2017年07月20日(木) 更新

高卒の就活・転職を成功に導く5大対策 【フリーター対応】

高卒の求人数は増え続けている

高卒で働くのは大学に進んだ友人たちよりも先に、社会に出て働くことを意味します。高卒者向けの求人数も年々増加しており、厚生労働省が発表した「平成27年度「高校・中学新卒者の求人・求職状況」取りまとめ」によると高校生の求人倍率は1.54で求人数は前年比19.9%と増加しました。 また高卒の就職率は96.7%と高水準を誇っており、人生設計や働く上での選択肢として、十分に考えられるものとなっています。

学校から就職先を紹介してもらえる

高校生が就職活動を行う場合は、主に学校の先生から仕事を紹介してもらう形になります。自分の目指したい方向性や特技を活かせる職場を紹介してもらい、実際に面接を受けて採用されるという流れです。

早く社会人としての経験を積める

高卒で就職した場合、専門学校よりも2年早く、大学よりも4年早く社会にでることができます。これは大きなメリットで、社会人として働くことで人間的な成長を誰よりも早く成し遂げることができるのです。 未成年で働くという苦労はあるものの、得られるものも沢山ありますよ。

アルバイトより高い収入を得られる

18歳からフルタイムの仕事で働く場合、アルバイトをするよりも高い給料を得られる点も魅力ですよね。仕事上の苦労はアルバイトよりも多いものの、まとまったお金がもらえるため、プライベートや趣味を充実させることができます。初任給で親孝行をしてみるのも、きっと感謝されるでしょう。

大手なら大卒との年収差も少ない

それでは、気になる生涯賃金について確認したいと思います。これは入社から定年まで勤めあげた場合に稼げる一生分の賃金のことです。これを比較した場合、従業員1,000名以上の大手企業の場合だと、差は7,000万円ほどです。従業員数100名未満の小規模な会社でも、差はほとんどありません。 しかし、100~999人未満の場合だと、約1億円もの差が生まれています。このように、高卒と大卒の署外賃金の差は、大手と小規模な事業所では少なく、中規模なほど大きくなることが分かりますね。目指すならば大手に越したことがないといえるでしょう。

高卒の就職活動で注目すべき点

ここからは、大学に進学せずに高校を卒業して就職をする「高卒」としての働き方を状況ごとにみていきましょう。 高校生の就活は3年生の7月~8月にかけて会社見学や説明会が開催され、実際の求人応募や学校推薦は9月の初旬に開始されます。9月中旬から選考開始するスケジュールになっており、高校生の学業優先を最大限に考慮したものになっています。 勉学と就活の両立は大変ですが、自分の入りたい企業を目指して頑張ってみてください。

会社選びで重視する点

就活で目指す企業はどのように選べば良いのでしょうか? 男女ともに会社選びで重視するポイントは仕事内容というデータは非常に参考にできます。知名度や会社の規模にこだわっていないことがわかりました。そのほか初任給の額については約4割が「こだわっていない」という結果が出ています。 つまり、給料の多さよりも自分のなりたい仕事に就くことを大切にしているということです。就きたい企業に入社するためにもしっかりと対策を取っておきましょう。

企業側が高卒者に求めるものを知ろう

入りたい企業がある場合、ただ志望するだけではいけません。相手の企業がどんな人材を求めているのかを知っておかないと、「見当違いな学生が来た」と思われてしまいます。 企業が採用にあたって重視する能力は7つあります。とくに1~4は面接でもしっかりとみられる部分なので、意識しておく必要があります。

高卒の就職先のオススメ9選

「卒業して働きたいけど何をしてよいかわからない」という人のために、高卒として就職する場合のオススメの仕事を7つ紹介します。趣味や特技を活かしたり、安定性を目指したりするなど、自分に合ったものを見つけてください。

