敢に挑戦し、最後までやり遂げることができる人材を求めています。そのため面接選考、特に集団討論選考においては、途中で諦めず最後までしっかりとやりきる姿勢が重要になるでしょう。

討論に取り組む姿勢が重要

JALは仲間や謙虚な学びの姿勢も大切にしていますから、自分の意見ばかり主張していてはいけません。相手の意見にも聞く耳をもち、建設的な討論ができるように心がけるのも重要な対策です。 面接官からは、討論の内容よりも取り組む姿勢を見られていると意識しましょう。

内定者ES集もチェックしてJALのインターンシップ選考対策をおこなおう

JALのインターンシップでは、パイロットや客室乗務員の仕事に触れ、企業内部の仕事を実際に模擬体験ができます。これは、インターンシップに参加しなければ得られない体験です。 JALを志望する人だけでなく、パイロットや客室乗務員の仕事など、航空業界を目指す人にとっても、有意義なインターンシップとなるでしょう。