2021年08月31日(火) 更新
インターンシップを丁寧にキャンセルする方法【例文あり】
目次
インターンシップの日程が被ってしまったときにキャンセルする就活生が多い
就活生の声
キャリアパーク会員の就活生を対象に「インターンシップが同日に被ってしまった際の対処法について教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- ひとつに絞る
- 選考に関係がある方を最優先してどちらか諦める
- 志望度のたかいほうにいく
- 連絡をして、日程の変更が出来ないかを問う
- 興味のある業界、企業を優先する
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「インターンシップが同日に被ってしまった際の対処法について教えてください」
アンケートに回答していただいた就活生の大半は、「ひとつに絞る」「興味のある業界、企業を優先する」といった対処法を考えているようですね。しかし、1つのインターンシップに絞る場合、辞退する企業に対してその旨を伝えなければいけません。そこでこの記事では、インターンシップをキャンセルするときの適切な対応を紹介していきます。企業に対してどのように伝えるべきなのか、例文を参考に考えていきましょう!
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インターンシップを辞退・キャンセルしても大丈夫?
インターンシップに複数エントリーしていた人は、第一候補の以外は辞退・欠席といったキャンセル連絡をしなくてはいけません。インターンシップをキャンセル・辞退・欠席する理由は他にも様々あると思いますが、インターンシップはそんなに簡単に辞退・欠席して断ることは可能なのでしょうか。
辞退がある前提で企業は動いているのでインターンをキャンセルしても大丈夫!
企業もインターンシップ先が被ったことでキャンセル・辞退・欠席する人がいる事を分かっています。というのも、就活生にとっては志望職種や志望会社を決める際の重要な機会なので、悩みもすれば、インターンシップを申し込んでおきながらキャンセル・辞退・欠席するというケースもあるでしょう。それは当たり前なのです。インターンシップ先を複数受験すれば第一志望以外は断ることになると企業側も理解しています。
キャンセルするときは優先順位の低い企業に丁寧な断りを入れる
被ってしまったインターンシップを比較して、優先順位の低いインターンは丁寧に断りの連絡を入れましょう。システム上で可能ならば、案内に従ってキャンセルの手続きをします。それが無理ならば、電話、あるいはメールでインターンシップのキャンセルを連絡して断る流れになります。
インターンシップの断り方が分からない就活生は多い
調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/18
投票数:1678
就活生を対象に1678名から集計したアンケートによると、「インターンシップの断り方がわからない?」という質問に対して、64.2%の人がYes、35.8%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)
メールで案内があったのならば、先方企業の都合に沿ってメールでの返信が良いでしょう。案内のメール内で連絡すべき人物が特定できる場合は、返信メールの他に電話するのも礼儀です。以下、インターンシップをキャンセルする際にメールの例です。
インターンキャンセルメールの例文
例文
有限会社●●●
人事部 インターンシップご担当者様
お世話になっております。●●でございます。
この度は、インターンシップのご案内ありがとうございました。
せっかくご案内頂いたにもかかわらず、誠に恐縮ではございますが、 一身上の都合により今回のインターンシップの申し込みを辞退・欠席させていただきたく存じます。
貴社には、大変ご迷惑をお掛けすることとなり甚だ申し訳無いことと存じますが、ご容赦のほどよろしくお願い申し上げます。
署名
欠席のメールではインターンに呼んでくれたことへのお礼と欠席してしまうことの謝罪をすることが大切です。ただ欠席する旨が伝わればいいわけではなく、謝罪の気持ちが伝わることが大切ですので、丁寧な言葉遣いで何度もお詫びの言葉を述べましょう。
学業優先を理由としたインターンキャンセルメールの例文
例文
有限会社●●●
人事部 インターンシップご担当者様
お世話になっております。●●でございます。
この度は、インターンシップのご案内ありがとうございました。
せっかくご案内頂いたにもかかわらず、誠に恐縮ではございますが、
私の貴社へのインターンシップ申込み直後に大学院の集中講義の予定が入りました。
身勝手な申し出となってしまいますが、今回の私の貴社インターンシップ申し込みにつきましては辞退・欠席させていただきたく存じます。
貴社には、大変ご迷惑をお掛けすることとなり甚だ申し訳無いことと存じますが、ぜひ学業を優先させて頂きたく、ご容赦のほどよろしくお願い申し上げます。
署名
熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます
何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。
無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
インターンシップの辞退・キャンセルを伝える際の注意点
例文を確認したところで次はインターンシップを断るときの辞退連絡の注意点をみていきましょう。
インターンシップの断り方やメールでの対応には注意点があります。インターンシップのキャンセル・辞退・欠席は企業にとって想定内とはいえポジティブなものではありません。断り方にも注意をはらって、出来る限り失礼にならないよう断るようにしましょう。
インターンシップを辞退・キャンセルする際の基本的な流れ
インターンシップを辞退・キャンセルする際の大まかな流れは次のようなものです。
基本的な流れ
- 電話かメールで日程変更する。人事担当の電話番号が分かるなら誠意を示すためにも電話する。
- 大学名と名前をまず伝える
- インターン辞退・欠席の旨、また理由を丁寧に伝える
以上がインターンシップキャンセルの流れです。
「他社を優先したんだな」と思わせない丁寧な連絡を!
