2019年12月09日(月) 更新

高卒就活者が把握しておくべき学歴によって目指しやすい就職先と採用されにくい就職先【一覧付き】

高卒でも目指しやすい就職先は多くある

高校生も卒業の時期が近づくに連れて、進路について真剣に考えなくてはいけません。会社によっては高卒以上では就職できないため、進路に悩む方もいるでしょう。しかし、企業によっては、最終学歴が高卒でも目指しやすい就職先があります。高卒だからといってあきらめる必要はありません。ではどんな就職先があるのか見ていきましょう。

高卒でも目指しやすい就職先一覧

高卒でも目指しやすい就職先はの一覧を見ると、主に以下のようなものが挙げられます。

・中小企業の総合職(特に営業系)
・ベンチャー企業、新興企業の総合職(特に営業系)
・大手企業の一般職
・クリエイティブ業界の総合職、技術職
・人手不足が続いている業界の総合職、技術職(IT業界、介護業界など)
・資格が武器となる専門職(弁護士、会計士、各種技師、ドライバーなど)
・専門性が余り問われない仕事(接客業や製造業など)
・芸能関連
など

一覧の中には例外となるケースもありますが、基本的に上記の就職先は高卒の場合でも目指しやすい職種といえるでしょう。特に営業系や芸能関連などはそこまで高い学歴が重視されない傾向があるため、高卒の方におすすめの就職先です。

学歴よりスキルを重視している業界が狙い目

一覧にあるようなベンチャー企業や、クリエイティブ業界、IT業界など、スキルや腕を重視している業界や仕事であれば、学歴に糸目をつけない傾向があるため、高卒でも目指しいやすい就職先だといえます。また、就職時点でそこまでスキルが無くても採用する割合は意外と多いです。スキルの伸び次第では、昇進し管理職クラスに上りつめるチャンスもあるでしょう。ただし、その分求められるスキルの水準も高くなります。就職後になかなか成長できないと、後々解雇される可能性も否定はできません。再び転職先を探すことになりかねないため、注意が必要です。

最終学歴が高卒だと採用されにくい就職先の一覧

最終学歴が高卒だと採用されにくい就職先の一覧は、主に以下のようになっています。

・大手企業の総合職
・財閥系や歴史の長い企業の総合職
・難易な知識を扱い、かつゼネラリスト的な能力が求められる仕事(経営コンサルタント、マーケットリサーチャーなど)
・メーカー系のエンジニア(理系大学卒が前提となっていることが多いです。)
・業務をおこなう上で学歴が必須となっている仕事(医師、看護士、薬剤師など)
・公務員の上級職
など

例外となるケースもありますが、基本的には上記のような就職先、仕事は学歴も重視している傾向があるため、高卒だと採用されにくい傾向があります。

古い体質の企業は学歴至高の考えが強い傾向がある

一覧で挙げたような大手商社、大手メーカーなど歴史が長く地盤のある企業は、古くからの学歴至高の価値観を引きずっている傾向があるので、高卒だと就職は難しいかもしれません。また仮に就職できたとしても昇進が遅れたり、一定以上の役職には進めかったりするなどの弊害があるでしょう。ただし、一昔前よりは徐々に学歴を重視する価値観は薄れてはきているので、今後は大手企業などであっても可能性は十分にありますよ。

応募条件が専門卒・大卒以上の求人は高卒の学歴では難しい

大手企業などの場合、求人の応募条件に専門卒以上や大卒以上と書かれていることがあります。こういった場合ですが、最終学歴が高卒の方は応募自体できません。こういった情報を記載している場合、専門卒以上、大卒以上の学歴を持つ人材を求めている場合が大半ですので、就職先としては落とされる可能性が高いです。

学歴に制限がある求人でも就職できた事例はある

しかし、求人の応募条件に専門卒以上や大卒以上と書かれていても、高卒で就職できたケースは実際にあります。学歴で門前払いする企業ばかりではありません。あくまで求人情報というのはお互いの意識をマッチングさせるためのものですので、それが絶対的なルールとなる訳ではないのです。学歴で制限しなくてはいけない法律は、一部の職種は除くケース以外はないといえます。そのため、応募条件が専門卒以上や大卒以上であっても就職にチャレンジしてみる価値はあるでしょう。面接なども人と人との交渉ですので、やり方次第では就職できる可能性はあります。

適職診断もできる自己分析マニュアル

自分にどんな職が向いているか考える際にやっておきたいのが、自己分析です。でもいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのか解らず、すぐに行動に移せないことがあります。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

スキルを重視する就職先なら高卒にもチャンスはあるが学歴至高の高い大企業は難しい

高卒という最終学歴で目指しやすい就職先一覧からわかるように、スキルを重視する業界や会社だといえるでしょう。一方、高卒だと採用されにくい就職先は、学歴を重視する大企業が多い傾向があります。また、資格を必要とする就職先も同様です。ただし、法律上のルールで絶対に高卒だと就けない就職先というのはごく稀です。ほとんどの仕事に学歴の制限というのはありません。そのため、たとえ学歴に制限が掛けられていても、チャレンジする価値はあるでしょう。

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