2024年05月20日(月) 更新
【インタビュー編】グローバルビジネスの最高の登竜門!EYが主催するグローバルコンペティションに挑戦しよう
<PR企画>
※本記事は「グローバルで活躍できる人材になりたい」「税務・会計・テクノロジーの分野で活躍してみたい」、そして「英語でのプレゼン能力、論理的思考力を磨きたい」と考えている大学生・大学院生に向けたご紹介記事です。
「グローバルビジネスの世界に船出するにあたって自分の力を試してみたい」
英語力、プレゼン能力、論理的思考力、クリエイティビティなどを兼ね備えたグローバル人材を目指す志を持ったチャレンジャーにとって最高のイベントがある。それがEYの主催するプレゼン世界大会「Young Tax Professional of the Year(YTPY)」だ。本記事ではこの大会にチャレンジした参加者の方々や、運営を支えるEYのサポーターの方々へのインタビューを通じて、概要編からさらに魅力を深掘りしていきたいと思う。
※記事内容は取材当時のものです。
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インタビュイー紹介
【インタビュー対象者】 写真右から ※Tobias Lintveltさんは写真なし
・Yuka Koriさん(YTPY2019 世界大会参加者)
ビジネスについて学ぶためイギリスに留学中、EYでのインターンに参加してYTPYを紹介されてチャレンジ。2021年の国内大会に優勝し、世界大会へ参加。その後EYにジョインし、現在は金融機関向け移転価格コンサルタントとして国際的に活躍している。
・Zhiyun Duさん(YTPY2021 世界大会参加者)
就職活動の中でEYを志望し、企業研究とプレゼンテーション力に磨きをかけるためYTPYにチャレンジ。2021年の国内大会で優勝し、世界大会へ参加。その後EYにジョインし、現在は金融機関向け税務コンサルタントとして活躍中。
・Neil H.Yatesさん(プレゼンテーションサポーター)
日本在住30年。10年前からEYに在籍し、主にLearning & Development Teamに所属。メンバーのプレゼン、英語力向上を専門としている。YTPYでは参加者の英語でのプレゼンテーション能力の向上をサポートしている。
・Tobias Lintveltさん(テクニカルアドバイザリーサポーター)
EYに40年にわたって在籍。税務の専門家としてイギリス、アメリカ、中東などでの勤務経験を経て、約20年前から日本に在住。主にプライベートファンド、不動産ファンド向けの税務アドバイザリーを提供。YPTYでは参加者の税務・会計に関する専門知識の習得をサポートしている。
――今日はよろしくお願いします。まず参加者のお二人から、YTPYに参加する前の期待や、参加しての感想について教えてください。
【Kori】
まず、本当に参加して良かったと思っています。もともと人前で話すこと自体は嫌いではなく、留学先でも起業アイデアをプレゼンテーションするような機会はたびたびあったのですが、特に自分の力がどこまで通用するのかを試したことはありませんでしたので、出場して世界大会まで行けてしまったことはラッキーと言うか、すごくいい経験になりました。
国内大会もレベルが高かったのですが、特に世界大会に出たことで「海外の層は厚いな」と強く感じました。英語力はもちろんとして、税務やファイナンスに関する知見の深さ、聴衆を惹きつけるスタイル・キャラクターの完成度など、すべてにおいてレベルが高く、そういった方々と大会の期間の中で切磋琢磨する機会が得られたのは素晴らしい思い出です。社会人になってEYで働きだして4年ほどですが、なかなかここまで刺激的な機会はありません。
【Du】
私も素晴らしい経験だったと思っています。参加前に期待していたのは「就職先として志望していたEYについてもっと知りたい」というところで、正直税務の詳しい部分はあまり分からなかったのですが、この大会を通じてトビアスさん、ニールさんなどEYですでに働いている方々や、他の参加者と話す機会も多く得られて、目指している仕事や世界に対するイメージがより明確になりました。
――YTPYでは参加にあたって、税務に関する知識や英語力などのスキルについて、特段参加条件は決められていませんが、世界大会に勝ち進まれたお二人はどういったレベルで参加されたのでしょうか。
【Kori】
税務に関する「知識」はなくても参加してよいと思います。「興味」があることのほうが大事ですね。英語力については話されている内容がわかる程度のヒアリング力と、その上である程度ハッキリと自分の意思を伝えられるスピーキング力があれば十分だと思います。
