大手企業の新卒採用人数ランキング＆就活に活かせる知識

大手企業の受験を敬遠する就活生が多い

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月8日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「大手企業を受けますか？受ける人or受けない人、理由もあわせて教えてください」

アンケートに回答していただいた就活生の多くは、大手企業を受けないという意見が多いようです。その理由として、「学歴だけで判断するところが多いと聞いたから」「少数精鋭に興味があるから」などが挙げられています。逆に受けると回答した方は、「受験者も多いから、そこで通用するか確認したい」などが理由として挙げられました。。
どうせ受からないと決めつけて、就職したいけどチャレンジしない就活生も多い傾向にあるようです。では、実際にどれくらいの人数を採用しているのかを確認していきましょう。

新卒就活を賢く乗り切るには採用人数を確認

新卒の就活生にとって就活戦線を賢く乗り切るためには、

・「どこの会社に入りたいのか」
・「どんな会社に、どのくらいの採用人数が予定されているのか」

この2つのポイントをキチンと把握しておくことが大切です。下調べもしないまま、ネームバリューの高い企業ばかりを受けていると、狭き採用人数に泣いてしまうこともあります。笑顔の新卒の就活ライフをおくるためにも、毎年変化していく、そのときの採用人数をシッカリ認識しておきましょう。

会社の採用人数は「入りやすいか」のバロメーターになる

新卒就活生にとって「採用人数」を知ることは、「その会社の入りやすさの、バロメーターを知ること」に繋がります。たくさんの採用人数を予定している大手企業と、少ない採用人数を予定する企業であれば、はるかに入りやすいのは前者の大手企業でしょう。少ない採用人数の企業を受けることは、それだけ難易度や倍率もアップするはずです。

有名企業2015年卒採用人数ランキングをここで紹介

上記で、採用人数が新卒就活で役立つデータになるということは把握できたと思いますが、ここでは、2015年新卒の情報として、東洋経済オンラインの記事を元にした有名企業2015年卒採用人数ランキングを紹介していきますので、みていきましょう。

有名企業2015年卒採用人数ランキングはコレ↓

（順位）　 （企業名）　 （採用人数）
1位 　 イオングループ 2,200
2位 　 三菱東京ＵＦＪ銀行 1,550
3位 　 みずほフィナンシャルグループ 1,365
4位 　 大和ハウスグループ 1,266
5位 　 ファーストリテイリング 950
6位 　 日本生命保険 920
7位 　 セブン＆アイ・ホールディングス 900
8位 　 ＮＴＴデータグループ 870
9位 　 三菱電機 870
10位 　 積水ハウスグループ 849
11位 　 大和証券グループ 750
12位 　 明治安田生命保険 720
13位 　 エイチ・アイ・エス 700
14位 　 ＪＴＢグループ 690
15位 　 東京海上日動火災保険 650
16位 　 トヨタ自動車 620
17位 　 トランスコスモス 619
18位 　 日清医療食品 613
19位 　 積水化学グループ 605
20位 　 日本ＩＢＭ 600
21位 　 日立製作所 600
22位 　 パナソニック 600
23位 　 メイテックグループ 575
24位 　 ＡＬＳＯＫグループ 570
25位 　 野村証券 570
26位 　 ＳＭＢＣ日興証券 560
27位 　 ツルハグループ 530
28位 　 レオパレス２１ 500
29位 　 ノジマグループ 500
30位 　 あいおいニッセイ同和損害保険 500

大手企業の採用人数と業界の関係とは

採用人数を多くとっているところといえば、もちろん業界大手の会社です。その中でも全国に支店を持ち人の生活に密接に関わっている企業のほうが、採用人数が多い傾向にあります。

それでは企業ごとにどの程度の採用人数を掲げているのか見ていきましょう。

採用人数トップは小売大手のイオングループで2,200名程度

新卒就活生にとって、注目すべき「採用人数」ですが、ビジネスの拡大をねらい、従業員の数を増やす傾向にあるのが「イオングループ」です。2015年度卒業の新卒就活生のケースでは、2,200名の採用人数を受け入れた実績があります。

小売大手イオングループの雇用は、比較的安定していると言われているため、新卒就活生にとっては、まさにオススメの大手企業です。

三菱東京UFJ銀行も採用人数が多い

イオングループを追いかけるように、たくさんの就活生の採用人数を獲得しているのが、金融大手の三菱東京UFJ銀行です。日本の銀行業界でもエリートにあたる存在なだけに、この会社に入社したいと願う新卒就活生も数多くいるでしょう。2015年度卒業の新卒就活生のうち、1,550名を採用しました。同じく金融大手のみずほフィナンシャルグループでも1,300名程度の採用実績もあるため「銀行系大手」の大量採用が目立っているといえるでしょう。

「セブン&アイ」や「ユニクロ」も採用人数が増加傾向でねらい目

これらの企業以外でも注目したいのが、コンビニ業界大手のセブンイレブンを傘下におさめる「セブン&アイホールディングス」と、ユニクロやジーユーなどファストファッション大手企業が好調な売れ行きをしめす「ファーストリテイリング」です。
景気の良さ、売上がアップしている企業、大量の人員を求める企業ほど、新卒就活生の採用人数も増加傾向にあります。またシステムサービスをすすめる大手企業「NTTデータ」なども好調な業績のおかげで採用人数も飛躍しています。

どんな企業があるのか知ることも一つの選択

まずはどんな業界があり、業界ごとにどんな特徴があるのか知るのも一つの手です。自分の求めている企業の特性を知ることで職業選択の幅も広げることができるでしょう。業界マップでは、就活生に人気の高い21業界の200社以上の情報を一気に読むことができます。この機会に無料でダウンロードし、業界理解に役立てましょう。

新卒就活生は採用人数ランキングを参考に景気の把握が内定への第一歩！

新卒採用を狙う就活生にとって、アタリの出る確率の高い「採用人数の多い大手企業」を知っておくコトは、必須知識のひとつです。大企業がそれぞれどのくらいの採用人数をプランニングするかは、そのときの業績や景気の流れに大きく左右されます。新卒就活生にとって満足のいくスムーズな内定を目指すためにも、ぜひ知識をフルに活用させて「受かる新卒就活ライフ」を目指しましょう。