高卒のオススメの仕事

  • 公務員
  • 営業
  • 販売・接客
  • 施工管理
  • 事務
  • プログラマー
  • 鉄道会社

オススメ①公務員

安定性バツグンの公務員。入るために面接や試験があり、難しいイメージがあるものの、実際はそうでもありません。高卒者を対象にした採用枠があるため、そこを積極的に狙っていきましょう! 公務員には「国家公務員」と「地方公務員」という2種類があり、一般職や総合職、事務職や技術職などの仕事内容があります。公務員は事件などを起こさないかぎりはクビにならないため、定年まで安定した暮らしを送りたいひとにはオススメです。

オススメ②営業

営業職に大切な体力と元気があれば、応募ができる!個人向けの営業などは採用されやすく、コミュニケーション能力に自信のある場合は挑戦してみてもよいでしょう。 決められた売上を上げないといけませんが、自分の実力次第で給料を上げていける仕事です。正社員として働けるので比較的安定していますよ。

オススメ③販売・接客

人と接するのが好きな人には、販売業や接客業などのサービス業もオススメです。初対面の人に話しかけるのは誰にでもできることではなく、それを自然にできるというのは立派な才能です。 店舗に出てお客様に最適な商品やサービスを提案し、満足してもらうのもこの仕事の醍醐味です。

オススメ④施工管理

施工管理という耳慣れない言葉は、工事現場などの現場監督のことです。学歴よりも手際の良さや体力、不屈の精神が重視される仕事なので、高卒も採用されやすい点に注目しましょう。事前に土木工事や建築などの経験があれば、より採用されやすくなるでしょう。

オススメ⑤事務

事務の仕事といえばPCを操作して行うデータ入力、電話対応や来客の対応、書類の仕分けなど多くの内容があります。新卒以外は未経験では難しいかもしれませんが、アルバイトでもよいので経験があればグッと入りやすくなります。 会社によっては専門的な知識や、特別な資格がいる場合もあるため、事前に調べて準備しておくとよいですよ。

オススメ⑥プログラマー

プログラマーとはPCを操作してソフトやアプリの設計をしたりする仕事のこと。専門性が高く技術力を重視するため、高校の授業で習っていた場合などに就職で有利です。IT業界は常に人手不足になるので、入りやすい職種です。

オススメ⑦鉄道会社

JRや私鉄などの鉄道会社も高卒で活躍している先輩たちが多くいます。入社後は電車の車掌や運転手として活躍が見込めます。人々の生活に関わる重要な仕事であり、朝も早いですがやりがいをもって働けます。

オススメ⑧工場

大手企業の製造工場などの勤務もオススメです。現場によっては力作業もあり大変ですが、規則がしっかりしているところや、交代制の向上ではメリハリのある労働時間の中で働ける点が魅力です。 勤務中は仕事に集中し、退社後にプライベートな時間を満喫するなど、公私を切り離した生活がしたい人にはオススメできますよ。

オススメ⑨受付オペレーター

人と対面しない接客業として、受付オペレーターの仕事があります。コールセンターなどに勤務し、お客様からの問い合わせに対して電話で答えるというもの。その範囲は様々で、チケットの発券の仕方から、製品の使い方が分からない、故障時のトラブルなど様々です。 未経験で始められるものの、問い合わせ内容への知識を勉強する必要があります。また、クレームなどの対応で心が傷つくかもしれないため、ある程度割り切って仕事ができる人向けといえそうです。

対策①失敗しない面接での受け答え方法

高卒として新卒で入社するためには、当然ながら面接を突破する必要があります。企業の偉い人を相手に面と向かって話しをした経験はないと思うので、緊張してしまうかもしれません。ですが、事前に準備しておけばなんとかなるものです。

面接で聞かれること

面接で面接官は「協調性・コミュニケーション能力」、「基本的な生活態度・マナー」、「責任感や積極性」、「人柄」をさまざまな質問から見極めようとします。これから紹介する質問がすべてではありません。「自分がどうなりたいか」、「なぜこの会社で働くのか」、「長所・短所」がわかっていれば、どんな質問がきても対応可能なのです。