もちろん世界大会になると、すでにEYや税務当局で働いていたり、税法の学位やMBAを持っていたりするような方々が集まってきますので、そこで勝っていくとなるとやはり知識は必要になってきます。自分も当時、プレゼンテーションの後に具体的な条文について深堀りされて回答に困ったような場面もあったので、今から振り返るともっと基本的な税務知識をしっかり押さえていけば良かったなとも思います。
それでも問われるのは英語力ではなく中身です。ネイティブだから勝てるということは全然ないですし、世界大会に集まる方々もノンネイティブでない方も多いです。
【Du】
自分も同じ意見で、英語での意思表示がハッキリできるなら大丈夫だと思います。実際、税務に対する関心と、プレゼンテーション能力が問われてくると思います。日本大会の予選はいくつかのテーマから選べて、私が選んだ「新しい税制を作る」というようなアイデアで勝負できるような幅の広いテーマもありますが、本選ではその場で提示されたテーマ、自分のときは「タックス・ヘイブンについて」でしたが、それを1時間程度で調べて即興でプレゼンする必要があります。その際にはやはり当意即妙なプレゼン能力と、リサーチしたことだけを覚えてやるのではなく、広く税務に関心を持ってストーリーを繋いでいくような力も求められます。
【Neil】
プレゼンテーションをサポートしていた自分から見ても、Koriさんはすごくプレゼンテーションに慣れておられて、わかりやすい発信ができる方でした。Duさんのプレゼンテーションも構造がしっかりして伝わりやすいものでした。一方でお二人とも税務知識はなかったので、世界大会に向けた準備では国際的な税務の世界でホットなトピックや、どのようにそれらをリサーチするべきかの方向性を助言したりしました。
――実際にサポーターのお二人は、お二人やその他の参加者の方にどんな支援をされていたのでしょうか。
【Neil】
日本大会参加前には、参加者には英語でのプレゼン講座を受講していただきます。なかなかなじみのないテーマにはなりますので、大学時代に何に興味があるのかヒアリングした上で、たとえば環境問題に興味があるとしたら、それがどう税に関わっていくのか、たとえばEUにおける炭素税の仕組みがどうなっているかなどといった具体的な話をアドバイスとして伝えながら、考え方・伝え方を理解できるようにサポートしていきます。
【Tobias】
世界大会の準備期間では週1回ほどの頻度で1on1ミーティングを行い、税務の基礎的な知識を教えたり、リサーチの仕方を伝えたりしました。世界大会に向けては想定されるテーマを題材にした発表練習や、審査員からの質問を想定した問答練習などを重ねていきましたね。Koriさん、Duさんに限らず、学生のみなさんが税務の知識を持っていないことは当たり前のことで、私たちの役割としては彼らをプロフェッショナルの世界に橋渡しすることです。なんでもウェルカムな態度で、自然なディスカッションを行っていました。
――とても規模が大きい本格的なイベントですが、学業や就職活動との両立はいかがでしたか。
【Kori】
YTPYは自分自身の勉強の一環として捉えていましたので、両立が大変だったという感覚はなく、スキルアップと一体のものとして捉えていました。実際、日本大会は書類選考の合格から2週間程度、世界大会は出場が決まってから3ヶ月程度ある中で準備を進めていくので、学生であれば十分に調整は利くのかなと思います。
時間のことを考えても、YTPYに参加するなら学生のうちに参加するのが良いと思います。チャレンジ自体がアピールポイントにもなるでしょうし、自分の強みを磨く成長の機会になります。もちろん税務や金融に興味が出て働くということになれば、直結する経験ですね。
【Du】
実際、夏前の応募から日本大会、秋の世界大会とスパンが長いので、就活との両立で困った記憶はなかったです。その過程でのリサーチや1on1といった学習のチャンスも充実していて、それ自体とても価値がある体験だったと思います。税務の様々な側面を網羅的に理解しようと思うと大変かもしれませんが、何にどうフォーカスしてリサーチするべきかも支援していただけます。
――YTPYで特に印象的な出来事や、学びになったことなどはどういったものがありましたか。
【Du】
世界大会のプレゼンに臨む前には、トビアスさんだけでなく様々な専門家から講義を受けることができました。特にOECD(経済協力開発機構)という世界の最前線で炭素税の国際的枠組みについて取り組まれている方からの講義は外からだけでは知ることの出来ないリアルも多く教えてもらえて、非常に勉強になりましたね。得た知識やコミュニケーションスキルは実際に様々な母語を持つ方がいるEYで働く上でも役立っています。
【Kori】
学びの部分は同じく本当に充実していました。他にも大会の前段階での実践経験や練習は今の仕事でも役に立っています。
