2019年12月19日(木) 更新

【医療事務の正社員になるメリット・デメリット】就活を有利に進める資格についてもご紹介

医療事務の仕事は堅実で安定した職業というイメージ!

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「医療事務の仕事に対してどのようなイメージがありますか?」というアンケートを実施しました。

  • 覚えることが多く大変そうだけど、やりがいがありそう。
  • 地道な作業
  • 責任のある仕事
  • 知的
  • 安定した職

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「医療事務の仕事に対してどのようなイメージがありますか?」

医療事務の仕事に対して、堅実で真面目なイメージを抱いている就活生が多いということがわかりました。「覚えることが多く大変そうだけど、やりがいがありそう。」「安定した職」という良いイメージを持たれることも多く、医療事務の仕事をしたいと考えている人も中にはいるのではないでしょうか。この記事では、医療事務として働く場合のメリット・デメリット、就職を有利にする資格について紹介します。

医療事務とはどういう職業か?

医療事務は、医療についての専門的な知識を必要とするため一般事務とは違う呼び方をします。主な仕事内容は、受付窓口業務とレセプト作成業務の2つです。受付窓口業務は、診察日の予約管理や入院の手続きなど、患者さんの対応をおこないます。レセプト作成業務は、患者さんが負担する医療費の計算をおこないます。医療事務のやりがいは、患者さんとコミュニケーションが取れることです。患者さんとコミュニケーションを取れれば感謝されることが多くなります。
また、医療事務は雇用形態が正社員だけではないので、パートとして働き育児と両立して長く続けることができます。患者さんの気持ちを理解できる人や丁寧に仕事ができる人が向いているでしょう。

医療事務で正社員になるには専門の知識や資格がある方が有利

病院で働きたいという女性にとって、看護師の資格がなくても医療事務で働くという道があります。医療事務として正社員になるには、特別な学歴は必要ありません。更に資格がなくても就職は可能です。
ただし、採用試験を受ける際に知識や資格があった方が有利なことから、医療事務の専門学校や講座に通う人がほとんどでしょう。

医療事務の正社員を目指す際のおすすめの資格

医療事務には国家資格がありません。それぞれの民間企業が経営する医療事務講座の修了試験に合格すれば民間資格が与えられるのです。民間資格の中でも、全国的に統一された内容での認定試験として以下の2つがあります。

・「医療事務技能審査試験」
・「診療報酬請求事務能力認定試験」

正社員として就職をするならば、全国統一試験で高い技能持つことが証明されている上記の2つの資格を取得しておくと良いでしょう。

医療事務の正社員になるメリットとは?

ここからは、医療事務の正社員として働くメリットを紹介していきます。もしあなたが今後医療事務の正社員になろうと考えているなら、ここで紹介するメリットを参考にして、モチベーションを上げていきましょう。本記事では、医療事務の正社員になるメリットを2つピックアップします。

メリット①:長く勤めると給与が上がりやすい

医療事務の正社員として働くことによる給与面でのメリットは、長く勤めると他の業種と比べても給料が上がりやすいというところです。医療事務の給与は看護師よりは低く、一般事務と比べてほとんど変わりません。
また、高学歴でなくても医療事務に就職できる可能性も高く、長く勤務していくと給与がアップしていきます。そのあたりが医療事務で正社員になるメリットといえるでしょう。

メリット②:女性にとって働きやすい環境

医療事務で正社員になると、女性の多い職場で医療機関とあり産休や育児休暇を取りやすいというメリットがあります。当然ながら、医療機関に関しての情報も多く得られ、家族の健康を考える際に参考になる場合も多くあるでしょう。
中には、病院の中に託児所が設置されているところもあり、女性にとって働き易い待遇となります。正社員ですので、当然社会保険も完備されています。これらは、医療事務で正社員として働く大きなメリットだといえるのです。

医療事務の正社員になるデメリットとは

メリットの一方で、正社員の医療事務を選ぶデメリットも紹介していきます。
何事にもメリット・デメリットがあるように、正社員の医療事務の仕事を選ぶことにもメリット・デメリットがあるのです。今から紹介するデメリットを参考にしてください。

デメリット①:残業が多い

医療事務の仕事のメインは「レセプト」という医療報酬額を請求するという内容になります。毎月月末から10日の間に、まとめて請求作業をしますので、残業は避けられません。
年末年始やゴールデンウィークでも同じですので、医療事務の正社員になると世間一般での連休シーズンでもプライベートな予定が入れられないというデメリットがあります。
また、大病院では外来受付が朝8時頃から始まるところもあり、早くから仕事をすることになるでしょう。

デメリット②:簡単に転職ができない

医療事務の仕事は、派遣やパートでも働くことが可能です。派遣やパートであれば、スキルを身につけながらより良い待遇の医療機関に転職をすることもできます。
ですが正社員は、派遣やパートのように転職したいからと言ってすぐにできる訳ではありません。なぜなら、正社員は派遣やパートとは違い、大きな仕事を任せられたりと責任が問われるからです。そして平日は残業も多いという理由から、転職活動もしづらいです。このあたりは医療事務だけに関わらず、正社員になるデメリットといえます。

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医療事務で正社員になるメリットは長く務めると給料が上がりやすい!デメリットは残業など

ここまで、医療事務で正社員になるメリットとデメリットを紹介してきました。医療事務の正社員に興味がある人は、まずは紹介した資格を取得して、派遣やパートからで働いてみるのがおすすめです。医療事務の仕事はあくまでも事務ですので、将来的にキャリアアップするのは難しいかもしれません。そして、一度正社員になってしまうと簡単に辞められないことが予想されますので、派遣やパートとして実務を経験してから決めていきましょう。

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