2017年01月27日(金) 更新

内定者インタビューVol.3 人材系ベンチャー企業内定者

こんにちは!キャリアパーク運営事務局です。
今回、キャリアパークでは17卒内定者のインタビューをしました。
ご協力いただいたのはキャリアパークエージェントサービスを利用して、人材系ベンチャー企業に入社した小野寺さんです。
さっそく、お話を訊いてみましょう。

勉強・ダンスサークル・アルバイトを同時進行。モチベーションの原動力は人のために動く

―さっそくですが、小野寺さんがどんな方か知らないので(笑) まずは学生時代にどのように過ごしていたのかを教えてもらってもいいですか? 学業も、アルバイトも、ダンスサークルもすべて100%頑張っていたと自信を持っていえるような学生生活でした。 ―それは凄いですね!そこまでモチベーションを保てたのには何か理由はあるんですか? 私にとってのモチベーションの原動力は、“人のために動く”。 ダンスサークルはひとつのジャンルをまとめて、リーダーになっていました。 メンバーのために振り付けも考え、「みんなに楽しく思って貰おう、お客さんのために楽しんでもらおう」と思って動いていました。 ただ、ダンスは優先順位としては一番下だったんです。 理由は、ダンスをやるためにお金を集める必要があったし、学生の本業である学業をしっかりやらなくちゃならないと思っていたからです。 優先順位を間違えなかったから、モチベーションを保ったまま、完遂することができました。

「口先だけじゃなく、行動で示せる大人」になりたい。きっかけは遊園地の舞台

――ダンスを始めるきっかけは何かあったんですか? 中学生の時に遊園地の、舞台でEXILEのキックダンサーが踊っていたのを見たのがきっかけです。 言葉じゃないのに人間味が伝わってくるダンスを見て、「格好いい」と感じました。 当時、私はかなりの口下手で(笑)。「自分も、言葉じゃなくて行動で示せるようになりたい」と思って、 中学の時からダンスを始めて、今に至ります。 ダンスがなかったら、引っ込み思案なままだったので、 あの時の出会いが私の今後の人生を変えたといっても過言ではないかもしれません。

挫折体験はアルバイト。「オーダーを取りに行っても相手にされなかった」

―引っ込み思案だったとうかがい、ちょっと意外に感じています。ダンスサークルをまとめているのって、結構大変だったんじゃないでしょうか?ダンスで大きな挫折はありましたか? ダンスサークルでの大きな挫折は特にありませんでしたね。 どちらかと言うと、挫折体験は個人経営の居酒屋でアルバイトしていた時にありました。 ――アルバイト先でですか。詳しく教えていただいても良いでしょうか? 個人店だったので、周りは常連客ばかりで自分がオーダーをとりにいっても相手にしてもらえませんでした。 「あの子呼んでよ!」って、言われてしまって……。 ――うわ…… 想像しただけできついですね。 はい。そういうことの連続で、落ち込みましたし、モチベーションも全く上がりませんでした。 でも、店主に「店の看板になるんだよ」って励ましてもらったんです。 それで、4年間働いている先輩の気配りやどんな行動をしているのか、観察して盗みました。 そこで、”新人”という武器をいかせばいいんじゃないかって結論にいたりました。 お客さんを慕って、料理のおいしい食べ方を教えたりして、フランクに接するようにしました。 すると、自分のひと言を追加するだけでお客さんの反応がぜんぜん違うことに気がつきました。 そこから、アルバイトが楽しくなりましたね。

就活は4月の後半から開始。全く通らないエントリーシートに焦る日々

―3つ同時進行で打ち込んでいると、就活との両立が大変そうですが、就職活動はどうでしたか? 大学3年生から公務員試験の勉強をしていて、就活は4月の後半から始めました。 親も安定志向だったので、なかなか一般企業の就職活動に踏み出せないまま、時間だけが過ぎていました。 4月末って、エントリーシートが締切ラッシュじゃないですか。 周りで早くから就活を始めていた子は、すでに何十枚もエントリーシートを出していました。 「私も早く出さなくちゃ」と、焦って出して、結局通らない。その繰り返しでした。

「自分の発言できる環境に身を置きたい」と考え、ベンチャーマインドの会社を中心に受ける

いつの間にかベンチャーマインドの会社を受けるようになってました。 企業規模にはこだわらず、ベンチャーマインドであったら大手企業であっても受けていました。 また、元々広告業界には興味がありました。 記事広告やWEB広告を中心に見ていたところ、 キャリアパークからWEB広告業界を紹介するエージェントサービスのDMが送られてきました。 そこで、登録して、担当のエージェントからメッセージが来て、面談することになりました。

就職活動は思い通りに進まず、陥ったのは”負のループ”