印象的なこととしては、世界大会でのアクティビティでしょうか。世界大会では数十ヶ国の代表と5日間アムステルダムで暮らし、最終日の発表に向けてトレーニングやチームビルディングのためのアクティビティを行います。各国から集まった方々と一緒にオランダ料理を作るようなクラスがあったり、運河を船で下りながらのディナーがあったり、とても楽しかったです。
――サポーターのお二人にとっての、この大会に関わることの醍醐味は何でしょうか。
【Neil】
やはり人の持つフレキシビリティはいつも面白いですね。特に今の若い人たちはアドバイスを素直に受け取り、すぐに上手く修正するのが得意なように思います。自分のような年代になるとある程度自分の生き方は固定されてきて、同じやり方で進めていく物事が多くなってきますが、良い刺激を自分自身も得ていますし、自分が柔軟に様々な知識を吸収できるホープたちを支えることを通じてこの世界の役に立っていると感じるのは嬉しいですね。
【Tobias】
学生の皆さんが興味を持っている分野に基づいてサポートしていくので、ジェネレーションギャップが感じられるのは楽しいですね。例えば環境問題はここ十年来のビッグテーマですが、今年は「スポーツと環境問題」といったトピックも出てきました。我々から提供できるのは税務知識や企業で働くことはどういうことかの知識になりますが、そういった現代的なテーマについて、これからキャリアをスタートされる方と対話していくのは自分自身とても楽しいです。
――YTPYは今年で15年目を迎えています。EYがなぜこのイベントを長きにわたってやっているか、その価値は何だと感じるか教えてください。
【Kori】
日本法人のグローバルでのプレゼンスを高めるという意味もあると思いますが、若くして税務プロフェッショナルを目指す人への成長機会を与えていることは大きな価値だと思います。
【Du】
税務は専門的な領域で決して認知度が高いわけではないのですが、こういった大会があり、そこに参加した方が経験を持ち帰って周囲に広めてくださることで、EYにとっても良いブランディングになっていると感じます。
【Neil】
Duさんの言うように決して広く知られた領域ではないですが、大手のファイナンス企業の中でも、税務の領域がどういうことをしていて世界の経済にどういった価値を提供しているのか。それを優秀な学生の方々に知ってもらう機会ですし、EYのみならず金融業界全体にとって良い機会を与えていると思います。
【Tobias】
最も大きな意義は学生とのコミュニケーションですね。学生の皆さんも我々の会社について分かることができて、この会社をどういう風に運営しているのか、何をやっているのか。税務の仕事はどういう面白さがあるのか知ることができます。
学生からみると「税務」というのは「つまらない」というイメージを持たれていて、IT・ファンド・法務の方が人気はある。しかしこのイベントを通じて税務という社会・日常生活で必ず毎日触れるものがいかに奥深く面白いのか、感じてもらえると確信しています。
――最後に本記事を読んでいる就活生の皆さんに対してメッセージを頂きたいです。
【Du】
もしYTPYに興味が湧いたら、ぜひ応募して欲しいです。就活は色々な領域に飛び込んでみて、マッチングする場所を見つけることが何よりだと思いますが、その一歩になるとも思います。
【Kori】
私もぜひ参加してほしいですね。学生の時は色んなチャンスがありますし、このイベントに参加することがどういう未来につながっていくかはわかりません。可能性は無数にあります。ただ一つの大きなチャレンジをすれば、その先には単に選択肢が並んでいるだけではない、より深い豊かなチャンスが広がっていきます。YTPYは最初のキッカケとして非常に良いものだと自信を持っておすすめできます。
【Neil】
Challenge Yourself。チャレンジしてみよう。どれくらい成果が出せるかはやってみないとわかりません。そこで頑張ってみた成果を振り返ることが自分の成長にも繋がるし、未来に活きていきます。
【Tobias】
Decide What you want to do。本当に自分が何をやりたいのか、自分で決めて欲しいです。妥協して第2希望、第3希望に行くのではなく、やりたいことを決めて、やりたいことをしてほしい。そうすれば仕事のことも、自分自身の人生も、楽しんでやっていけると思いますから。
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・お問い合わせ先
EYTAX タレント部
Email:eytax.recruiting@jp.ey.com
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