2020年05月18日(月) 更新
インターンシップのレポートの書き方のコツ3つ|書く前に心掛けたい注意点
目次
インターンシップのレポートは抽象的な内容にならないよう注意する
ただ感想ばかり羅列するのはNG
就職活動を目指す学生が、学業では学べない実際の業務を体験できるのがインターンシップです。夏季休業の期間を中心に1週間程度おこなわれることが多いこの制度ですが、終了後に必ず報告書を大学などに提出しなければなりません。その際、ただ感想ばかりを羅列する抽象的な内容ではなく、これから紹介するコツを踏まえた書き方にする必要があります。今後の就活生に役立てるためにも、どのような点に気をつけるべきか、1つずつ紹介します。
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インターンシップのレポート書き方のコツ①:参加をした理由を書く
インターンシップのレポートの1つ目の書き方は、なぜその企業のインターンシップ参加を選んだのか、理由を書きましょう。
これは、後に書くことになるインターンシップ中での経験や、受けた感想を書くために必要な情報です。インターンシップは、多くの企業が実施している中で、その企業を選んだ理由を正直に書くことで、企業の今後のインターンシップの内容の改変に役立ちます。
就活生の企業選びの参考になるようなレポート作成を心がける
インターンシップのレポートは、企業にとっても就活生にとっても有益な情報が掲載されていることが大切です。自分が書いたインターンシップのレポートが企業や就活生の役に立つことを想像して、提出先に合わせて内容を変えるよう書き方を工夫する必要があります。
【例】
「○○が販売している商品は、発売から40年以上が経過してもトップの売り上げを記録するロングセラーとなっています。なぜここまでユーザーのニーズに応えられているのか、その理由を会社の雰囲気や実際の現場で知りたいと思い、今回インターンシップに応募しました」
インターンシップに参加した理由1つにしても、企業に提出する場合は、経営方針やインターンシップに対する考え方の比較を含めましょう。大学に提出して就活生に見られるのであれば、企業選びにおいて重点を置くといった書き方にしてください。
インターンの経験はそのまま自己PRに
インターンに力をを入れたことは、就活の中でも大切なアピール要素です。学生時代に力を入れたことを正しくアピールして、学生時代の経験やそれによって得た能力を伝えましょう。学生時代に力を入れたことを考えるときに活用したいのが『人気企業内定者の「ガクチカ」まとめ』です。作り方や例文18選を収録しています。無料でダウンロード出来るので、面接対策中の就活生にもおすすめです。
インターンシップのレポートの書き方のコツ②:経験できたことを書く
2つ目の書き方について説明します。インターンシップのレポートには、実際の体験談を書きましょう。インターンシップのレポートの書き方としては、インターンシップ中のカリキュラムの内容を詳しく書いて、時折感想を交えるといった構成にしましょう。感想は後からしっかりと書くことになるので、カリキュラム1つに対して、1つのペースで簡単な感想を書いていきましょう。数日間に及ぶインターンシップに参加したのであれば、大まかな流れだけを書くといった書き方でも構いません。
カリキュラム内容だけでなく企業の担当者や他の参加者の印象なども含める
インターンシップのカリキュラムの内容だけでなく、その時の企業の担当者の印象や、他の参加者の印象なども細かく書きましょう。企業に提出する場合は、良い内容の書き方でなければいけませんが、大学に提出する場合に、インターンシップの担当者の印象が悪ければ、具体的にどういった所が悪かったのかを書いても構いません。レポートを大学に提出する場合は、あくまでも他の就活生のために書くので、比較に役立てられる情報を軸にした書き方をしましょう。
インターンシップのレポートの書き方のコツ③:何を感じて身につけたか感想を書く
インターンシップのレポートの3つ目の書き方は、参加したインターンシップの集大成となる感想を書きましょう。インターンシップを終えて、どの様な感情を抱いたのかということや、自分が何を身につけられたのかを書きましょう。例えば、「他の就活生は誰もが意識が高く、普段できないテーマの議論を本気ですることができて、大きな刺激を受けた。」という様な書き方をしましょう。
インターンシップでの経験を就活にどう活かすかを明確にするのがポイント!
インターンシップを受けることで身につけられた知識や、広がった視野を基にして、これからどういう風に就活を行うのかをレポートに書きましょう。
【例】
「1週間のインターンシップにより、○○株式会社が持つ自社製品に対するこだわりの強さと、時代に合わせた変化でユーザーのニーズに応えようとする姿勢を学びました。多くの企業から信頼される製品や情報を提供する考え方は、今後さまざまな分野の仕事を行う際に、大いに力を発揮します。顧客や取引先のニーズに合わせた企画立案を実行できる人間になるよう努力し、今後の就職活動に役立てます。」
インターンシップでの経験を就活に活かしていくと書くことで、内容によっては企業に好印象を与えられます。より志望度が高まったのであれば、具体的にどういう部分を体験して何を想い、志望度が高まるに至ったのか、詳しい経緯を書くことが大切です。
インターンシップのレポートは抽象的にならないように作成するとよい
インターンシップで魅力的なレポートの書き方を3つをご紹介しました。
インターンシップに参加した際には、レポートの提出が求められることが多いです。レポートの提出先に合わせて内容を変えましょう。企業に提出するインターンシップのレポートの内容によっては、次年度からインターンシップの内容が改変される場合もあります。読み手にとって有益な情報はどういう内容なのかを考え、それに合わせて書くことで、企業からも大学からも評価が高まります。
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