面接で聞かれること


・「会社を選んだ理由」
→志望動機を事前に準備しておきましょう
・「自己紹介をしてください」
→ただ名前を名乗るのではなく、1分くらいで性格が分かる内容を説明してください。 学校の話やクラブ活動、影響を受けた人などを盛り込んでください。
・「趣味はなんですか」
→「とくにありません」ではなく、面接官が関心を持ってくれるような話をしましょう。このやりとりにはコミュニケーション能力を測る要素が含まれているのです。
・「自分はどんな人間(性格)ですか?」
→長所と短所を説明してください。短所より長所を面接官に印象付けるようにしてください。
・「得意な科目はなんですか?」
→好きな科目を話してください。なぜ得意なのかをわかりやすいようにしてください。
・「学校生活で思い出に残っていることは?」
→学校生活の中で思い出に残っている1つを話してください。なぜ思い出になったのかを具体的に説明してください。
・「学校について教えてください」
→学校の特徴や力を入れていることを話してください。
・「アルバイトをしたことはありますか」
→なければ「ない」と答えてください。
・「最近どんな本を読みましたか?」
→内容だけではなく、どう思ったかを簡潔に話せるようにしてください。
・「何か質問はありますか」
→「とくにありません」ではなく、積極性やコミュニケーション能力をアピールするためにも質問はしてください。

参考になる例文


○「会社を選んだ理由」
学校からの推薦だったことが受けたきっかけですが、両親に相談やインターネットで会社概要を拝見し、御社がこれからも成長していく会社で自分も成長できると思い、志望しました。
○「自己紹介をしてください」
「私はバスケットボール部に所属していました。身長は高くなかったのですが、その身長を活かしてポイントガードでチームの司令塔的役割を果たしていました。副キャプテンとして挑んだ最後の大会で過去最高の県内ベスト4までこぎつけました。努力の大切さとチーム一丸の重要性を誰よりも知っています。」
○「趣味はなんですか」
「音楽鑑賞です。とくに60年代のロックをレコードが聞くのが好きで、休日にはレコード屋巡りをします。最先端の音楽も聞きますが、その源流部分から新たな価値観が発見できると思っています。」
○「学校生活で思い出に残っていることは?」
文化祭です。文化祭ではバンドを組んで演奏しました。仲がいいメンバー3人で組みましたが選曲や練習方法で意見の食い違い、対立がしばしばありました。それでも何度も意思疎通を図り、これまで以上の絆が生まれ、本番演奏後は3人が感極まって涙を流しました。文化祭本番の光景は一生忘れません。そしてバンドを組んだメンバーは一生の友人です。
○「自分はどんな人間(性格)ですか?」 私の長所は協調性を重んじることです。人間関係を円滑化するためには協調性が必要と部活動、クラブ活動で学びました。人の意見を素直に傾けるようにしています。
短所はいろんな人と仲良くなれるので八方美人と捉えられてしまうことです。相手の意見に振りまわれないようにして、自分の意見を示すようにしたいと思っています。
○「学校について教えてください」
「○○(学校名)は、「至誠」、「勤勉」、「質実」「剛健」、「協同」の5つをモットーにしています。学校生活では指定制服がないため私服ですが、全員学生らしい服装をしています。体育祭や文化祭などのイベントでは生徒が自主的に任せられるのが伝統です。私たちの代の球技大会ではすべての学年のクラスが対抗する形を採用しました。」
○「アルバイトをしたことはありますか」
「はい、近くのガソリンスタンドで夏休みの間だけ行いました。アルバイトをした理由はどうしてもドラムセットが欲しくて、親からのお金ではなく、自分で働いて手に入れたいと思ったからです。」
○「最近どんな本を読みましたか?」
「太宰治の『人間失格』を読みました。読み終えた後、何とも言えない虚無感に包まれましたが、人の負の部分に向き合う大切さを学びました。悩みがあるからこそ、人は成長できるとも感じることができました。
○「何か質問はありますか」
「求める人物像について教えてください。」、「御社の目指す「成功」とそれに対して私に期待することは何でしょうか」など。

