2020年07月07日(火) 更新

就職活動を一人で行う「ぼっち就活」は効率的かどうかを考察

ぼっち就活はメリットもデメリットも多い?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「「ぼっち就活」に対してどのようなイメージがありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 自分のペースで行動できるのいいと思う
  • むしろそういうもの。逆に友達とつるんでたら余計な時間を取られてしまう。
  • 芯の強い自立したイメージ
  • 頼れる人がいないのでしんどくなりそう。情報量に差がでそう。
  • 効率が良い

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「「ぼっち就活」に対してどのようなイメージがありますか?」

就活生は「ぼっち就活」に対して、メリットもデメリットもあると認識しているようです。「自分のペースで行動できるのいいと思う」「芯の強い自立したイメージ」「効率が良い」というメリットもあれば、「むしろそういうもの。逆に友達とつるんでたら余計な時間を取られてしまう。」「頼れる人がいないのでしんどくなりそう。情報量に差がでそう」といったデメリットがあるイメージもあるといえます。では、実際にぼっち就活を行うことは効率的なのでしょうか?本記事では、ぼっち就活のメリット、デメリット、情報収集の方法を紹介します。

一人で行う「ぼっち就活」は非効率?

就職活動は人それぞれの就活方法があると思います。そんな中にあって耳にした事のあるだろう「ぼっち就活」。誰の力も借りずに一人で就職活動をおこなうぼっち就活は、果たして効率的なのでしょうか?
まずは、ぼっち就活をしている人に向けて、就活仲間を作っておくべきといわれている理由について見ていきましょう。

ぼっち就活には「情報収集源」がない

ぼっち就活だと、情報収集源となりうるものがあまりありません。就活仲間は、同じ企業のセミナー、説明会などで知り合い、就活をともに戦う者となります。この仲間たちは、同じ業界を志望している場合が多く、有用な選考情報を持っていたりします。その情報を互いに交換しあうことで、ぼっち就活にはない「Win-Winの関係」が出来上がるのです。

ぼっち就活には「新しい発見」がない

就職活動において、就活仲間が多くいると、その分色んな業界を目指す仲間が増えるという事になります。
自分がまったく知らずに興味を持っていなかった業界でも、就活仲間の話を聞くことで惹かれるようになったりするケースがあります。
ぼっち就活には、そういった新しい発見をする機会が少ないとも言えるでしょう。

ぼっち就活には「競い合うライバル」がいない

就活仲間は大切な仲間でありながらも、大切なライバルになってくれます。同じ業界を目指していなくても、自分の方が先に内定を獲ってやろうなどモチベーションを高め合う事ができるというのは意外と大きいものです。

自分はどんな業界に向いているタイプか、適性を診断してみよう

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一人で就職活動をする「ぼっち就活」のメリット

ぼっち就活にはない「就活仲間を作るべきメリット」についてを見てきましたが、次は就活を一人で行う「ぼっち就活」によって得られるメリットを見ていきましょう。就活仲間がいるからすべて良し、と簡単にうまくはいかないのが就職活動の面白いところです。

ぼっち就活だからこそ選択できる「行動」

就職活動は基本的に「個人ワーク」です。友人の色々な経験は、いくら詳しく聞いたところで自分のものにはなりません。また、自分の志望動機は、他人のそれと同じではありません。就職活動は、自分自身が主体となっておこなうものです。
志望する業界や企業はひとりひとり異なりますから、それに沿った活動をおこなえば、自然と一人で行動することになります。また、自らの目的を果たすために行動しようとする時、友人と一緒だと、その行動に制限を受けるでしょう。お互いに意見を合わせて行動する中で、情報収集に非効率な場面が出てくるのです。そう考えると、一人で動けば自分が必要なものだけを選べるというメリットがあります。

ぼっち就活だからこそ「足の引っ張り合い」がない

他の就活生と馴れ合いのコミュニティーを作ってしまうリスクというのは、意外と恐ろしいものです。例えば、仲良くなった就活仲間のグループに属していると、なかなか採用が決まらない同紙になってきた際に「慰め合い」のような行動をとってしまいがちです。
特になかなか採用が決まらない者同士になってくると、慰め合いのような行動になってしまうことがあります。

志望業界はひとりずつ異なる

就職活動において、必要な情報は各々で異なります。基本的に、他の学生の情報は当てにならないと思っていた方が良いでしょう。受験勉強のように、参考になる模範教科書はありません。結局自分の欲しい情報は、自分で動いて収集するしか得ることができないのです。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

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ぜひ活用して、就活を有利に進めましょう。

ぼっち就活における情報収集の方法

では、ぼっち就活ではどういった情報収集をしたらいいのかを考えなくてはなりません。就活仲間からの情報収集ができないのであれば、当然自分一人の力で就職活動に使える情報源を確保していくようになります。
ぼっち就活の情報収集方法を見ていきましょう。

ぼっち就活をするなら「直接その業界の人の話を聞く」

直接その業界の人から話を聞くことが、ぼっち就活での情報収集方法として確実な方法です。質問に対し、実際の現場の声として、より正確で具体的な話が聞けるでしょう。
また、異なる部署の方を紹介してもらえると、知ることもなかった現場の情報を得られるので、より深く会社を理解できるようになるでしょう。

ぼっち就活をするなら「OB訪問」をしよう

ぼっち訪問をするのであれば、OB訪問を有効に活用しましょう。
書籍や会社ホームページで調べられる情報は、とどのつまり、誰でも手に入る情報です。ライバルと差別化を図る事なんて出来ません。OBから仕入れられる生の情報は誰でも手に入るものではないので、貴重な情報源となります。

ぼっち訪問をするなら「SNS」を活用しよう

ぼっち訪問において大きな力を発揮するのが、SNS……つまりはFacebookやTwitterなどです。SNSには,企業情報があふれています。経営者、採用担当者、業界の キーパーソンをフォローしてつながっていくように積極的に行動していきましょう。

就職活動における「ぼっち就活」は方法をしっかりと把握すべき

就活仲間が少ないからといって気にする必要はありません。少し寂しさもありますが、会社に訪問したりOB訪問したり、ES書いたり、全て就活は結局一人でやるものです。ぼっち就活を参考にしつつ、是非自分にあった就職活動のやり方を見つけて頑張ってください。

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