2016年11月29日(火) 更新

ホテル業界への就活知っておきたい適性と現場の実情

ホテル業界は体力勝負

都市部にあるシティホテルや地方のリゾートホテルなど、綺麗でお洒落でスマートなイメージのあるホテル業界ですが、実際は体力勝負です。ほぼ一日立ちっぱなし、動きっぱなしになる事も多いので、覚悟が必要です。また希望のセクションに配属されるとは限りません。新入社員は多くの場合、まずレストランに配属されます。レストランで接客の基本を学ぶ事からホテルマン生活が始まるケースが多いのです。ホテルに就職したけれど、最初はレストランでウェイターやウェイトレスを頑張る、という覚悟と心構えで就活をして下さい。

ホテルは長時間の肉体労働だが仲間の結束は固い

ホテル業界で働く肉体的な辛さをまずお伝えしましたが、実際に現場で働いている人たちの話を聞くと、大変である分、仕事仲間同士の結びつきは強く、信頼感やチームワークを感じながら働いている人が多いようです。肉体的には疲れるけれどその分充実感が大きく、チームワークを大切に出来る、という環境に自分が向いているかどうか、就活を始める前によく考えてみて下さい。好きかどうかだけでは務まらない仕事ですが、適正があれば乗り越えて行けそうです。

ホテル業界で就活するときHRS(日本ホテルレストランサービス技能検定)があると有利

ホテル業界へ的を絞って就活をする時、持っていると強い資格、他の応募者と差別化がはかれる資格とは何でしょうか?海外からの観光客が年々増えていますので、英会話は最低限出来た方が良いでしょう。同時に中国からの観光客も多くなっていますので中国語会話が出来ると有力なアピールポイントになります。さらにホテル業界では有名なHRS(日本ホテルレストランサービス技能検定)を取得していると、熱意がアピールし易くなりますね。

ホテルでは重要視される大切なポイントはマナー

お客様にいかに心地よく過ごしていただけるか、満足していただけるかを常に考えているホテルマン達は、マナーの達人でもあります。また、基本的なマナーを押さえておくことで、就活中に採用担当者に「この人はマナーが解っているな」と印象付ける事が出来る可能性もあります。就活中からマナーについてしっかり勉強し、毎日が実践のテストを受けているつもりで過ごしましょう。知らず知らずに身に付いたマナーは、大きな財産になります。

実際に自分の目でホテルを確かめる

ホテル業界は24時間営業です。時間帯によって雰囲気がだいぶ異なります。就職を希望するホテルや、競合になるホテルなど、行ける場所にホテルがあるのであれば、就活中でも、就活が始まる前にでも、時間帯を変えて、実際に足を運び、目で見て肌でホテルの雰囲気を感じてみると良いでしょう。自分で見聞きし、感じた事は面接で話す材料になります。

志望動機を念入りに考えよう

ホテル業界へ応募する就活生のほとんどは「接客が好き」「人と関わる事が好き」「おもてなしをしたい」と語ります。もちろん、志望動機のベースはそこですが、他の就活生と差をつけるためにも、そこからさらに踏み込んだ志望動機を面接で伝えると印象に残り易くなります。ホテルの経営母体や運営会社についても調べておくと、話す内容が広がりますね。

ホテル業界は体力が大事でマナーが重要視されるので技能検定などを取って準備する

華やかなイメージとは違い、ホテルマンは体力勝負の肉体労働です。一日立ちっぱなし、動きっぱなしの仕事を笑顔で、何年も出来るかどうか、まず冷静に自分に適性があるか考えてみて下さい。そして就活をしながらも、お客様を装い、何度もホテルを訪れ、自身の目でホテル業界の空気を感じてみましょう。就活が終ったら、そこで自分が働いているイメージも持てると、より就活を頑張れそうですね。

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