2018年12月14日(金) 更新

面接で驚くほどに緊張しなくなる方法【直前にできる対策】

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この記事の監修者

キャリアアドバイザー

赤塩 勇太

大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。

面接は誰でも緊張するもの

落ち続けても自分を否定する必要はない

就活が長引くと体力的にも、金銭的にもつらくなってきます。面接まで進めたものの、何度も落ちてしまう経験が続くと、次第に自分を責めるようになるでしょう。人によっては追い詰められてうつ病などになってしまっては元も子もありません。面接で緊張しすぎて落ち続けても、自分を否定された気持ちにならずに、落ち着いて考えていきましょう。

緊張したくないと考えれば考えるほど緊張する

緊張が原因による面接の失敗が続く場合は、ただ落ち込んでいても仕方がありません。就活に与えられた期間はどんどん少なくなっていくからです。今すぐ行うべくは「対策」であり、失敗を受け入れて次に活かす努力をするようにしましょう。

緊張は対策次第で抑えられる

面接前の緊張は対策次第で抑えることができます。この対策というのは、面接前にするもの、面接直前にするもの、面接中にするものに分かれます。面接前にするものとしては、面接の練習があります。場数を踏むことで、本番の緊張を和らげることができます。面接直前にするものとしては、深呼吸をする、軽く体を動かす等、今緊張しているということから考えをそらすことができるものが効果的です。体を使うことで気持ちが落ち着きます。最後に、面接中にできる対策としては、緊張しているということを自分で認めることが効果的です。例えば、「緊張するのは当然」といったように緊張していることを認めることで、逆に緊張している気持ちを発散することができます。

面接直前にできる緊張をほぐす方法

①深呼吸を繰り返す

面接前に「心臓がドクドクいってきたな」と思ったら、深呼吸を心がけましょう。深呼吸は、脳に酸素を送り、落ち着いて考えらえるようになります。緊張すると、無意識に息を止める時間が長くなっている可能性もあります。
気持ちを落ち着かせるためには、新鮮な酸素を脳に送りましょう。また、目を閉じながら行うとより効果的です。深呼吸のやり方としては、以下の2つがオススメです。

深呼吸の方法

  • 鼻から5秒ぐらいかけて息を吸う
  • 口から吸い込んだ酸素を10秒ぐらいかけて吐く

②軽い柔軟体操をする

面接に挑む前に、軽い柔軟体操をしてリラックスする方法もおすすめです。面接会場に早めに入るようにして、見えない場所で行うとよいでしょう。会社の待合室ではできません。屈伸したり、腕を伸ばしたりする軽い動きでも、緊張で固まった身体をほぐせます。

③周りを意識しすぎない

周りを意識しすぎないことも、面接直前にできる、緊張を防ぐ方法の一つです。面接前は、「他にはどのような人が受けているのか」ということがいつも以上に気になります。特に前の人が面接官と盛り上がっているのが聞こえたり、話すのがうまそうな人が周りにいたりすると、どんどん自分に自信がなくなっていきます。この時に大事なのが、周りを意識しすぎないことです。たとえ前の人が盛り上がっているように見えたとしても、それでその人が受かるわけでも、自分が落ちるわけでもありません。しかし、どうしても周りの人が気になってしまうこともあるかと思います。その時は「人は人、自分は自分、いつもの自分で大丈夫」と自分に語りかけ、心を落ち着かせるようにしてください。

④自分に過度な期待はしない

完璧主義の人や理想が高い人は、案外自分に過度な期待をしがちです。それは、向上心があってとても良いことなのですが、「自分はこの面接に合格して当たり前」と思い込んでしまうと、緊張してきます。 また、万が一その面接に落ちてしまった際に、立ち直るまで相当な時間がかかるので、リスクが大きいのです。自分に過度な期待をせず、受かったらラッキーだなとというような心持ちで面接に臨めるよう整えていきましょう。

面接力診断で弱みを把握しよう

今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。自己分析や業界・企業理解、マナーがどの程度身についているのかを試してみることがおすすめです。結果を参考にすることで、面接に不安を抱く就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、力試しとしてもおすすめです。

