2016年11月25日(金) 更新

ブラック企業への対策と見極めのポイント

ブラック企業の見極め対策①:求人広告では離職率と平均年齢の若さに注目

就活生の皆さんは、専用サイトで求人広告を見ることが多いと思います。その際に、ブラック企業かどうかを見極める代表的なポイントは、【離職率の高さ】と【平均年齢の若さ】の2点であると言えます。離職率が高いということは、入社後すぐに辞めてしまう人が多いということ。ブラック企業では、無茶な目標を掲げさせられ、へとへとになるまで働かされることが多くあります。そのため自然と辞める人が増え、さらに長期間働き続けられる環境ではないために、会社の平均年齢が若くなってしまうのです。年齢を重ねれば重ねるほど体力的にも精神的にも厳しくなってくるため、入社後3年以内に辞める人が急増している傾向にあります。見極めるひとつのポイントにしましょう。

人材不足のため常に求人を行っているブラック企業が多い

ブラック企業では離職のサイクルが早いため、常に人材不足の状態です。そのため、求人サイトにはいつも求人情報が掲載されているはずですので、見極める一つの指標として活用してみてください。就活専用サイト以外の広告にも掲載し、一年を通して求人情報を載せているブラック企業も多く存在しますので、見極めるポイントになるでしょう。求人サイトを見る際にはブラック企業への対策として、離職率や平均年齢などの情報を見逃さないようにチェックし、対策を行いましょう。

ブラック企業の見極め対策②:アルバイトやインターン生の比率が高い企業は要注意

過酷な労働環境が問題となっているブラック企業には、なぜかアルバイトやインターン生が多いのです。社員よりもアルバイトの人数が多いこともあります。なぜならアルバイトやインターンであれば、コストがかかりません。それでいて労働力は社員と同様に求められます。ブラック企業かどうかを見極めるために、インターンとして企業に潜入することも対策の一つと言えるでしょう。インターン生には甘い言葉をかけるかもしれませんが、周囲のアルバイトたちの働きぶりを見れば見極められるはずです。

入社するまで内側を見せない企業には説明会で質問して対策を

ブラック企業の中には内側を見せないようにインターンを募集していないところもあります。その場合の対策として有効な場は、企業説明会です。ぜひ、アルバイトと社員の比率を聞いてみてください。答えに詰まったり、曖昧な回答をされた場合には非常に怪しいと言えるでしょう。志望企業がブラック企業かどうかを見極めて、入社後に困らないように対策しましょう。

ブラック企業の見極め対策③:残業代が固定か別手当に代わる企業は注意

残業代が固定されている、もしくは何らかの手当てに代わっている場合には、ブラック企業かもしれません。安い残業代で、対価に合わない長時間の労働を求める企業は増えています。「残業代払いますよ」という文句に誘われ入社すると、実情はほとんどがタダ働きだということが判明する場合もありますので、対策が必要です。

給与情報欄を細かくチェックして残業代の内訳を把握

ブラック企業の中には残業代をあえて明記し、給料を高く見せる企業もあります。対策としては、求人情報の給与欄を細かくチェックすることが有効です。営業手当と書かれている場合には、それが固定残業代であることが多く、給料には含まれますが何時間残業しても賃金は変わりません。またひどい場合には、会社が定めている残業時間数に達しないと固定残業代さえ支給されない恐れもあります。ブラック企業かどうかを見極める指標にしてみましょう。そして、説明会や選考過程の中で残業代について聞いておくことも、大変効果的な対策となります。

ブラック企業を見極める対策として求人欄や説明会で労働環境と賃金条件を細かく確認

ブラック企業に入社してしまったら、おそらく長く働くことは不可能でしょう。過労死やストレスによる生命の危機にさらされる恐れもあり、大きな社会問題にもなっています。就職活動中にはブラック企業に入社にないためにも、しっかりと各種条件を確認して健全な企業であるかを見極める対策をとりましょう。

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