2017年08月10日(木) 更新
コンサルタントを目指す就活生がおさえておくべき基礎知識|業界の現状を知って内定に繋げよう
目次
コンサルティング業界とは
「相談を受ける」という意味を持つ業界

生活する中で、「コンサルタント」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。この「コンサルタント」は元々、英語の「consult(相談する)」から派生した言葉なのです。コンサルティング業界で使われる用語としては、以下のものが挙げられます。
用語
◆コンサルタント・・・相談する人
◆コンサルティング・・・相談を受けること
◆コンサルティングファーム・・・相談を受ける会社
自身の持つ専門知識を活用して、アドバイスをおこなう人はみな「コンサルタント」と呼ばれています。「コンサルタント」は、名前の通り相談役のプロです。客は、自分の利益を上げるために、コンサルタントに相談します。そして、利益が上がるという確信を持てた際に、その働きに対して対価を支払うのです。
外資系と日系の2種類が存在
コンサルティングファームには「外資系」と「日系」の2種類があり、「企業が求める人物像」に大きな違いがあります。「外資系」は実力重視であり、「日系」は人柄重視です。コンサルティング業界の中では、外資系で日本国内に支部を構えている企業も多くあります。求める人物像と代表的な企業を参考にして、自分にどちらが合っているかを判断しておきましょう。
「外資系」と「日系」が求める人物像
◆外資系・・・自分の意見を率先して伝える積極性と向上心を兼ね備えた人物。
◆日系・・・周りと協力することで平和的に物事を解決できる人物。
外資系
◆マッキンゼー・アンド・カンパニー
1926年にジェームズ・O・マッキンゼーにより設立されたコンサルティングファーム。本社はアメリカ合衆国。1971年に東京支社を開設。
◆ボストン・コンサルティング・グループ
1963年にブルース・ヘンダーソン、ジェイムズ・アベグレンらによって設立された。本社はアメリカ合衆国。1966年に世界2番目の拠点として日本法人を開設。
◆ベイン・アンド・カンパニー
1973年にビル・ベインらのコンサルタントによって設立された。アメリカ合衆国を拠点として活動している。1981年に東京オフィスを開設。
日系
◆アビームコンサルティング
2003年に、デロイトトウシュトーマツから脱退して、アビームコンサルティングに社名を変更。「日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファーム」を掲げている。
◆ドリームインキュベータ
2000年に、ボストン・コンサルティング・グループの日本代表だった堀紘一が創立。コンサルティングや投資事業を主に行っている。
コンサルティング業界の仕事
主な業務の流れ

経営戦略を提示して、課題の解決に繋げることが、「コンサルタント」の仕事です。コンサルティングファームで働く社員は、人事や経理などのサポート職員を除いて、全員「コンサルタント」になります。業務自体は、会社が請け負ったプロジェクトに、社員が割り当てられていくのが一般的です。プロジェクトの流れごとに、担当が決まっているわけではなく、メンバー全員が全ての内容に関わります。プロジェクト終了後に、チームは解散となり、次のプロジェクトに向けての準備を始めるのです。
プロジェクトの流れ
【ヒアリング・調査】
↓
【仮説の構築・検証】
↓
【課題の設定】
↓
【解決案の提案・実行】
コンサルティング業界の現状
「経営戦略」が浸透している

近年、企業の「経営戦略」のレベルが格段に上がってきています。
これまで、コンサルティングファームが提案してきた、標準的な「経営戦略」が社会に浸透しているからです。最近は、本を読むだけで、コンサルティングの知識を得ることができます。プロフェッショナルに頼まなくても、ある程度企業で対策が可能になっているのです。
コンサルティングファームの急速な成長
近年、IT技術の発展により、IT系のコンサルティングファームは、急速な成長を遂げています。ITを、コストの削減や、ビジネスの自動化に使うようになったからです。顧客の満足度・信頼度の向上や売上拡大を目指す「顧客関係管理」や、製造過程を企業間で共有し、効率化を図るための「供給連鎖管理」などに使われています。
コンサルティング業界の今後
経営戦略の提案から解決策の実行への転換が必要

基本的な「経営戦略」の浸透により、企業のレベルが格段に上がっています。しかし、戦略は分かっていても、実行までの過程が分からないという企業も出てくるでしょう。これからは、企業のニーズに合わせて、解決策の提案までをおこなう「コンサルティング」が必要になってくると考えられます。
コンサルティングファームが新事業を行う時代
コンサルティングファームの中には、他企業と協力して事業を立ち上げるところもあります。別業界の企業が、コンサルティングファームに出資を募り、新しい会社を作ることも増えてくるでしょう。これらは、必ず成功させるという証明になるとともに、ビジネスチャンスにも繋がります。
コンサルティング業界への就活で役立つ情報
採用の時期

大手の外資系コンサルティングファームは、インターンに参加した学生から内定を与えていきます。その他のコンサルティングファームや、日経コンサルティングファームは、秋~冬にかけて本選考がおこなわれ、内定が決まる流れです。コンサルティングファーム特有の試験として、「フェルミ推定」や「ケース面接」などがあります。
必要な資格
コンサルティング業界へ就職するために必須な資格はありません。しかし、新卒の場合は、英語力をアピールできる資格があれば有利に働きます。関連資格として、MBAなどが挙げられます。MBAは、日本語で「経営学修士」と呼ばれており、経営学を修めたものに授与される専門職学位です。海外での取得が一般的でしたが、近年、MBAを学ぶことができる大学が、日本でも増えています。
コンサルティング業界の仕事内容などを知って就活に繋げていこう
自身の専門知識を活用して、アドバイスをおこなうのが「コンサルタント」です。コンサルティングファームには、「外資系」と「日系」の2種類があり、それぞれの求める人物像が異なります。企業に経営戦略の提示して、課題解決に繋げていくのが仕事です。現在、一般的な「経営戦略」の浸透により、課題の解決よりも、解決方法を求められています。コンサルティング業界の今やこれからを知って、これからの就活に繋げていきましょう。
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