面接の時間調整で気をつけたい電話の応対マナー

選考が進むにつれて企業と電話で日程調整を行うケースが増える

書類やWeb上で自身の情報（氏名、住所、学歴、自己PR、学生時代頑張ったこと、志望動機、ゼミでの活動内容など）を記入し、書類・Web上での書類選考が通過した後、面接試験に進むケースが多いです。

そして面接の日程調整についてメールで通知されるのが主流ですが、選考が進むにつれ、企業から直接電話がくる場合があります。これは企業が面接に来てほしいと思っている就活生に、確実に面接に来てもらうため、採用担当者から直接電話をかけて、面接の時間調整をするのです。

予め面接に行ける候補日を把握しておきましょう

先ほども紹介したように、企業の採用担当者から直接、電話がかかってきて面接の日程時間を決める場合があります。採用担当者から電話がかかってきた際に、その場ですぐに日程を決められるように、企業に応募する際に予めスケジュールを把握しておくようにしておきましょう。

かかってきた電話のその場で、自身の予定を伝え面接日程を決められるというのは、企業によっては1つの評価ポイントとしているケースもあります。

電話で面接日程の時間調整をする際のマナー

実際に企業の採用担当者から電話がかかってきて、電話で日程・時間調整をする際に気をつけたいマナーとはどのようなところなのでしょうか？就活生の電話マナーを重要視している企業は多いです。

ですので、しっかり気をつけておくべきマナーについて確認しておきましょうね。

言葉づかいは丁寧に

当たり前な話となりますが、本当に重要なことであり以外と、しっかりとした言葉づかいができていない就活生がいるので、あえてマナーとして紹介させていただきます。

電話を出る際には、「もしもし」といわないなど一般的なマナーを守り、大きな声でハキハキと、相手が聞き取りやすいスピードで話すようにしましょう。面接前の電話であったとしても、敬語ができていなかったり、印象を悪くしてしまうと今後の面接での評価にマイナスの影響を与えてしまうかもしれません。

面接に受かって採用されて、社会人となっても電話でのビジネスマナーは必須です。今のうちにしっかりと磨いておきましょう。

企業側から他社面接について聞かれた場合はごまかさない

就活中に企業側から電話がかかってきた際に、「他社の面接」について聞かれるケースがあります。その場合は「御社だけです」などとごまかすことなく、「御社の他に⚪︎社に応募して、⚪︎社と面接させていただきました」と正直に伝えるようにしましょう。

企業の採用担当者も、相当な人数を面接してきていますから、多くの学生が複数の面接を同時進行でスケジューリングしている事をわかっています。そのため、企業の採用担当者から、他社との面接について聞かれ場合は、正直に答えるようにしましょう。

決めた面接日程の都合が悪くなった際はどうする？

企業の担当者からの電話で、面接の日程・時間調整を済ませた後に、どうしても都合が悪くなるときは可能性としてあります。万が一、都合が悪くなってしまったときはどうすればいいかを紹介しておきますので、参考としてください。

面接日程の都合がつかなくなった時点で迅速に連絡する

決めた面接日程で都合がつかなくなった時点で、できるだけ早く企業の人事担当者に、時間調整の電話をしましょう。

先方は当然ながら、あなたが面接に来るであろう準備をして待っていますので、少しでも早い段階で電話で連絡を入れるのがマナーです。

1度時間調整した面接の日程は必ず守る

面接日程で都合がつかなくなった際に、企業の担当者へ再度日程・時間調整の電話連絡をして再調整をしてもらったのなら、必ずその面接の日程は守りましょう。たて続けに日程の時間調整をしてもらうのはマナーとしてもよくないです。

電話で面接の時間調整をする際には予めスケジュールの把握と言葉づかいのマナーを守る

企業の人事担当者と、面接の時間調整で気をつけたい電話の応対マナーについて、紹介してきました。電話マナーは就活において、面接・筆記・書類といった明確な試験内容に含まれておりませんが、評価ポイントの1つとしている企業が多いです。

面接などの準備が万全にできていると言って、決して安心してはいけません。就職活動では全てが見られております。面接・筆記・書類・電話でのマナー、服装、身振りなど幅広い範囲を採用担当者は見ております。自分の行為に責任を持ち、誰からいつ見られても恥ずかしくない行動を心がけることが大事ですよ。