2018年10月11日(木) 更新

就活で嘘をつくべきではない理由

世の中には良と悪の嘘が存在する

世の中には良い嘘と悪い嘘があると言われています。良い嘘というのは、例えば幼い子供と仲の良かった人物が死亡してしまった場合、その子供へ「永遠に二度と会うことはできない。あの人は死んだ」というより「旅行に行ったんだって」と言った方が良いとされる場合があります。これは、人によっても考え方は異なると思いますが、ここでは良い方の嘘の例としてあげます。

誰であっても隠し通したいのは悪い嘘のケースが多い

次に悪い嘘の例です。例えば横領を自分がやったのにも関わらず、「そんな横領なんて悪いことはしていません」といったものです。この事実は、悪いと認識をしていながらも、横領に手を染めてしまっています。そして横領は誰にもバレたくないものでしょう。こういったケースは悪い嘘の代表例です。

悪い嘘は長引いてしまう

嘘をついた後はどうなるか考えてみましょう。先述の子供に嘘をついた場合、大人になるにつれて状況が把握できるようになるため、真実を伝えるべき日がやってきて、きっと本当のことを伝えるはずです。しかし、横領を隠した人はそれを長い間守り通さなければなりません。年月が経つにつれ整合性は失われ、新しい嘘をつかなければいけなくなるでしょう。「あの時に横領の疑いがあったのはあいつだ」といった具合です。就活においてもこの点は同じと言えます。

嘘は大きなストレス源となる恐れもある

就活の時についた嘘が重大なものであればあるほどその嘘を突き通す期間は長くなり、それに伴い嘘を重ねなければいけない状況に陥るケースもあるでしょう。それは大きなストレスとなって自身を苦しめることになります。また、嘘がばれたときには周囲の信用を失い、仕事を辞めさせられる可能性も考えなければいけません。このような状況は仕事をする上で相応しく無いものと言えるでしょう。

一度の嘘は不信と保身の一生へと繋がる

就活で一度嘘をついたとします。そうすると、二次でも三次でも嘘をつき続けなければいけなくなってしまいます。長い間嘘をつくようになると、似た問題を解決する際にも嘘をつくようになるはずです。それは、就活人生、毎回同じ嘘をつき続けることを意味するのです。なぜなら過去に嘘をつくことで問題を解決できた経験があるため、同じように解決しようと試みるのも仕方ありません。やがてこういった人物になると嘘で人生を塗り固めるようになり、また自身が嘘をつくので他者を疑うようになるでしょう。不信と保身の一生となるかもしれません。それは信用の無い孤独な人物の形成へとつながります。そのため、就活では嘘はつかずに挑む必要があるのです。

就活においても正直であるのが大事

嘘だらけの就活ではなく、正直に就活をする良い結果へとつながるはずです。例えば本当にピアノを弾いているなら心からピアノの話題で会話できるようになります。しかし、就活の際、履歴書の段階で嘘をついてしまうと、面接でピアノの話が出てきたときに、必ずあたふたとして、ボロが出る結果となるのです。この件からも、就活は嘘をつかず、自分にそして相手に正直でいる必要があるのです。

嘘を一度使うと不信と保身の一生となるため就活においても使うべきではない

就活で嘘をつくべきではない理由についてご紹介してきました。嘘には良いものと悪いものがあると言われていますが、嘘をつくと自分に負担がかかります。そして、それは就活においても同じです。履歴書の段階で嘘を書いてしまうと、その後の面接でも嘘をつき続けなければいけなくなってしまいます。それはとても自分の負担になることです。就活では、ぜひ本当の自分で望んでください。

就活で嘘をつく際の、一番の理由として「評価されたいから」という理由が挙げられます。しかし、嘘で自分を着飾る必要もないのです。知っておくべきなのは面接官が就活生の何を評価しているかです。面接評価シートを使えば、面接で嘘をつく必要もないことがわかります。

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