2019年11月08日(金) 更新
ブラック企業の社会保険・労働保険に関する実情|【入社前に確認必須】加入していなことのデメリットとは
目次
就活生は「離職率」や「福利厚生」などからブラック企業を判断する
キャリアパーク会員の就活生を対象に「ブラック企業を見分けるコツなどがあれば教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 離職率を見る
- 募集人数と年間休日
- 給料や退社時間
- 福利厚生を見る
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「ブラック企業を見分けるコツなどがあれば教えてください」
仕事をしたい皆さんにとって、なるべく自分の時間を確保するためにブラック企業への就職は避けたいところ。就活生の皆さんからいただいた回答から見分ける評価のポイントとして、「離職率」や「福利厚生」「休日制度」などが挙がりました。それでは実際にブラック企業に勤めた場合、どのような社会保障制度となっているのでしょうか。
社会保険未加入の場合は年金や健康保険を自腹で支払う
社会保険に加入していない会社の場合、年金や健康保険を自腹で払うことになります。また、失業しても手当をもらえません。そのようなリスクを背負ってでも入りたい企業ならまだしも、そこまで執着がないなら、そのような会社に入社するのは辞めたほうが良いでしょう。
個人商店の場合は社会保険の加入が強制ではない
社会保険は、労災・雇用・健保・年金の4つを指します。社会保険の適用要件が定められています。そのため、加入しないのはブラック企業といっても過言ではないでしょう。
しかし、個人商店はの加入は強制ではありません。そのため、社会保険に加入しないのも一つの考えですが、法人の場合は別です。また、社会保険に加入しない会社は珍しいです。
法人事業所は社会保険に強制的に加入する必要がある
法人事業所または、個人事業所であり常時5人以上の従業員を使用する事業所は、社会保険に強制的に加入する必要があります。
◆法人事業所
・株式会社
・有限会社
・合名会社
・合資会社
・社団法人
・財団法人 など
◆個人事業所
法人格を持たずに事業を行っている個人や団体。個人経営の店や自営業者が多い
労働保険に未加入の会社もブラック企業の可能性が高い
社会保険に入らない会社だけでなく、労働保険に未加入の場合も、ブラック企業を見極めるポイントのひとつになります。ご自分の所属している企業、もしくは就職を考えている企業がきちんと労働保険に加入しているか確認した方がよいでしょう。
労働保険の加入状況は調べられる
ある会社がブラック企業であるか否かを見抜くことは、簡単ではありません。ブラック企業の噂で有名な大手企業をはじめ、ホームページすら存在しないような中小企業の情報を入手するのは厳しいです。そこで、労働保険の加入状況を調べる方法があります。
労災保険は、法令により、1人でも雇用が発生すれば加入義務が発生します。しかし、企業がその義務を守っていない場合、法令を遵守しないという意味でブラック企業の可能性が高いといえるでしょう。
厚生労働省の「労働保険適用事業場検索」で確認する
では、どのような方法で労働保険への加入状況を調べられるでしょうか?答えは、厚生労働省がWEBで公開している労働保険適用事業場検索です。ここでは、事業主が労働保険の加入に必要な手続きをおこなっているか確認できます。
ブラック企業かどうか確認する必要がある
社会保険や労働保険がブラック企業を見極めるポイントになるとは言っても、それだけでブラック企業かどうかが判別できるわけではありません。就職する前には、様々な事項を確認しましょう。では、どのような項目を確認すればいいのでしょうか。
ブラック企業ではないと認定する企業向けの制度がある
中小企業向けに「若者応援宣言」という制度があります。しかし、その制度はすべての企業が審査されるわけではなく、企業の自己申告に基づいておこなわれます。そのため、制度の効果に疑問が残るという意見があるようです。
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社会保険や労働保険の加入が義務付けられているのに入っていない場合はブラック企業の可能性が高い
ブラック企業を見分けるポイントを、社会保険と労働保険の加入の有無と紹介しました。通常なら、保険加入は当たり前です。その当たり前の作業さえ行わないことが、ブラック企業であると証明しているようなものです。社会保険と労働保険の加入の有無がブラック企業判別の一つのポイントになるでしょう。
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