2016年12月12日(月) 更新
大学に就職したい!職員の仕事に就くための心得
大学に就職した際の仕事の難しさは
大学に就職すると安定していて給料も良さそう、という印象があります。また、商業的な仕事内容でない事から多忙な雰囲気が少なく、きちんと毎日定時で帰れるような印象も。その事から多くの人が『楽そう』と思い、大学職員として就職したいと思っていますが、実際のところはどうなのでしょうか。具体的に説明していきます。
職種によりけりで楽とは言い切れない
大学に就職している職員というと学生に対応する窓口業務のイメージが強いかもしれませんが、実際には職員以外にも様々な業種があります。会計、広報、総務、施設整備などなど…大学を運営していく上で必要な仕事は色々です。きちんと職員以外でも定時で帰れるような部署ももちろんありますが、時期によっては毎日朝帰りという業種も…。また、部署が変わる事も多く、その都度仕事を覚えるのはなかなか骨が折れるでしょう。しかし、安定した業種であるのは事実で、他の業種よりも給料面・ボーナス面で優遇されていると言えるでしょう。
大学に就職するには採用試験合格が必須
大学に就職する上での難関と言えば、やはり採用試験です。内容は面接となりますので、ここでどのように受け答えするかが重要になります。面接では人柄、見た目、雰囲気、時事知識など様々な事をチェックされます。実際職員の業務をこなすには人とコミュニケーションをとる事は欠かせませんので、話す能力自体を試されると思って臨みましょう。
自分が前職で成した仕事の経験を推し出そう
面接でハキハキと喋る事は大前提ですが、自分が今までやってきた事、他業種の仕事からの転職であれば過去の仕事の実績などを具体的に挙げると好感触です。塾講師の仕事、営業の仕事で成績をどの程度上げた、管理職にいて経営を一通り学んだ、こんなプロジェクトに携わっていたなどなど……具体的に自分がしてきた事とそのやりがいについて伝えましょう。仕事に対するモチベーションを話す事で『この大学に就職しても、きっとよりよいものを目指して仕事してくれるはず』とよい印象を与えられるでしょう。
大学に就職するのは狭き門
大学に就職できるような仕事募集はあまりハローワーク・一般求人などで見かけません。親が大学職員で子供も、といったように、数少ない大学職員の枠が人脈経由によって埋まっていく事も少なくありません。新卒で人脈なしではなかなか難しいようです。大学の教授に依頼して紹介してもらう事もできますので、在学中の頃から講師に認められるように立ち回る事も必要かもしれません。
時には選択肢を広げる考えも必要
大学に就職する、と限定するとなかなか難しい事が多いです。しかし、予備校職員・専門学校など学校関連の業種にまで間口を広げるというのも一つの考え方です。大学職員の一般公募は少なく、かなりの狭き門となっています。有効な人脈作りができない場合においては就職の選択肢を広げて考える事で現実的に就職できる事もあるでしょう。
大学に就職して職員になるには面接で前職で成した仕事の経験を推し出そう
本記事では大学職員の仕事、そして大学に就職するためのポイントをまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。給与面で安定していて楽そう、という印象の大学職員ですが、時期や職種によってはなかなか多忙を極める事もあるようで意外でした。実際に大学に就職するには人脈が必要な事も多いですが、一度就職してしまえば安心なのも間違いないです。
本記事が皆さまの参考になれば幸いです。
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