2019年12月18日(水) 更新

DICのインターンシップの内容と受かるための選考対策

DICのインターンシップ選考対策①:企業研究

DICはインクメーカー世界最大手の会社であり、印刷用インク、有機顔料、合成樹脂、電子情報材料などを製造しています。
そんなDICが学生向けに募集しているインターンシップへ参加すれば企業の業務内容を体験できるだけでなく、社員のひとたちと触れ合うことで社風を知ることができます。さまざまな利点のあるインターンシップへ参加するためにも、応募の条件や日時、DICがどのような人材を求めているのかを把握しておかなければなりません。まずはDICの企業研究から、どんな人材を求めているかを確認しましょう。

事業内容・状況について

IRからわかる「WOWOW」の事業内容・状況について解説します。「株主通信」によると、上期は錦織圭が活躍した「全米オープンテニス」、下期は「VISUAL JAPAN SIMMIT 2016」が貢献し増収、増益、増会員者数となりました。2016年3期の売上高584億円、営業利益87億円となりました。番組等に効率的な費用投下により、番組日は前年同期に比べ減少。今後、放映するコンテンツは、大型ドラマプロジェクト「銭形警部」やアカデミー賞受賞作品などを投下し、更なる増収増益を目指します。

DICは新しい価値のために成長を続けられる人材を求める

DICが求める人材は「チャレンジをおそれず、失敗から学んで大きく成長していける人」「世界に羽ばたく意欲のある人」です。自分と比較してみていかがでしょうか。求められる人材でなかったとしても、心配する必要はありません。これから自分を磨き、成長していきましょう。

DICの業績を確認

DICは総売上高8,000億円を突破する大手企業となります。その中でもプリンティングインキ事業は売上の40%以上を占めており、名実共にDICを支える柱となっています。
また、ファインケミカル事業は売上高が低いものの、利益率が高いためプリンティングインキ事業と並ぶほどの利益を出しています。

DICが抱える今後の課題

DICは主力商品であるプリンティングインキの市場は円熟期をむかえており、高い成長力を発揮しづらい環境です。そのため、新たなる事業の創出が望まれているのが現だといえます。 その状況に応える施策として、DICは積極的なM&Aにより事業ドメインを拡大しようとしています。戦略的な投資施策の成否が、今後の成長の鍵といえるでしょう。

DICのインターンシップ選考対策②:概要

DICのインターンシップ選考対策の2つめは、実施内容の把握です。
2016年度に開催されるDICのインターンシップは全15コースに分かれています。それぞれ1ヶ月から3ヶ月ほどの期間が設定されており、しっかりとDICの仕事や企業の役割を知ることができるでしょう。

15のインターンシップコース

  • 樹脂・塗料向け有機顔料の合成法基礎検討
  • 表示材料向け有機顔料の製造に関する基礎検討
  • 環境対応型高分子材料の研究
  • 異種接着材料の接着剤設計開発
  • フッ素官能基の特性を活かした高機能製品の開発
  • 添加剤による各種プラスチックフィルムの配向制御に関する検討
  • 機能性コーティング剤の配合設計と評価
  • 機能性加工製品の応用特性評価
  • PPSコンパウンドの設計・特性評価
  • ポリメチルペンテン中空糸分離膜の微多孔化(ガス透過 性向上)検討
  • 機能性無機酸化物の開発
  • 各種無機フィラーによる樹脂材料へのガスバリア機能付与の 検討
  • リチウムイオン電池材料の作製と電池特性評価
  • プリンテッドエレクトロニクス用材料(印刷インク)開発とその 電気特性評価
  • コンピュータシミュレーションCAE(Computer Aided Engineering)による流体解析

募集要項や報酬の詳細とは

基本的な参加資格


修士1年生、博士2年生を基本とします。
※テーマによってより詳しい募集内容があります。

DICインターンシップに参加すると交通費と食事代が支給されます。また宿泊施設が提供される場合もありますので、遠方から来る人でも無理なく参加することができるでしょう。

DICのインターンシップ選考対策③:実施内容

当日の具体的な行動をあらかじめ理解しておくことにより、インターンシップを成長に繋げやすくなります。DICのインターンシップで人気のコースを紹介しますので、参考にしてみましょう。