インターンキャンセルの連絡をする際は「他社が大事なんだな」と思われないように丁寧な連絡をしましょう。そのため先の③で変更理由を述べる際には、「他社インターンシップに参加するため」と言ってはいけません。家庭や学業などの理由を考える必要があるでしょう。
事態の伝え方次第では、実際の就職選考においてその旨に関して厳しく問われることも考えられます。ビジネスマナーを遵守した対応で、なるべく評価を下げないよう気をつけてください。
メールでのお詫びの前にかならず電話連絡を!
インターンシップを断るときメールのみの連絡によるキャンセル・辞退・欠席はおすすめできません。キャンセル連絡をメールで送ってほしい、専用フォームから送るようにといった注意書きがなければ、メールだけでなく電話もかけるようにしましょう。
メールだけだと、採用担当者がすぐにメールチェックするとは限りませんし、行き違いになるかもしれません。それに、一方的にインターンシップキャンセルのメールを送って済まされることに、心象を悪くしないのは難しいでしょう。
緊急を要する事情が採用担当者にはあるかもしれないので、インターンキャンセルの連絡は電話にしましょう。その後でメールでインターンキャンセルのお詫びを入れるという手順がいいでしょう。
失礼のないよう営業時間内に連絡を入れる
インターンシップ欠席の連絡は電話ですることが大切ですが、失礼のないよう営業時間内に連絡を入れることも意識しておきましょう。営業時間内が失礼なく無難ですし、電話の場合は営業時間外にかけてもつながらないことが多いです。終業時間を少し過ぎた程度であれば、残業などで担当者が残っている場合もありますが、基本的には営業時間外での電話は失礼にあたります。
また多忙とされる時間帯は避けるのがマナーであり、始業終業の時間帯での連絡は避けなければなりません。これらの時間は企業でも忙しいことが多く、いかに営業時間内であっても迷惑をかけてしまいます。連絡をするなら日中の業務が落ち着いている時間帯を狙って、企業に迷惑をかけないことが大切です。
当日にインターンを欠席する場合
インターンを欠席するのであれば、欠席が決まった時点で早めに連絡をしておくことが大切です。欠席の連絡が遅くなってしまうと企業に迷惑をかけてしまいますし、早めに伝えておくことで企業で対処できることも多いです。しかしどれだけ早めの連絡を心がけていたとしても、やむを得ず当日に欠席が決まることもあります。当日欠席は企業に対しても失礼ですし、迷惑をかけてしまいますが、理由によっては仕方のないこともありますので、正しい連絡方法を知っておきましょう。
必ず電話で連絡をしよう
インターンを当日に欠席する場合は、メールではなく必ず電話で連絡をしましょう。メールだけで欠席の連絡をするのは失礼ですし、当日の場合は担当者がメールをチェックできない可能性もあります。インターン当日は企業でも忙しいことが多く、メールのチェックに時間を割けないことも多いです。
欠席のメールをしても、読んでもらえなければ意味はありませんし、伝わらなければ無断欠席をしたことになってしまいます。無断欠席は企業に大きく迷惑がかかりますし、印象も最悪になりますので何としても避けなければなりません。メールでは確実に見てもらえるという保証はありませんので、直接伝えられて確実な電話で欠席の連絡をしましょう。
インターンシップ生にも欠席することを伝えておこう
当日欠席をする場合は、まずは企業に連絡をしなければなりませんが、それだけではなくインターン生にも欠席の旨を伝えておきましょう。インターンシップではグループワークがおこなわれることが多く、チームで一緒に行動することがほとんどです。そのためインターン中に欠席せざるを得ない場合は、自分の進捗状況など同じグループのインターンシップ生に連絡しておいた方が良いです。
情報共有をおこなうことで、他のインターン生に迷惑をかけずに済みますし、きちんと連絡が取れていることで好印象が与えられる場合もあります。自分が欠席するからといって全く関係ないとは思わず、参加している人のことも考えて、インターン生にも連絡するようにしましょう。
インターンシップの辞退・キャンセルはとにかく丁寧に!連絡は電話・メールの順で両方する!
インターンシップを断る辞退・キャンセルの連絡では丁寧な断り方を心がけましょう。辞退・欠席する際の正しい断り方と注意点、メール例文を見てきました。インターンシップをキャンセルしたり休む事は、本選考へ影響する可能性なども踏まえるとリスクがあるので注意が必要です。
ただ、だからといって、やみくもにインターンシップに応募してたくさんの企業を他のインターンシップ先を理由に辞退して迷惑をかける事のないように、インターンシップ先の見極めはしっかりしてください。
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