面接中の意識を変えると緊張がほぐれる

面接中は、意識を変えると緊張をほぐすことができます。意識というのは「面接官に良い印象を与えないと落ちてしまう」「緊張してはいけない」といった思い込みです。何故このように思ってしまうのかというと、面接中は面接官によく思われたい想いが働き、より緊張を高めてしまうからです。このような状況に対しては、眼の前にいるのが面接官だということを意識しすぎないようにする、緊張していることを自分で認めてしまう、といった対処が有効です。以下に具体策を記載するので参考にしてください。

面接官はみんなカボチャだと思う

面接官の人にこちらをじっと見つめられると、「間違ったこと言ってしまったかな」と不安になったりします。そんな時は、面接官はみんなカボチャだと思うと良いです。そんなの無理だと思っている人こそ、試してみましょう。
面接官の顔色を伺いすぎる、気にしすぎるのがダメなので、それをしなくなるようなものに置き換えることが大事なのです。カボチャの顔をした面接官が、キツイ質問を投げかけてくる。そんな想像をしただけで少し笑えませんか?その余裕が面接時に1秒でも作れれば、緊張もほぐれていくでしょう。

面接中緊張するのは好印象を与える

実は、面接中に緊張するのは悪いことではありません。面接官に好印象を与えているとご存知でしたか?面接官も、同じ面接を通過してきた人たちです。緊張していることで、一生懸命さや熱意が伝わる可能性も多いにあります。たまに面接が始まった際、「緊張してますか?」という質問をされることがあります。その際に、「いえ。緊張していません。」や、「いつも緊張してしまいます。」と答えてしまうと、とてももったいないでしょう。
笑顔で、「御社が第一志望なので、とても緊張しております。」と伝えると、相手に好印象です。簡単な質問ですが、自分がその企業に興味を伝えられる絶好の機会です。ここで、苦笑いになってしまっても問題ありませんので、笑顔を意識してみると良いでしょう。

話さないといけないという気持ちをなくす

面接でより緊張してしまう要因の一つとして「話さなくてはいけない」というプレッシャーがあります。「話さなくてはいけない」プレッシャーが強くなると、質問の答えがきちんと浮かんでいないのに答えようとし、支離滅裂のことを言ってしまう、というようなことも起きてしまいます。この時に大事なのが、「話さなくてはいけない」という気持ちをなくすことです。話さないことが気になるのであれば、「申し訳ありません、今緊張してしまっていて答えがすぐに出てきません。少しだけお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と口に出すのも良いです。口に出すことで無理に話そうとするプレッシャーから開放されますし、面接官もこのように素直に伝える人に悪い印象は持ちません。

NG例文

面接官:「●●さん、なぜ貴方は弊社を志望したのですか?」
受験者:「はい。御社のPCは私が幼いころから近くにありました。使いやすさを追求し丸みを帯びたデザインは唯一無二の存在感を出しており、いつしか私はそれに魅了されていきました。はじめは父の所有物だったPCでしたが、あまりに夢中になる私の姿を見かねた両親が誕生日に○○をプレゼントしてくれました。どこにでも持ち運べる○○は私の生活に欠かせない存在となりました。過去に大学の授業で御社のPCではなく、○○を使う機会がありましたが、御社のPCを使っている時のようなワクワク感を感じることはありませんでした。また「PCは御社の〇〇以外に考えられない」と感じた瞬間でもありました。それで…….」
面接官: (長い……)

事前準備で緊張を減らせる

腹式呼吸で話す癖をつける

緊張が大きくなると、声が震えてしまうことがあります。声が震えてしまうと、聞いている面接官にも過剰な緊張感が伝わってしまい、あまりいい印象にはなりません。これを防ぐのに有効なのが、腹式呼吸で話すことです。声が震えてしまう要因の一つに、「声の小ささ」と「喉だけで話す」ということがあります。腹式呼吸で話すと自然に声量を出すことができるので声が震えにくくなりますし、お腹を使って話すことで喉だけに頼らず声が出せるので震えを防ぐことができます。さらに、腹式呼吸で出した声は声量もあり非常に落ち着いて聞こえますので、印象をアップすることもできます。腹式呼吸で話すのには少しコツがいりますので、事前にしっかり練習してみてください。