その頃になると、早く準備していた子たちはすでに内定保持者。 今まで友達として仲良く付き合っていたのに、自分だけ置いていかれた感じがしました。 みんなが前を向いて進んでいるのに、「どっちつかずなまま進めていたら、本当にお先真っ暗になっちゃう」って後ろ向きに考えていて、その頃は辛かったですね。 ―なかなか通らないと、負のループに陥ってしまって、就職活動を進めるのがキツイですよね。 ほんとうにきつかったです。周りと自分の状況を比べて、「なんで私だけダメなんだろう」ってネガティブな考えに陥っていました。 だから、エージェントと面談した時は、会っていろいろと話していたら、泣いてしまいました。 ―実際に、エージェントサービスを利用してみてどうでしたか? 自分に合っていたので、良かったと思いますね。 なぜかと言うと、ヒアリングが丁寧で、正直に話してくれるからです。 泣きながら自分の現在の状況を話していたら、気を遣って励ましてくれるのではなく、 「うじうじしてても仕方なくない?」「自分が今まで何もして来なかったのが悪いんだから、まずは行動しよう!」 と本音で話をしてくれたのが良かったです。 面談を通して紹介してもらった企業には、必ずエントリーして説明会に行くようにしました。 そこで、紹介して貰った人材系の企業に出会い、「この企業ならやりたいことができる」と考え、内定をいただきました。

内定先に決めた理由は「これから自分が作っていきたい世界と内定先が目指している世界が一致していたから」

―内定先に決めた理由は何ですか? これから自分が作っていきたい世界と内定先が目指している世界が一致していたからですね。 私は、公務員試験の勉強をしているうちに、女性が元気で働きやすい環境じゃないと 日本が衰退していってしまうという考えに至りました。 自分の好きな友達や家族がいる日本が、これから先、疲弊していってしまうことが嫌だったんです。 そういうことを考えていて、説明会でお会いした人事のトップの方から 「日本の雇用を本気で変えたい。そのためには、企業に入って人材コンサルティングをやるよりも、 自分で会社を興してロールモデルになるのが一番良い」というお話をいただきました。 そこで、「目の前に、自分が向き合っている問題について本気で考えている人がいる!仲間になるしかない!」と思い、選考を受けました。 また、選考過程で逆質問を受けた時に、「キャリアビジョンについては何を考えていますか?」と何人かに聞いていたんです。 今の内定先では、3名の方に面接いただいたんですが、どの方も大きい夢と具体的なプランが出来ていたため、共感するところが多かったんです。 それで、ここに入社すれば自分が生きていく上での方向性が定まりそうだと考えました。

目標は結婚もして育児もして、職場では困った人がいる時には駆けつけるような女性マネージャー!

―どんな人材になりたいですか? 女性が活躍している社会は潤っていると思うので、自分も活躍する女性のロールモデルになりたいです。 今の世の中、子供ができてから退職しても、なかなか元の職場に復帰しにくいという現状がありますよね。 でも、内定先は、結婚しても子供ができても、育休、産休をとっても、女性が活躍しているんです。 だから、結婚もして育児もして、職場では困った人がいる時には駆けつけるような格好いい女性マネージャーになりたいです!! ―ロールモデルになるためには、具体的には何をしたいですか? 会社全体で女性の活躍を促すために、人事をやって、優秀な新入社員を採用したいです。 特に、エージェントにお世話になったので、新卒採用領域を任されるようになりたいです。 ―もし17卒で「やりたいことがない」と自分のキャリアに迷っている就活生や面接が通らないで悩んでいる就活生がいたら、 どんなアドバイスをしますか? 特にやりたいことがない人は、とことん自己分析をするしかありません。何をしている時が楽しいのか、何をしている時にやりがいを感じるのか」など 自分のことだとしても、自分では知らないことをしっかり考えていかないと、本当にやりたいことは見えません。 最初、私は自己分析本に書き込んだだけで、自己分析を終わらせていました。 結局、自分のさじ加減で終わらせていたんです。 そのため1次面接で落ちまくっていて、「なんでダメなんだろう」と考えるだけで結論にいたらないまま、就活を進めていました。 エージェントサービスに登録してから、はじめて「何故そう考えたの?」とたくさん聞かれて、 なんでそう思ったんだろうと考える様になり、自分のことが深掘りでき、面接に通るようになりましたね。

面接通過のメソッドは3つ!

ありがとうございました!! 最後に選考通過のメソッドを訊いたところ、 1,面接の時は、第一印象を良くするように心掛ける!扉を開ける瞬間から笑顔で、明るく、ハキハキ答えること。 2,集団面接は、まわりの人を差をつけようと変わったことを話さない。自己分析で導き出した当たり前の事を自信をもって話す! 3,グループディスカッションは、人が集まった時には、自分の役割を意識し、いかに役割をまっとうできるかを考える!メンバーの話を聞くのが大事。司会が苦手なら、議論を回す方にならなくてもOK! なかなか選考通過しなくて悩んでいる17卒のアナタは、参考にしてみてはいかがでしょうか?

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