志望動機の書き方

志望動機とは、自分が目指す会社に「なぜ入りたいのか?」をしっかりとした言葉で伝えるもの。「ただやってみたかったから」、「お金が欲しいから」などストレートすぎるものではいけません。志望動機とは、自分が目指す会社に「なぜ入りたいのか?」をしっかりとした言葉で伝えあくまでも熱意や入社してから何をしたいのかを伝えられる内容志望動機とは、自分が目指す会社に「なぜ入りたいのか?」をしっかりとした言葉で伝えにしなければならないのです。 ここからは、志望動機の書き方で重要な5つを紹介します。

重要な要素

  • 数ある中企業の中から選んだ理由
  • 関心を抱いたきっかけ
  • 同業他社との違い
  • 人生観と企業のつながり
  • 実現したいことのビジネスプラン

参考になる例文


私は将来料理人になって、将来は自分の店を持ちたいと思っています。 御社は産地直送にこだわり、料理のひとつひとつに優しさがこもっている点と独立支援をしている点にひかれ、御社を志望させていただきました。

高卒でフリーターになったとき

高校生の就職率は100%ではありません。何%かの高校生は就職をせずに未就職、つまりフリーター(ニート)の道を選んでいます。フリーターで働いていたとしても雇用が不安定で年収は上がる見込みは薄いのが現状。ニートやフリーターから正社員として雇用されることはなかなか難しい現実がありますが、決して閉ざされているわけではありません。 対策を理解していれば、就職するチャンスはたくさんあります。

いつまでもそのままではいられない

フリーターやニートとして生活していれば気は楽です。大きな責任を負う必要もなく、自分の思うとおりに生きていけるでしょう。ですが、それは永遠には続きません。 なぜなら、フリーターやニートが許されるのは若いうちだけだからです。フリーターは収入が少なく、年を重ねるほどに仕事もなくなっていきます。家庭も持てずに最後には何ものこらないかもしれません。 そうなるまえに、行動に移してしまいましょう。今から始めれば決して遅くはありません。

高卒の求人は少ない現実

フリーターをしながら別の仕事に就こうと思っても、なかなかうまくいかない現実があります。ハローワークなどの求人検索を使うとわかると思いますが、高卒の求人数があまり多くはないからです。ほとんどは専門卒、短大卒以上で締められており、自分の希望する職種には応募すらできないという現実があります。

まずは自分を見つめなおそう

年齢を重ねるごとにフリーターからの脱却が難しくなっていきます。今は音楽活動や趣味などやりたいことがあったとしても、それが将来的に続けられるとは限りません。夢を追い続けるにも、賞味期限があるのです。 本当に目指したい道があるなら、全力で突き進むべきですが、まずはいったん自分を見つめ直してみましょう。今までの人生を振り返ってみて、自分が本当にやりたいこと、今後の人生をどうしていきたいかを「再発見」してください。

対策②フリーターからの就職活動の心得

フリーターから正社員や契約社員を目指そうと誓った場合、まずは就職活動への準備を起こしましょう。思い立ったら即行動、若いうちはこれに尽きます。 金髪なら黒髪に戻し、リクルート用のスーツを買いましょう。安いものは1万円からありますが、奮発してもかまいません。高卒でストレートに就職した同級生たちとはブランクがあるものの、フリーターとして得られた経験を武器にしていきましょう。

企業が求めるニーズを理解する

就活は入りたい会社選びから始まるため、その理由を明確にしておきましょう。なんとなくではなく、ちゃんとした理由で選んだ会社なら間違いありませんからね。ただ、入りたい業界の会社にやみくもにエントリーしまくるのはよくありません。節操のない行動を慎み、スマートに行っていきましょう。 まずは、企業が求めるニーズを理解することからはじめます。企業が取り扱っている商品やサービスを調べてみましょう。工業製品の営業を募集している場合は、商品を売り込める元気のある人物、工業製品の設計を行う場合は冷静で正確な作業ができる人物を求めているはずですよね? 企業が求めているであろう人物像と、自分が一致しているかどうかを確認してみてください。

