2019年11月26日(火) 更新

新卒採用の筆記試験と適性検査を突破する方法

新卒採用の筆記試験は企業ごとにタイミングが異なる

新卒採用では、ほとんどの企業が最初に筆記試験を用いています。筆記試験を行って、ある程度志望者の数を減らすのが目的です。

中には、選考のステップの後半で筆記試験を行う企業もあるでしょう。その場合は、すでに志望者の人間性などがわかっているため、多少結果が悪くても多めに見てもらえるケースがあります。しかし、選考前半で行われる筆記試験では、多めにみてもらえません。

筆記試験は「基礎能力検査」と「性格適性検査」

たとえ面接で自分をアピールする能力に自信があっても、筆記試験の時点でふるい落とされてしまっては、意味がありません。あらかじめ、筆記試験の対策をしておきましょう。

新卒採用の筆記試験は「言語問題」と「非言語問題」で構成された「基礎能力適性検査」と「性格適性検査」に分けられます。基礎能力適性検査は、国語や数学などのテストだと思えば良いでしょう。一方、性格適性検査はあなたの性格を知るためのテストです。

性格適性検査では求めている人材になりきるのもアリ

新卒採用の筆記試験における性格適性検査は「設問への答え方から性格を判断する」という仕組みです。答え方を工夫して、結果を本来の自分とは違う性格にするのは不可能ではありません。

目指す業界や企業、部署などで求められている性格が、本来の自分のものとは異なる場合、こうした対策をしたくなる人もいるでしょう。性格適性検査では、企業が求めている人材になりきるのもアリなのです。

しかし、バレる可能性が高いので素直に答えるのが無難

しかし、もし矛盾した答え方をすれば「嘘つき」と判断されるリスクがあります。うまく成功したとしても、筆記試験の後の面接で化けの皮がはがれてしまう可能性もあるでしょう。逆に言えば、新卒採用では、筆記試験の結果だけであなたの人格や向き不向きをすべて判断するわけではありません。なので、そこまで無理する必要が無いとも言えます。

また、偽りの性格で入社すれば、その後苦労し続けるという問題もあるでしょう。したがって、性格適性検査に「対策」するのはあまり勧められません。基本的には、ひねらず素直に答えておくのが無難でしょう。

筆記試験の基礎能力適性検査は問題集などで対策しておく

新卒採用の筆記試験で本当に対策すべきなのは、基礎能力適性検査です。このうち、「言語問題」は一般的な国語の問題ですから、文系・理系を問わず、あまり悩むことは無いでしょう。

問題になるのは「非言語問題」です。学部によっては、すっかり数学とは縁の無い生活を送っていた人もいるでしょう。そういう人はもちろん、そうでない人も、基本を思い出すために過去の問題に挑戦しておくべきです。新卒採用の筆記試験のための問題集を買っても良いですし、ネット上で探しても良いでしょう。

基礎能力適性検査は制限時間を超えないよう注意!

筆記試験の基礎能力適性検査は、手を付けやすい簡単な問題を先にやってしまうと、つい「勉強した気分」になって満足してしまいがち。また、難しい問題をやる前に時間切れになってしまう危険性もあります。

適度に難しい問題にも挑戦して、あらかじめ対策しておきましょう。逆に、実際の筆記試験では簡単な問題から片付けて、制限時間を超えないようにするのがセオリーです。

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新卒採用での筆記試験の適性検査はあらかじめ企業が求める人物像を把握し対策しておく

新卒採用の筆記試験と適性検査を突破する方法についてご紹介しました。新卒採用の筆記試験の難易度そのものは、それほど高いわけではありません。問題集を買って、繰り返し例題を解いて対策しておけば、まず大丈夫でしょう。

問題なのは、新卒採用では筆記試験よりも面接などの方が重要と考え、対策をしないというケースです。ある程度の準備は必要だという意識を持ち、しっかりと勉強しておきましょう。

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