2016年11月29日(火) 更新

マスコミの業界研究で就活者が押さえておきたい知識

マスコミ業界を就活者が業界研究する際は4つに分類して行う

マスコミ業界は、大きく4つに分かれています。就活者が業界研究する際は、「テレビ」「新聞」「広告」「出版」について調べていきましょう。どのマスコミ業界も、それぞれ特性を生かして情報を発信しています。常に新しい情報を取り入れて消費者に届けるため、想像以上に激務だというのを、就活者は業界研究で把握していかなければなりません。

就活者が行うマスコミの業界研究①:テレビ

では、就活者が行う業界研究としてマスコミ業界の花形と言われるテレビ業界について見ていきましょう。マスコミ業界におけるテレビ業界では、毎年就活者が多く倍率も高いので、一部では競争率が1,000倍もの企業があると言われています。テレビ業界と新聞業界は、実は密接した関係にあるのも特徴のひとつで、就活者は業界研究の際にしっかりと覚えましょう。主な関係を紹介しますと、下記のようになっており、報道姿勢が統一されています。就活者が業界研究する際には、関係性を把握しておきます。

・読売新聞→日本テレビ(NNN)
・朝日新聞→テレビ朝日(ANN)
・毎日新聞→TBS(JNN)
・産経新聞→フジテレビ(FNS)
・日経新聞→テレビ東京(TXN)

就活者が行うマスコミの業界研究②:新聞業界

続いて就活者が行う業界研究として、新聞業界について見ていきましょう。主要全国紙の「発行部数トップ5」を順に並べると、下記のようになっています。販売部数1000万部をセールスコピーとしていた読売新聞も「ネット社会化」に伴い、部数を大きく落としているようです。就活者はこのような現状把握も、業界研究する際は大事ですね

1、読売新聞(913,6万部)
2、朝日新聞(671,0万部)
3、毎日新聞(322,8万部)
4、日経新聞(273,2万部)
5、産経新聞(159.9万部)
(2015年後期)

就活者が行うマスコミの業界研究③:広告

次に就活者が行う業界研究として、広告業界について見ていきます。広告会社は(広告、制作、イベント、PR、販売促進等)の業務をサポートする会社です。形態は多岐に渡り、主なものをあげると、総合広告会社(電通、博報堂など)、専属広告会社(読売IS,、日本経済社など)、ハウスエージェンシー(JR西日本コニュ二ケーションなど)、外資系広告会社(マッキャンエリクソンなど)、インターネット広告会社(サイバーエージェントなど)が主な企業になります。業界研究する際にしっかり覚えておきましょう。

就活者が行うマスコミの業界研究④:出版

出版業界も、就活者は業界研究しておきましょう。出版業界の「売り上げトップ5」の企業を順に挙げますと、

1、ベネッセホールディングス
2、KADOKAWA
3、ぴあ
4、学研ホールディングス
5、プロトコーポレーション

の順になっています。出版業界は、インターネットが押し寄せている中で、雑誌を中心に売り上げが減少しています。また、出版社数、書店数ともに、年々減少傾向にあるようですね。

就活者はマスコミ業界の収入も業界研究で把握しておく

マスコミ業界の年収を業種別に見ていきますと、以下のようになっています。マスコミ業界の年収も重要な要素なので、きちんと業界研究しておきましょう。

・テレビ業界
1、フジ・メディア・ホールディングス、(1,506万円)
2、TBSホールディングス(1,499万円)
3、朝日放送(1,499万円)

・広告業界
1、電通(1,191万円)
2、博報堂DYホールディングス(1,052万円)
3、アサツー・ディー・ケイ(766万円)

・出版業界
1、東洋経済新報社(1,069万円)
2、ベネッセホールディングス(944万円)
3、学研ホールディングス(864万円)

マスコミ業界を目指す就活者は「テレビ」「新聞」「広告」「出版」の業界研究を行おう

マスコミの業界研究で就活者が押さえておきたい知識について見ていきました。業界研究でも分かるように、マスコミ業界全体が下降傾向にあると言われています。特に新聞や出版業界は急激に下降しています。テレビ業界もインターネットによる消費者動向の変化や、Googleがテレビ業界に参入、また、サイバーエージェントのインターネットテレビが開始するなど、今後の流れは、ますますインターネットへと変化していくと予想されます。しっかりと業界の現状を理解して、就活していきましょう。

イマ就活生に大人気のサービス5選!!

国内最大級のキャリア情報プラットフォーム、キャリアパークの公式アプリが登場!

就活生必見のお役立ち情報が満載!

関連コラム

このコラムに近いイベント

おすすめの就活イベント