体をリラックスさせるマッサージを試す

緊張をほぐすには、体をリラックスさせるマッサージが有効です。週に2度でも良いので、体をリセットさせる時間を設けましょう。そうすると、面接時にはいつもより緊張を感じないようになる可能性は多いにあります。マッサージの中でも、リンパマッサージはリラックス効果が高いものとされています。下記に方法を記載してみましたので、ぜひ一度試してみて下さい。

①腕を伸ばし、逆の手で手首をつかみます。そこから脇の下まで5回さすり上げましょう。反対側の腕でも同様に行います。
②次に、腕を少し下に向け、肘を軽く曲げます。逆の手で手首を上から掴み、そこから腕の外側を通り、脇の下まで5回さすりましょう。反対側の腕でも同様に行います。
③次に、手首の内側から指3本分上を親指でゆっくりと押します。反対側の手首も同様に行いましょう。

緊張を抑える食べ物を摂取する

体の調子を整える、体質改善をする際に大事なのは、「食」です。緊張を抑えるのに効果的な食べ物を意識的に摂取すると良いです。スキンケア大学によると、緊張を抑えるために必要な成分は、”セロトニン”と呼ばれるものです。セロトニンは、トリプトファン(必須アミノ酸の1つ)とビタミンB6からつくられているので、その2種がとれる食べ物を意識的に摂取する必要があります。

トリプトファンを多く含む食べ物

  • かつお
  • レバー
  • 大豆製品

ビタミンB6を多く含む食べ物

  • マグロ
  • さんま
  • バナナ

ビタミンB6は、バナナを丸1本食べるだけで1日の摂取量の約半分がとれます。体質の改善のためには、上記のような食品をうまく食事に取り入れていきましょう。食生活が偏っているなどで、日々の摂取が難しい場合は、サプリメントで補うことも大切です。

初対面の人と積極的に話す

面接で緊張する理由が人見知りによるものなら、初対面の人と積極的に話す練習をする方法もあります。知らない人と話す場合はどうしても緊張しますが、勇気を出してみてください。
学校であまり関わりのない人に話しかけてもよい刺激になるでしょう。ボランティアなどに参加して、まったく関わりのない人と話してみるのも、新しい価値観を得られます。人と話すことが苦でなくなるくらいまでになれば、面接官が相手でも以前より緊張しにくくなるでしょう。

面接の練習を徹底させる

面接はその場での勝負という印象が強いかもしれませんが、練習により確実にうまくなります。慣れていないと、緊張でドアを開けるときのマナーや初めの挨拶を忘れてしまう等の初歩的なミスをしてしまうこともありますし、定番の質問すらうまく答えられないこともあります。これらは、練習により防ぐことができます。面接は会話ですので、一人でやっても中々上達しません。家族でも友達でも学校のキャリアセンターの人でもいいですので、できるだけ人を相手にして練習をしましょう。実際にやってみると、自分がどんなところでつまづくのかがだんだん分かってきます。そして、つまずいたところについては集中的に練習をすると、少しずつ慣れてきます。

第三者に練習を見てもらう

面接の練習をする時は、誰かに面接官をしてもらうのに加え、第三者に練習を見てもらうとより良いです。まず、第三者に見てもらうと、自分では全く気がついていない面接中の気になる動作について客観的な意見をもらうことができます。また、聞いていて伝わりやすかったエピソード、伝わりにくかったエピソードについて率直な感想やそう感じた理由を言ってもらうことも可能です。第三者からもらったフィードバックは、面接の練習を重ねる際に集中して行うべき練習内容をしぼるのにも使うことができます。また、見られていることで通常の面接の練習より緊張しますので、本番で緊張しにくくなる効果もあります。

本番同様の環境で行なう

面接の練習を行う際には、本番と同じ様な環境で行いましょう。面接は、質問に対して答えをいう受け答えの時間だけを言うのではありません。ドアをノックして挨拶をし、椅子に座る、受け答えを終え、立ってドアを開けて去る、といった動作もすべて合否判断の対象となっています。そのため、本番と同じようにドアがあり、椅子や面接官用の机も用意されている環境が望ましいです。また、本番と同じ様な環境で練習しておくことで、いざ面接の場に行った時にも初めてそのような環境にいくよりもずっと緊張しにくくなります。なお、実際の面接の部屋は色々ですので、面接官との間が広い場合・近い場合、等いくつかのパターンで練習をしておくと、よりよいでしょう。

