2019年08月30日(金) 更新
新卒2年目社員のクロスインタビュー。入社して数ヶ月で管理職を任された2人の成長の軌跡。
社会に貢献することを軸に、メディア事業や、人材事業、M&A支援事業など様々な領域の事業にチャレンジしてきたレバレジーズ株式会社。着実に成長し続ける背景には、入社後、ハイスピードで成長していく若手社員たちの活躍があります。
今回は若手の中でもとくに活躍している同社の新卒入社2年目の社員2名にインタビュー。レバレジーズ株式会社を選んだ理由から、働く中で感じた成長まで、ざっくばらんに語ってもらいました。
【プロフィール】
三毛
京都大学教育学部を卒業後、2018年に新卒としてレバレジーズ株式会社に入社。現在は、2019年2月より開設したレバテック株式会社横浜支店の支店長として、インターン生を含めたチームのマネジメントに従事。自身も営業としてキャリアアドバイザー業と、リクルーティングアドバイザー業を兼任している。
松村
立教大学経済学部会計ファイナンス学科卒業後、2018年に新卒としてレバレジーズ株式会社に入社。入社後、半年で歴代最高売上を樹立し、事業部史上最短で、支店の立ち上げのリーダーに抜擢。現在は、新卒の就職支援サービス「career ticket(キャリアチケット)」でキャリアコンサルタントを勤めつつ、営業活動のマネジメントも行なっている。
共通して感じたのは「裁量権の大きさ」と「人の良さ」
――始めに、就職活動でどのような軸をもっていたのか教えてください。
三毛氏(以下、三毛)
私は大きく3つの軸を持っていました。まず1つ目はなるべく早期に大きな裁量権を得られること。2つ目は人と対面で向き合って価値を発揮できるということ。最後は一緒に働きたいと思える人がいるかどうかです。
とくに、1つ目の軸は重要でした。将来のキャリアを考えた時に、結婚・出産が20代後半にあるとすると100%仕事に打ち込めるのは今しかないなと思っていたからです。50歳くらいで自分の人生を振り返った時に、「あの時めっちゃ頑張ってたな」と言える経験を若いいうちにたくさんしたいと思ったんですよね。
松村氏(以下、松村)
僕は三毛さんほどしっかりした”軸”を、就活を始めた当初は持っていなくて、ネームバリューがある大手ばかりを受けていました。いくつか内定をいただく中で、本当にこのまま就職して幸せになれるのかと不安が頭をよぎりました。
そんな中、レバレジーズ株式会社の人事からかけてもらった言葉がきっかけになり、自分の軸を見つけることができました。言われたのは「やりたいことが見つからないなら、在りたい像を考えればいいんじゃない?」という言葉。それならできると思い、考えた結果、大きく2つ出てきました。
1つ目は自立し、会社に依存しないキャリアを歩めるようになりたいということ。2つ目は志が高い人たちと一緒に働きたいということでした。
――お二人とも軸がある中で、最終的に、なぜレバレジーズ株式会社に決めたのか教えてください。
三毛
決め手になったのは、若手に任される裁量権の大きさを感じたことと、一緒に働きたいと思える人が多かったことでした。特にそれらを感じたのは、レバレジーズ株式会社のインターンに参加した時でした。他にも10社以上の会社のインターンに参加しましたが、レバレジーズ株式会社では、社員の皆さんが自分たちインターン生のことを特にしっかり見てくれている感じがしました。
例えば、グループワークの際に、自分のグループ担当でなかった社員から「三毛のああいう動きはよかったよね」「もっとこういうところを意識してみて」と声をかけてもらったことには驚きました。社員全体が、インターンを通じて何か1つでも学びを持って帰ってもらいたいと学生に対して本気で思っている結果なんだろうなと感じました。
また、インターンでメンターを任されていた社員の多くが入社年次の浅い若手社員で、若いうちから任される環境があるのだろうなとも感じましたね。
松村