手に職をつける

「手に職があれば就職が有利」こんな言葉を周囲の人から聞いたことはありませんか?手に職とは特殊な技術や資格のことです。技術系の高校の授業で資格を取れていれば理想であり、そうでなくても独学で取りに行きましょう。 資格はその人の技術を客観的に判断するものであり、会社側も初対面の人物像を把握しやすくなるため、もっておいて損はありませんよ。

自分の長所と短所を理解する

毎朝顔を洗う時以外に、自分という人間をしっかり見たことはありますか?自分を知らなければ相手の会社に売り込むことはできません。 長所と短所をしっかり把握し、面接で質問されたときにすぐに受け答えできるようにしておきたいですね。 さらに、長所は仕事選びの際にも重要なポイントとなり、粘り強い性格なら細かい作業、気が短い性格なら力仕事に向いていると判断することもできます。

面接で聞かれること

未就職の面接でも一般的な「なぜこの企業を選んだのか?」、「なぜこの職種なのか」、「長所・短所」などの質問があります。 そのほか「仕事をしていない時期」と「なぜ社員になろうと思ったのか」について必ず聞かれます。答え方として「ポジティブ」と「簡潔」を意識して話しましょう。

参考になる例文


「音楽活動を本格的にしたいと思い、同級生3人とバンド活動を行っていました。不定期にライブもあるため定職に就きませんでした。
活動を4年と区切っていたため、昨年バンドを解散し、正社員で働きたいと思い、未経験でも応募可能の御社を志望しました。」

志望動機の書き方

フリーターであってもアルバイト経験はあるはずです。短期や長期であってもその経験はアピールポイントになります。大事なのはフリーターを脱する覚悟や決意を伝えることです。何となく仕事につかなければならないからという気持ちは百戦錬磨の採用担当者に見破られます。正社員として目標を叶えたいという意欲を伝えましょう。

参考になる例文


私が多くの○○会社があるなか御社を選んだのは、若手社員の人材育成に力を入れている点に大変興味を持ったからです。
私はアルバイトとして○年間コンビニエンスストアで働きました。いまでは新人トレーニングを任せられる立場となり、6名のシフト管理を任されています。また新人がすぐに戦力になれるように、OJTトレーニングを考え、実践しています。
ある日、御社の人材育成セミナーに参加し、人材育成の本質について学びました。その時に自分が就きたい仕事は「人材育成」であると気づきました。 正社員経験として1日も早く戦力として活躍できるよう頑張りたいと思います。

対策③大学中退の場合

大学に進学したものの途中で中退してしまうと、企業によっては最終学歴を高卒と判断される場合があります。ある調査によると8人に1人の割合で大学を中退している結果がでています。とくに文学部や経営・経済学部、社会学部をはじめとした人文・社会学系が多いのが特徴です。 大学入試の狭き門を突破したのですから、大学中退にも大きな意味があります。ここでは、履歴書の書き方や面接での対応例などを紹介します。

履歴書の学歴には必ず記載

採用活動に欠かせない履歴書の学歴には、必ず大学中退と記載しましょう。記載がない場合は学歴詐称になりかねません。そのため中退した場合は正直に履歴書に書かなくてはいけないのです。 中退が必ずしも採用上のデメリットになるわけではありません。企業側としては「なぜ中退したか」の理由を知ろうとしているため、理由や伝え方次第ではポジティブな印象を与えられるのです。

面接で聞かれること

面接ではさきほど説明した「中退した理由」と「中退からこれまでの経緯」を聞かれます。企業は中退者に対してマイナスイメージだけを持っているわけではありません。理由がマイナスになりやすいだけです。企業が納得できる理由を考えて、自分の中で整理しましょう。

参考になる例文


私は大学1年の夏に中退しました。もともと行っていたアフィリエイトが軌道に乗り、起業しようと考えたからです。
中退は学歴のハンデになると思いましたが、結果がついてくればそれは関係なく、大学で学ぶよりも社会に出たほうが多く学べると考えるようになりました。現在はフリーとして複数のアフィリエイトサイトを運営し、年収○○円を稼いでおります。

