2020年06月29日(月) 更新

【口頭試問とは】試験における意味やポイント・面接試験との違いをご紹介

口頭試問を知る前に、面接対策は大丈夫?

聞いたことはあるが意味を知らない人もいる「口頭試問」

突然ですが就活生のみなさん、就活は順調ですか?
キャリアパークでは、会員の就活生を対象にアンケートを実施しました。

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「口頭試問という言葉を聞いたことがありますか?」というアンケートを実施しました。


  • ない

  • はい

  • はい。ただ、内容についてはよくわからない

  • ありません。

  • ある

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「口頭試問という言葉を聞いたことがありますか?」

就活生のなかには、口頭試問という言葉の意味を知らない人や、聞いたことはあるが内容についてはわからない人がいることがわかります。「はい。ただ、内容についてはよくわからない。」という意見にもある通り、ぼんやりとしたイメージはあってもどういうことを指すのか言葉で説明できない人も多いはずです。この記事で、くわしく見ていきましょう。

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口頭試問とは面接形式で行われる口頭での質問による試験

調査方法:メールを配信して学生にアンケート 調査実施日:2017/1/26~1/29 投票数:438

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「口頭試問が何か知っていますか?」という質問に対して、31.4%の人がYes、68.6%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ) 「口頭試問」という言葉自体は聞いたことがあるかもしれませんが、実際に就活の場で何をするべきなのか把握している人は31.4%でした。
口頭試問とは、面接官と向かい合って座り、面接官からの質問に自分の言葉で答える試験を意味します。学校では、先生が試験官になり何回も練習し、「わからない」「答えられない」という苦い思い出がある方もいるでしょう。社会人になるために、入りたい企業の面接でも取り入れられているのが口頭試問です。採用か不採用かを決める大きな鍵をにぎっているといっても良いほど、とても大切な意味が口頭試問には込められているのです。

口頭試問と面接試験は全くの別物

面接試験と口頭試問は同じだと勘違いしてしまっている人が中にはいるでしょう。口頭試問は、前述しましたが、口頭で問題を出し、知識や学力を試す試験です。一方、面接試験は会話を通して、その人の個性や人柄を判断する試験です。違いをしっかり理解して、受験校がどっちを採用しているかなど確認しておきましょう。

口頭試問をおこなう意味は人間性や性格の判断にある

では、なぜ口頭試問がとても大切な意味を持っているかを解説します。口頭試問を行う前には、たいていの企業は筆記試験を行います。どれだけの知識を持っているか、どの程度の学力があるかをこの筆記試験で読み取れるでしょう。しかし、それは頭の中の今まで勉強してきた知識しか見えないのです。そこで企業は、口頭試問をおこないながら、その人本来の人間性や性格、柔軟性や常識がどれだけあるかを判断します。要するに、口頭試問はその人の本来の姿を見るという意味でしょう。

面接で緊張しても自分の言葉で精一杯伝える姿勢が口頭試問では大事

口頭試問をおこなう意味がわかると、自ずとどういう心構えで面接に望めば良いかが見えてきます。何回も面接の練習をしてきても、いざ面接官の前に出ると、緊張によって100%の力は出せず、問題に答えられない状況に陥ってしまうでしょう。しかし、無理をして完璧な内容を丸暗記しても、それは自分の言葉ではありません。企業側が口頭試問をおこなう意味は、その人本来を知ることにある、立派な返答ができるかを見ている訳ではないからです。答えられない代わりに、自分の言葉で精一杯伝える心構えが大切でしょう。

面接では肩の力を抜いてリラックスする

また、口頭試問はコミュニケーション能力を見る意味でもおこなわれます。初対面の人ともしっかり言葉を交わせられるか、人の目を見て話ができるかを見極める意味があるのです。また、臨機応変に返答ができる人か、わからないことはわからないと正直にいえる人かなども口頭試問の中で見ているのです。緊張するのは仕方ありませんが、肩の力を抜き、リラックスした状態で臨む姿勢も重要でしょう。

口頭試問で好印象を与えるには丸暗記の返答ではなく自分の言葉を使うのが重要

それでは、口頭試問で面接官に好印象を持たれるためにはどうすれば良いでしょうか。まずは、本来の自分そのままを出すのが重要です。紙に書いたような文面を頭の中で読んでいるかどうかは、面接官なら直ぐに見抜きます。しっかりとした内容で返答するのも大切ですが、好印象を与えるのは、前項で解説したように自分の言葉で伝えられるかどうかなのです。多少言葉が間違っていても、棒読みの面接よりはムードも和やかになり好印象を与えられるでしょう。

口頭試問には身なりや姿勢のチェックという意味もあるので注意が必要

口頭試問では、質問と返答以外にも重要な意味があります。その意味とは、身だしなみの判断です。第一印象は10秒で決まるといわれています。よって、しっかりとした身だしなみが大切となってきます。面接に臨む際には、マニュアルとなる服装マナーがあるので、マニュアルに沿った身だしなみで臨みましょう。また、口頭試問を受けている際の姿勢や、待機時間の座り方なども見られています。いくら良い内面を持っていても、第一印象で悪い印象を与えてしまうとなかなか印象を変えられません。よって、口頭試問で好印象を与えるには、服装や姿勢も大切な意味を持っているのだと頭に入れておきましょう。

口頭試問は人間性を見る意味がある!早めに対策して就活力をアップさせよう

本ページでは、口頭試問の持つ意味や意図、面接官がどのような点を見ているかについてご紹介しました。面接はとても緊張します。しかし、その緊張は口頭試問では自分にとってマイナスになるのです。できるだけ気持ちをリラックスさせ、あなたの「就活力」を活かして口頭試問に臨みましょう。

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