私がレバレジーズ株式会社への入社を決めたのには大きく3つの要因があります。1つ目は複数の分野で事業を展開し、外部投資を受けていないこと。医療、介護、IT、人材、と様々な分野で事業を展開しているので、たとえどれか一つがうまくいかなかったとしても他でカバーできることから、経営としての強さを感じました。また、完全独立資本で経営を行っているため、自由な意思決定の元で事業創造している点も魅力でした。
2つ目と3つ目は三毛さんと同じで裁量権を持つタイミングが他の企業と比べて圧倒的に早かったことと、社員が皆「利他性」を本気で大事にしていると思えたことです。
レバレジーズ株式会社に入社するかどうかわからない自分に対して、一緒になって軸を考えてくれる社員の姿から、他者への貢献を大事にしている人が本当に多いんだろうなと感じて、この人たちと一緒に働きたいと思いました。
管理職は通過点、その先にある自分たちのやりたいこと
――入社して丸1年が経ちましたが、現在、どんなお仕事をされているのか教えてください。
三毛
2019年2月より開設したレバテック横浜支店の支店長を任されています。具体的には、支店全体の売上目標を達成するための方法を考えたり、メンバーのマネジメントをしたりしています。さらに、自分自身も一人の営業担当として、企業や求職者と向き合ってもいます。
特に支店の売上目標を達成させるためにどうすればいいのかを、つねに考えていて、場合によっては営業だけでなく、いろんな部署と連携しながら新しい手法を試しています。
売上目標をクリアするために、何をするのかの判断は、週に一度あるミーティングで全国の支店を統括するマネージャーと一緒に行います。基本的には私から課題とその解決のための方法をセットで伝え、承認が降りれば、施策としてやってみることになります。
試行錯誤を繰り返した結果、支店開設の初月から売上目標を達成し、その後も毎月、目標を達成し続けている状況です。
松村
私は、「キャリアチケット」という新規事業の営業部門のリーダーを任されています。また、三毛さんと同じように自らも営業として仕事に取り組んでいます。「キャリアチケット」は新規事業で、営業ノウハウがないため、実際に営業活動に取り組みつつ、ゼロからそのやり方を作っているところです。
――業務の中で特にやりがいを感じるのはどんなところですか?
三毛
新しい仕組みを導入し、狙い通りの効果をあげたときですね。自分が考案した仕組みが支店全体の売上を左右し、ダイレクトに結果が返ってくることがすごく面白いですね。
松村
私の場合は、自社のサービスのスケール拡大を実感できたとき、やりがいを感じます。良いサービスであるのは間違いないと思っていて、その影響力が増すことで、より多くの学生を幸せにできたと思えます。
実際、事業をスピーディーに成長させることができていて、入社当初と比べると売上は12倍、社員数も5~6倍くらいになっています。
――お二人が描く、今後のキャリア像を教えてください。
三毛
与えられた売上目標を達成しながら、育成にも力を入れて取り組みたいです。なぜなら、育成がうまくいけば、私一人では成し遂げられない大きな結果を出すことができ、それだけ世の中に大きな価値を与えられると思うからです。
また、社員それぞれが持つやりたいことの手助けにも取り組みたいです。正直なところ、私には、これといってこだわりのある分野がなく、逆にそれを持っている人を尊敬しています。そんな人たちがもっと輝けるための手助けができればいいなと思っています。
各人がやりたいことに全力で取り組めるようにするためには、まずは事業部から与えられている売上目標を達成した上で、どれだけプラスαのことに取り組む時間を捻出するかが大事だと思っています。だからこそ、早期に結果を出すための仕組みづくりや、ノウハウの共有などに取り組みたいです。ゆくゆくは支店のメンバーだけではなく、事業部や会社全体にも影響を与えていきたいです。
松村
私は、まず、今携わっているサービスを日本で一番使われているサービスに成長させたいです。その上で自分で事業を作れるようになりたいとも思っています。今も、実力以上の裁量と責任を任せていただいておりますが、まだまだ全部を見切れていないので、新規事業の上流から下流まで携われるよう努力していきたいです。
