2019年12月17日(火) 更新

採用内定通知書を企業から受け取った際に注意する事

注意点①:留年したら内定取り消し

長い就職活動を終えて企業から内定をもらった人は、一度は採用内定通知書を目にしているでしょう。採用内定通知書とは、企業があなたを新入社員として採用しますという書面です。最初に紹介する注意点は、採用条件には大抵「卒業した場合」と記載されており、当然留年した場合はこれに従い内定取り消しとなることです。もちろん、その他の入社条件も注意深く確認しましょう。

メールや口頭でも採用内定通知書と同じ効力がある

企業には採用内定通知書の発効義務が無く、メールや口頭のみの採用通知でも効果があることにも注意しましょう。これは雇用契約の場においても企業が契約書を発行する必要は無く、口頭の契約のみで雇用契約が成立することから起因しています。ちなみに採用内定通知書には雇用契約書のように労働条件に関しては明記されず、就職時に改めて企業から労働契約書が発行されることも大事な注意点です。

注意点②:紛失しても内定は取り消されない

就活生の中には採用内定通知書を紛失する人がいます。次に紹介する注意点は、採用内定通知書を紛失しても内定取り消しにはならないということです。採用内定通知書はあくまでも企業による意思表示で、それ以上の効力は持ち合わせていません。企業から提出を求められることもない書面なので、マイナス評価を受けることもありません。採用内定通知書が書面で送付されてくるのは、企業からの気遣いです。

内定取り消しになった場合に必要なので紛失しないよう注意

万が一何かの理由で内定取り消しとなった場合、採用内定通知書が無いと企業とのトラブルの元になる可能性があることには注意です。そのため採用内定通知書は失くさないよう大切に保管しておきましょう。内定や評価に影響が無いとしても、企業から受け取った重要な書類であることに違いはないという点に注意しておきましょう。

注意点③:採用内定通知書を受け取ったらお礼状を出す

最後の注意点は、企業から採用内定通知書を受け取った場合は必ずお礼状を出すことです。お礼状を出すことは社会人にとって一般常識であり、これを出さないとマイナス印象を与えかねません。企業側は「採用内定通知書を出したのにお礼も寄越さない」と思ってマイナス印象を持つのではなく。社会人にとって当たり前のことが当たり前にできていないという面にマイナス印象を持ちます。企業に入る前から自分の評価を下げないよう注意しておきましょう。

メールでも良いので必ず受け取ったその日にお礼状を送る

企業から採用内定通知書が届いたその日、もしくは遅くとも次に日にはお礼状を投函するよう注意してください。基本的にお礼状をだす場合は便箋で出しますが、もしお礼状を次の日までに投函できないというならばお礼メールを送信しましょう。遅くなったお礼状よりその日に出すメールの方に価値があるということにも注意です。お礼状にはお礼の言葉だけでなく今の心境や企業に入ってからの意気込みを添えるとよいでしょう。

就活マナーを改めて確認

就活中は、企業とのやり取りの機会が多くあります。これらは、ビジネスマナーをきちんと守ることが大切です。メールや電話のマナーは社会人として必要なスキルでもあるため、就活中から身に付けておくといいでしょう。マナーを身に付けるために目を通しておきたいのが「就活マナーマニュアル」です。就活に必要なマナーが網羅されており、メールや電話のマナーについても詳しく掲載されています。日程調整などのメール例も紹介しているため、確認しておくと役立ちます。 無料でダウンロードして、マナーでの失敗をなくしましょう。

企業が出す内定通知書は紛失しても問題無いがすぐにお礼状を書いて必ず学校を卒業するよう注意する

以上、企業から採用内定通知書を受け取った際に注意すべき事でした。採用内定通知書は企業から内定者への心配りです。そのことをしっかりと念頭に置き大切に保管し、必ずお礼状を出しましょう。また、採用内定通知書を受け取ったことに浮かれ、羽目を外しすぎたり遊び呆けて留年したりしないよう注意しましょう。

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