職務経歴書に大学生時代の“アルバイト”経験を書けるケースとポイント

大学生時代のアルバイト経験は書いていい時と悪い時がある

職務経歴書は再就職や転職をする際に作成します。このとき、大学生のアルバイト経験を記入できるのか、疑問に思う人もいるでそう。これには書いていい時と、悪い時があります。実際、アルバイトの経験は職歴ではないため、通常の職歴と同等と判断できないケースがあるのです。しかし、あきらめる必要はありません。ケースによっては、職務経歴書で大学生時代のアルバイト経験がアピール材料になるのです。では、どんな時に職務経歴書に書けるのか確認していきましょう。

経経験年数や仕事内容によっては職務経歴書に書いてもOK

職務経歴書に大学生時代のアルバイト経験を書ける条件は以下の通りです。

・正社員として働いた後、アルバイトとして働いた経験が長い（最低1年以上）
・応募企業で活かせる能力が身についている、業務内容に関係する
・派遣社員やアルバイトの求人へ応募するとき

上述したような条件を満たしていれば、職務経歴書に書いてもいいでしょう。しかし、これ以外の場合は書かない方が賢明です。なぜなのでしょうか？

正社員から転職する場合は書かない方がいい

大学生での経験は、転職する際は書かない方がいいでしょう。転職では実務経験が問われるので、大学生時代の経験をアピールすると面接官はあきれるかもしれません。雇用形態や採用条件に則り、職務経歴書でアピールしていかなければいけません。大学生時代のアルバイト経験を記載するなら、就職先で求めれる仕事のスキルや、立場をもう一度考えてみましょう。

大学生時代のアルバイト経験はシンプルに記入しよう

上述したような条件を満たしており、大学生時代のアルバイトを職務経歴書に記載するならシンプルに書きましょう。職務経歴書はフォーマットによって書き方が異なりますが、主に以下のような書き方なら問題ありません。

■期間
〇～○年
■会社・所属
○○会社　○○配属（アルバイト）
■業務内容　
どんなことをしてきたか、仕事の特徴など

具体的な経験や実績を記載する

職務経歴書の「業務内容」には、大学生時代に担当した仕事内容、その特徴などを詳しく書きましょう。
例えば、大学生の時、飲食店でアルバイトしていたなら、その時の状況を詳しく説明します。特に居酒屋のアルバイトは想像以上の激務です。接客のスキルも必要ですし、ときにはクレーム対応の経験も積めるでしょう。
「混雑時には、順序良く仕事をこなしていく、論理的思考力と計画力が必要だった。」などと職務経歴書に記載すると、アピールポイントになるでしょう。

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職務経歴書のアルバイトは希望職に関連のある順番で書く

大学生の職務経歴書に記入できるアルバイトの経験が複数ある場合には、志望する企業の求める人材像と関連性の高いアルバイトから順に記載します。例えば、営業職を希望するのであれば、コミュニケーション能力の向上をアピールできる、接客業の仕事から順に書くといった具合です。また、同様の職種がある場合は、勤務期間が長いものから書くのが良いでしょう。

職務経歴書はパソコンで書いたほうが良い

職務経歴書の書き方はフォーマットのような決まった書き方はありません。インターネットで検索すれば職務経歴書の見本例などはすぐに見つけられますので、参考にしましょう。そして、職務経歴書はパソコンで書きます。職務経歴書は、手書きよりもパソコンで作成したほうが、レイアウト的にも見やすいものができます。また、最低限のパソコンのスキルのアピールにもつながるのでおすすめです。

大学生時代のアルバイト経験は年数や内容によって職務経歴書に記載可能！具体的な経験をシンプルに書こう

以上のように、大学生の職務経歴書にはアルバイトの経験を堂々と書くべきです。書く事によって自らの能力や経験を客観的にアピールできるだけでなく、面接官との話題にも出来ます。また、手書きで書くよりは、パソコンで書く事で大学生としてのパソコンスキルをアピールでき、面接官に取っても見やすく、理解しやすい職務経歴書に仕上げられます。