任されることで広がった視野とできることの幅
――仕事を通して成長できた点があれば教えてください。
三毛
2つあります。1つ目は視座が高くなり、考えられる範囲が増えたこと。入社当初は自分の売上のことしか考えられませんでしたが、働き出してから数ヶ月で、新しく入ってくる人たちのことを考えられるようになり、さらに1年経たずして、支店長を任されたことで支店全体や他支店との連携について考えられるようになりました。
また、2つ目は問題解決能力が上がったこと。入社以来、常に課題感と向き合い、その解決のために試行錯誤する中で、問題解決のためにやり遂げる力が身につきました。
その成長に気づくきっかけになったのは、定期的に設定されている1on1で、上司からもらった指摘です。自分としては目の前の課題感に対してただがむしゃらに取り組んでいただけでしたが、「課題解決のためにやりきることが君の強みになっているよ」と言われ、初めて、自分の成長を実感することができました。
松村
私は、主語を変えて行動できるようになったことが成長だと思います。これまでは、自分起点で物事を考えることしかできていませんでしたが、業務を通じて徐々に「一緒に働くメンバーは何を考えているのだろう」「サービスを利用している人は何を考えているのだろう」と立場を変えて考えられるようになりました。
きっかけは、インターンをしていた時に当時の上司から言われた「仕事をする時は価値貢献の大きさを考えなさい」という一言でした。自分一人で良い成績を上げるよりも、良い成績を上げる人を育てたほうが生み出す価値は大きくなるから、それを意識しなさいという内容でした。
入社後、そのアドバイス通り、どうすれば自分以外の人の売上を上げられるのか考え、動き回りました。その結果、自分を起点にして生み出す価値は大きくなりました。そして、その結果が認められ、入社半年で管理職を任されるようにもなりました。
――レバレジーズ株式会社で活躍する社員はどんな人だと思いますか。
三毛
とにかく、人に「与えられる」人だと思います。自分一人が頑張るよりも、他の人を成長させることの方が生み出せる価値は大きくなりますし、そのほうが評価もされるので。
松村
同感です。その上で、当たり前のことを当たり前にやれる人が、しっかり結果を出すことができている印象です。結局のところ自社が成果をあげれている最大の要因は、泥臭く、人がめんどくさくて、避けがちなことを徹底してやっていることです。そんな当たり前のことをブレずにやり続けられている人が、個人としても結果を出せているのだと思います。
最高の選択肢ではなく、選んだ選択肢を最高に
――最後に就職活動をしている学生に向けてメッセージをお願いします。
三毛
今、どの会社が自分にとってベストなんだろうと迷いながら就活している人が多いと思います。私もそうでした。ただ、例えば自分が重要視している制度や業務内容も時間が経つと変わってしまったりします。だからこそ、大事なのは、自分がその会社に入るという選択を、自分の頑張りによってベストにできそうな会社かどうかを考えることだと思っています。
そのためには、実際に説明会などに行って、肌で感じた会社のミッション・ビジョンに対する「共感」や事業内容に対する「ワクワク」を大切にすることが重要だと思っています。「ワクワク」働けるなら多少の辛いことは乗り越えられるものだと思うからです。
松村
私は、就活生のみなさんには、ぜひ「やりたいこと」ではなく「在りたい像」を考えて欲しいと思っています。それさえ考えられれば、在りたい像になるための条件として就活の軸が見えてくるからです。
自分で考えるのが難しければ「あの人みたいになりたい」というロールモデルを見つけて、その人がどんな人で、そうなるためには何が必要なのかを考えてみるといいのかなと思います。就活を、自分のことを知るチャンスと捉え、この機会にぜひ自分の将来について、真剣に考えてみてください。
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