対策④高卒で転職活動

最後は高卒で就職し、転職活動を行っているパターンです。いわゆる高卒転職です、卒業後3年以内の離職率は大卒が32.3%、そして高卒は40%と高い水準になっています。 高卒の転職活動はめずらしくありません。ただし、転職サイトを見ると応募要件に「大卒以上」という文字があります。こういった企業の応募してはいけないのでしょうか。

実績があれば学歴はハンデにならない

転職希望者が企業に求められるのは「即戦力」。学歴重視をしている企業であってもすぐに活躍できる人物を重宝しています。「大卒以上」を求める企業は年々少なくなっており、学歴よりも仕事ができるか を重視する傾向にあります。実績があれば、学歴は足を引っ張ることはないので、高卒は大卒よりも長い社会人経験があるという武器に変わるのです。

職務経歴書にこだわろう

転職活動は就職活動とは違って、職務経歴書というものが必要になります。これは、今まで働いてきた仕事内容を記載した書類で、相手の企業に自分の経歴や担当した仕事の規模などを見てもらう際に重要です。 職務経歴書の書き方はハローワークや転職サイトで教えてもらえるので、積極活用したいですね。必要な内容は以下の4点です。

職務経歴書に必要な4つの内容


①職務要約
職歴を一言で、わかりやすく伝える部分です。自分の仕事ぶりにキャッチフレーズをつけたらどうなるかを意識しながら、100文字以内にまとめましょう。

②職務経歴
職場にいた期間、会社名、規模、事業の内容、自分が担当した業務内容を全て具体的に記載します。数字にミスが無いように要注意です。

③活かせる経験・知識・能力
職務経歴の中でどんな経験をして、どの程度の知識や能力を得たのか、また応募先企業でどのように活かせるのかを箇条書きで記載します。

④自己PR
応募先に自分をアピールする部分です。志望動機や入社意欲を盛り込み、採用担当者の心を揺さぶれる内容にしましょう。

社会人経験の長さをアピール

高卒は大卒よりも4年早く社会にでて活躍しています。これを活かさない手はなく、仕事で得た経験値や知識を積極的にアピールしていきましょう。目指す企業に求められる人物像を合わせて話す内容を考えておくとよいですよ。 まったく無関係のアピールでは意味がありませんからね。

学歴ではなく地頭の良さで勝負する

残念ながら学歴という土俵では大卒や専門卒には一歩及びません。そのため、「学歴」ではなく「地頭の良さ」で勝負すべきです。勉強ができるのと、仕事ができるのは似ているようで少し違います。地頭が良ければ応用力に長け、複雑な仕事も難なくこなしていけるでしょう。 勉強はできても仕事ができない人は案外多いので、学歴の差が仕事力の決定的な差ではないことを証明してあげましょう。

面接で聞かれること

高卒転職の面接で聞かれる項目は一般的な転職者と同じです。「転職理由」、「退職理由」。「応募した理由」などでしょう。これらの質問に対する回答で採用担当者を納得させられないと、内定を勝ち取るのは難しくなります。 本気で自分と向き合わなければ、再び同じ結果になるだけです。ネガティブな理由でもポジティブに伝え利用にしましょう。

参考になる例文


○「転職理由」
「前職では個人ごとの目標達成ばかり重視されていたため、チームで行動する機会はあまりありませんでした。私は周囲と作り上げる仕事を達成するのが得意のタイプのため、個人単位を評価されるのではなく、チームで評価される環境に挑戦したいと思い、転職を決意しました」

○「退職理由」
「人事と経理を兼任し、新卒採用事業を担当しているうちに、面接や社員教育に携わるようになり、人事として専門性を深めることが目標となりました。上司に相談しましたが、現状の組織では難しいといわれ、退職を決意しました」