緊張してもマイナス印象を与えることはない

面接は人柄を見るための場

就活における面接は、書類ではわからない就活生の人間性を見るための場とされています。そのため、緊張してしまうのも自分の本質なのだと納得してください。緊張しながらも必死に話そうとする姿は、面接官に悪い印象は与えないはずです。
もちろん、企業研究をして求められる人物像を演じることも、ある程度は必要です。営業職を希望して緊張するのはあまりよくないかもしれませんが、自分という人間の良さを、最大限伝えられるように頑張りましょう。

面接で緊張するのは当たり前

「面接ではなるべく緊張したくない」「緊張するのはよくないことである」というイメージがよくありますが、面接で緊張するのは当たり前です。初めて会う人、しかも自分より大分年齢の高い人達を複数相手にし、自分の受け答えにより採用の合否が決まる、という環境であれば、誰でも緊張します。ですから、「緊張するのはよくない」等と思う必要はまったくありません。それよりも、誰だって緊張するものだ、本気だからこそ緊張するのだ、と自分で自分を納得させてしまった方が、逆に緊張がやわらぎます。どうしても緊張がとけないときには、「今、緊張しています」と口に出してしまいましょう。緊張がやわらぎますし、面接官がやさしく接してくれる可能性も高まります。

緊張していない人は第一希望ではないと思われることも

これまで緊張をするのは悪いことではないという話をしてきましたが、逆に、緊張していない人はどのように見えているのでしょうか。一つは、非常に度胸のある人だと見られます。マスコミや商社等、一部プレッシャーの非常に大きい仕事ではこのような人が好まれることもあります。一方で、あまりに緊張していないと、その企業が第一志望ではないのだと思われることがあります。何故なら、緊張というのはその企業に対して本気だからこそするものだと解釈することもできるからです。もちろん、面接をする本人からすれば緊張しないのが一番かとは思いますが、これらのことからも、適度な緊張というものは企業の人に決して悪く映るわけではないということが分かります。

面接官がどこを見ているかをあらかじめ把握しておこう

面接で緊張するというのはここまで書いた通り当然のことです。その原因は様々ですが、大きな理由の一つに「わからない」ことに対する不安があります。「面接官がどこを見ているか」がわかってしまえば、緊張は随分とほぐれます。各企業で明らかにされていない面接の評価基準を知るために面接官が実際に使っている学生評価シートを公開しています。まずはこちらを見て、面接官があなたのどこを見るのかを把握してください。

面接での緊張は事前・直前準備でほぐすことが可能

面接で極度の緊張をしてしまうと、本来の自分の実力を出すことが難しくなり、とても悔しい思いをする学生さんも多いと思います。面接での緊張を無くすには、自分の体調、緊張の程度に合った対策を見つける必要があります。また、面接準備段階、面談前、面談中でも緊張を和らげる方法は変わってきますので、自分のやりやすいものから試してみましょう。
万が一、症状がひどい場合やその症状の所為でストレスを感じている場合は、お医者さんに相談してみましょう。その後、カウンセリングを受けて、薬物療法や精神療法を利用し治療することが可能です。面接が上手くいかないなどと一人で悩まずに、まずは相談してみることも大切です。
紹介してきた対策を試していくことで、面接に少しずつ慣れていけるかもしれません。何度失敗しても自己否定せずに、新しい対策を試していってください。

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キャリアアドバイザー|赤塩 勇太

面接で緊張しているのはあなただけじゃない

面接で緊張してしまうこと自体は、決して恥ずかしいことではありません。ちなみに、面接官も緊張しているということを知っていましたか?理由は、会社の明暗を大きく分ける貴重な「戦力」の採用に対して、全社的な期待を抱かれています。相手のことを見極めることに本気ですので、「お見合い」のような気持ちで本番に臨まれることが重要です。

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