2019年08月05日(月) 更新

ブラック企業度を判定する3つのポイント

ブラック企業の判定ポイント①求人情報の内容

ブラック企業を判定する第一のポイントは、求人情報です。ブラック企業は求人情報誌や求人サイトだけでなくハローワークにも募集をかけていることがありますから、ハローワークの紹介だからといって安心してはいけません。

求人情報でブラック企業かどうかを判定するポイントとしては仕事内容が具体的に記載されているかどうか、給与の内訳が書かれているか、働きやすい職場であることを過剰にアピールしていないか等、不自然なところが無いかどうかをチェックしましょう。※あくまでも特徴や傾向であり、すべての企業にそのまま当てはまるわけではありません。ご了承くださいませ。

仕事内容や残業代の有無が曖昧な求人はブラック率高し

まともな企業であれば求人募集の要項には具体的な仕事内容を記載しているものですし、どのような手当てがついて給与がいくらなのかをきちんと記載しているものです。仕事内容があいまいだったり残業代の有無など給与の内訳がはっきりしていない求人情報はブラック企業である可能性を疑いましょう。

未経験者でも簡単にできる仕事であるとアピールしたり、アットホームな職場であるなどとアピールしている求人もブラック企業の可能性があります。未経験者を大量に雇っては使い潰したり、社員に過剰な忠誠心を要求する会社は典型的なブラック企業ですから、少しでも疑わしいポイントを見つけたら慎重に判定してください。

ブラック企業の判定ポイント②社員の年齢

ブラック企業を判定する第二のポイントは、社員の年齢です。ブラック企業は社員を大切にしません。酷使するだけ酷使して役に立たなくなったら放り出すのがブラック企業ですから当然社員が長く働き続けるようなことはなく、常に新しい人材を雇和なくてはいけない自転車操業状態の経営になっています。

普通の企業であれば管理職にはそれなりのベテランがつくものですが、ブラック企業には経験豊富なベテランはいません。必然的に管理職にも若い人材が多くなり、一般的な企業に比べると社員の年齢構成がいびつになっています。

不自然に社員の年齢が若いのはブラック率高し

一般企業でも20代で課長や部長に出世することが無いわけではありませんが、管理職が若い人材ばかりというのはどう考えても不自然です。ベテランの人材不足に加え極端な能力主義を採用するのもブラック企業の特徴ですから、不自然に社員の年齢が若い場合ははブラック企業度が高い企業であると判定してもよいでしょう。

若い社員しか残っていないということは、離職率が高いということでもあります。高い離職率はブラック企業を判定する重要なポイントですから、妙に若い人ばかりが働いている企業には注意が必要です。

ブラック企業の判定ポイント③労働環境

ブラック企業を判定する第三のポイントが、労働環境です。ブラック企業は過剰労働を社員に強要するものであり、過剰労働が確認されればブラック企業という判定は確定します。ただし、一見わからないような部分で社員に無理な労働を強いる企業もありますから、隠れブラック企業に騙されないためにも慎重にチェックポイントを見極めましょう。

有給取得率の質問に疑わし気な態度ならブラック率高し

特にチェックしておきたいポイントが有給休暇です。有給休暇は労働者の権利であり、求めがあれば会社は休みを与えなくてはいけません。有給は義務であるにもかかわらず、ブラック企業は社員が有休をとることを快く思いません。有休をとる社員を非難したりあれこれ理由をつけて有給を妨害するようであれば、その会社はブラック企業とみていいでしょう。

採用面接では、社員の有給取得率を尋ねてみましょう。有給取得率を質問したことに対して疑わし気な態度を見せたとすれば、その企業はブラック企業である可能性が高いです。有給以外にも残業時間や産休など、ブラック企業がふれてほしくない質問をしておくと面接の段階でブラック企業かどうか判定することができます。

ブラック企業の判定ポイントはリサーチの段階で分かる

ブラック企業の判定ポイントはリサーチの段階で分かるものです。もちろん巧妙に隠し通すブラック企業もあるはずですが、就職活動時にある程度スクリーニングできます。ブラック企業は社員をこき使った挙句、十分な報酬を支払おうとしません。ブラック企業で働いて幸せになれるのは一握りの人間だけであり、その他大勢の人間は一方的に搾取されるだけになってしまいます。ブラック企業は自分たちがブラックであることを巧妙に隠そうとします。企業の本質を見抜クためにもチェックポイントを注意深く調べ、ブラック企業であるかどうかを判定してください。

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