○「応募した理由」
御社は数多く中でもとくに○○を中心とした○○に力を入れ事業展開している戦略を行っているため、志望しました。前職とは業界が違いますが、○○代をターゲット営業している点は共通していると思います。御社で新規顧客の拡大につなげることができると思います。業務時間外で個別セミナーに通い、○○の知識を積んでまいりました。即戦力として御社の売上に貢献したいと思っています。

履歴書作成の心得

職務経歴書と一緒に提出する履歴書も重要です。履歴書を書く際の心得的なものを3つ用意しましたので把握しておいてくださいね。基本は手書きです。

履歴書の3つの心得

■心得①履歴書はボールペンで記入する
履歴書を書く際にはボールペンを使いましょう。鉛筆で下書きするのはOKです。その場合は消しゴムで跡がの頃らないようにしましょう。ただし、消せるボールペンの使用は避けてください。書類を送った後に何らかの理由で消えてしまう恐れがあるからです。せっかく書いた内容が消えてしまっては、元も子もありませんからね。

■心得②丁寧な字で書く
世間的にはまだまだ手書きの履歴書でなければいけないという風潮があります。そのため丁寧な字で書きましょう。字のうまい下手は個人差があり、これはどうしようもありません。そのため、「綺麗」さよりも「丁寧」差を意識してくださいね。

■心得③写真にはこだわる
履歴書に貼る写真は駅などにある証明写真機ではなく、写真屋で撮影してもらいましょう。照明が効いたスタジオの中で一眼レフカメラで撮影することにより、印象のよい写真に仕上がりますよ。採用担当者が最初に目にする顔の情報なので、ここにはこだわりましょう!

対策⑤転職には自信を持って取り組もう

高卒での転職は自分の強みをアピールし、熱意を持って行うと効果的です。つまりは、自分に自信がなければ務まりません。「志望する企業に絶対に入るんだ」という強い意志を持ってこそ、内定の二文字が見えてきます。

4大卒の募集にも応募してみる

自分が目指す仕事を見つけたとしても、大学卒以上の募集などで応募ができなくて悔しい思いをしていませんか?そんな時は諦めずに、ダメもとで応募してみましょう。うまく面接まで進めればしめたもの。熱意を伝えられれば採用される道が見えてくるかもしれません。 学歴ではなく、地頭の良さとこれまでの経験や技術を売り込めばOKです。

安易な収入アップでものを考えない

高校を出て新卒で入った会社に何かしらの不満を持ち、転職を考える人も多いかと思います。その場合は安易に収入を増やしたいからという理由だけで行動しないようにしましょう。目先のお金につられて本質を見失い、とんでもない会社に入ってしまうかもしれません。 世の中には嘘の求人情報を出すブラック企業が数多く存在し、無垢な若者を狙っています。その毒牙にかからないように、慎重に考えて転職活動したいですね。

転職サイトをうまく利用しよう

初めての転職で不安な場合は、転職サイトや転職エージェントを利用しましょう。何やらすごそうな名前なので引いてしまうかもしれませんが、安心してください。転職サイトは求人を出す企業側がお金を出しているため、求職者は無料で利用できます。 登録すると自分の求める求人情報が毎週送られてきたり、エージェントによる面接の練習などを受けたりもできます。もちろん、すべて無料です。 悩んだときにこそ、転職のプロに相談して意見をもらい、本当に自分に合った仕事なのかを見極めてから活動していってくださいね。

高卒はハンデにならない!対策をして就職・転職活動をスムーズに進めよう

誰よりも早く社会に出て荒波にもまれる高卒者。大卒者と比べても社会経験の差という点で、学歴以上のアドバンテージを持っています。高卒は大卒に比べて就職・転職活動が不利ということはないのです。だから安心して就活を行いましょう。 高卒であっても大卒であっても就職・転職活動の対策を取らなければ、内定がもらえない点は共通であり、突破には熱意が必要です。フリーターとして働いている人も、一度自分を見つめ直して将来像を見直してください。 いずれにしても、なぜ就職・転職対策を取らなければいけないのかを理解することが重要ですね。自分の夢を掴むため、働きたい仕事に就くために頑張ってみましょう!

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