樹脂・塗料向け有機顔料の合成法基礎検討コース

このコースは鹿島工場にある精密合成技術3グループでおこなわれます。またこのコースの応募条件としては、上記の基本的な参加資格に加えて「有機合成化学を専攻している方。有機合成化学の知識のある方」とも規定されているので、よく確認しましょう。
コース内容としては、有機顔料の合成実験をおこない、安全性およびコストメリットの高い合成条件の探索および有機顔料の基礎的評価の実施をすると定めています。DICがどのように有機顔料を開発・製造しているのか、肌で感じることのできるコースだといえるでしょう。

コンピュータシミュレーションCAE(Computer Aided Engineering)による流体解析

このコースは、千葉県佐倉市にあるDICの総合研究所でおこなわれます。このコース単独の応募条件として、「機械や化学工学、電気・電子工学などでコンピュータシミュレーションを経験したことがある方」と定められているので、理系のなかでも非常にピンポイントな学生を対象としている点に注意しましょう。 コースとしては、現場などで抱えている問題をコンピュータシミュレーションCAE流体解析により解析して問題点把握と解決策の提案をすることを目的としています。大学で学んだ知識やスキルを応用したインターンシップとなるので、学生生活にもピンポイントで役に立つものとなるでしょう。

DICのインターンシップ選考対策④:応募書類(ES)

DICのインターンシップを受けるには選考を通過する必要があり、まず最初の関門となるのは応募書類(ES)です。この書類には、個人情報に加えて自己PRなども記す必要があるので、きちんと自分の意見をまとめておかなければいけません。

実際に出る設問とは

応募書類の設問

  • 自己PR
  • インターンシップへ応募した熱い想い
  • インターンシップを通じて学びたいこと

ES対策:自分の研究科目と結びつける

DICのインターンシップは理系コースのみに加えて、専門科目でない人はほとんど参加できません。そのため、応募書類は同じ研究をしている学生のなかで個性を表す必要があります。 その際に有効なのは、「自分は何故この分野の研究をしているのか」「将来自分はこの研究を世界に活かしていきたいのか」を主軸にして設問に回答していく方法です。学生が持つ目的と、それに結びつける方法が直線であればあるほど「優秀な学生」という評価をもらえるので、選考に通過しやすくなります。

DICのインターンシップ選考対策⑤:面接

DICの書類選考に通過すると、次に控えているのは面接による選考です。書類選考よりも気をつける点が多く、難易度が高くなるので、しっかりと対策をする必要があります。

面接でよくされる質問

面接での質問

  • 他のインターンシップは受けましたか?
  • なぜDICのインターンシップを選んだのですか?
  • 学生時代の成功体験はありますか?
  • 自分自身をどんな人物だと思いますか?

面接での質問は、応募書類で回答した内容をもとにして聞かれることが多いです。応募書類を提出する前には、必ずコピーをとっておき、あとで見返せるようにする必要があるでしょう。

面接対策:嘘はつかず等身大の自分で勝負

面接となると、とっさに緊張して自分の成果を大きくいってしまうこともあります。しかし、これは返って悪印象を抱かせる原因となるでしょう。大手企業の面接官は年間で何百人もの学生たちと対応している人事のプロフェッショナルです。そのため、嘘をつくと仕草や話し方でほぼバレてしまうでしょう。 目立つ才能や成果がなかったとしても、面接官の質問に対して素直に答えていれば好印象を抱かせることができるので、等身大の自分で勝負をするようにしましょう。

選考を通過するためにおさえておきたい体験記

インターンは学生にとって魅力的なものですが、参加するためには選考を突破しなければならないものも多いです。特に内定直結型のインターンになると多くの学生が応募するため、選考さながらの倍率になります。そこで、事前にやっておきたいのが面接やグループディスカッションの対策です。多くの学生が、インターンに参加するためにさまざまな対策を練ってきます。インターンの参加権を勝ち取るためにも「選考体験記マニュアル」で対策を始めましょう。

DICのインターンシップは15コースに分かれており選考には書類の提出と面談があるので対策は必須

DICのインターンシップは15コースに分かれているため、自分が進みたい方向性を考えて選びましょう。ただし、応募資格は基本的に、修士1年生、もしくは博士2年生の方のみとなっている点に注意です。
参加には選考として書類の提出と面談があるため、対策が必要です。紹介した企業研究などをおこない、DICが求める人物像に自分を近づけてインターンシップに参加してみてください。

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