2019年11月20日(水) 更新

個人面接・集団面接のコツと注意点

個人面接で押さえておきたいポイント

個人面接では1対複数で行われることが多く、エントリーシートを基に詳細を聞かれます。自己分析や自己PRの準備が十分にできていたのに、実力を発揮できなかった、ということにならないように、次の3つのコツを押さえていきましょう。

個人面接を成功させるコツ①:緊張しすぎない

緊張しすぎないためのコツは深呼吸です。入室前にしっかり深呼吸をしてから入室してください。また、複数の面接官に見つめられると、誰でも緊張してしまいます。しかし面接といっても、基本は会話です。会話を楽しむ姿勢を忘れずに、面接官とのコミュニケーションをしっかりとはかっていきましょう。明るくさわやかな印象を与えることもコツのひとつです。

個人面接を成功させるコツ②:自己紹介と自己PRは区別する

面接では最初に自己紹介を求められます。ここで聞かれているのは、あくまでも自己紹介であって、自己PRではありません。このふたつをきちんと区別することがコツです。氏名、学校名など必要なことを述べた後、「本日はよろしくお願いいたします」と締めくくりましょう。

個人面接を成功させるコツ③:「何か質問はありますか?」と聞かれたら遠慮なく発言

個人面接だけでなく、集団面接の場合も同じですが、面接の最後には、「何か質問はありますか?」と聞かれることが多いです。「特にありません」と答えるのではなく、与えられた発言のチャンスを大事にしてください。事前に、企業研究で見つけた疑問点や今後の事業展開などについて質問を考えておくと良いでしょう。

企業への質問を準備しておく

逆質問を考えるのが苦手という就活生は多いと思われます。そこで活用したいのが「逆質問100例」です。こちらでは、一次面接、二次面接、最終面接の三段階にわけて逆質問を列挙しています。注意点やNG例も取り上げているため、マイナスの評価を防ぐこともできます無料でダウンロードできるので、面接に備えていくつかピックアップしておきましょう。

集団面接で押さえておきたいポイント

一方で、学生数名対面接官数名の集団面接を行う企業もあります。個人面接と違い集団面接では1人1人に与えられる時間はとても短く、簡潔かつ印象に残る回答をする必要があります。個人面接との違いや面接突破のためのコツを説明します。

集団面接を成功させるコツ①:他人の話を聞く態度に注意

個人面接とは違い、自分の発言する時間より、ほかの人の発言を聞く時間の方が長いです。集団面接では協調性やほかの人の話を聞く態度なども見られています。コツとしては、ほかの人が発言している間も気を緩めずに、髪や爪を触るなどのいつもの悪い癖が出てしまわないよう気をつけることです。自分の意見を伝えることも大事ですが、周りへの気配りも忘れてはいけません。個人面接同様、緊張のしすぎにも注意してください。

集団面接を成功させるコツ②:自分の意見を変えないこと

集団面接では先に同じような意見を言われてしまうことがあります。しかし、自分の意見を無理に変える必要はありません。同じ意見でもそれに至るまでの理由や考え方が違う場合もあります。ここでコツとなってくるのが、具体的な体験談やエピソードを交えて自分らしい回答をする、ということです。集団面接で印象に残る回答をするためには、オリジナリティが重要です。ほかの人と同じ意見でも自信を持って回答してください。

5つのコツを押さえて個人面接・集団面接を突破しよう

個人面接と集団面接、それぞれのコツを5つ紹介しました。基本的なことではありますが、まずはこの5つのコツをしっかりと押さえて、面接に臨んでください。また、面接ではコミュニケーション能力の有無を見られています。個人面接でも集団面接でも、自分の思いをうまく伝えられるように練習を重ねて、内定獲得を目指してください。

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