2019年10月03日(木) 更新

自己PRと自己紹介のポイント4つ|就活生が知っておきたい違いと効果的にアピールする例文もご紹介

就活生が考える自己PRと自己紹介の違いは積極的に伝えるかどうか

キャリアパーク会員の就活生を対象に「自己PRと自己紹介の違いは何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の回答

  • 端的に話すこと
  • アピールするかしないか。
  • 自己紹介は吐き出すもので、自己PRは吸い込もうとするもの
  • 自分の表や今の状態だけでなく、今まで培ってきた物や考え方も伝えられること。
  • 強み、できることを伝える

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「自己PRと自己紹介の違いは何だと思いますか?」

アンケート結果を見てみると、自己PRと自己紹介の違いは、自分から積極的にアピールするかしないかであると考えている就活生がいるということがわかりました。自己紹介と自己PRには、どのような違いがあるのでしょうか。面接の際に使い分けるポイントや注意点などを踏まえて紹介していきます。

自己PRと自己紹介は大きく違う

自己紹介と自己PRは、似ているようで大きな違いがあります。面接を受ける前に、その違いを知っておくことが大切です。自己紹介は人生の経歴を簡潔に、自己PRは強みやセールスポイントを具体的に話します。2つの違いを理解しつつ、適切な回答ができるようにしておきましょう。

違いはあるが自分の言葉で伝えることは共通している

自己紹介と自己PRには明確な違いがありますが、共通している点もあります。それは、自分の言葉で伝えるということです。どちらも話す内容をまとめておく必要がありますが、暗記してしまわないように気を付けましょう。暗記をすると棒読みになってしまい、声や表情の魅力が半減してしまいます。箇条書きで要点だけまとめておき、自分の言葉で伝えるようにしましょう。

自己PRのポイント4つ

①:自分にしかない強みを伝える

自己PRとは、自分の強みやセールスポイントをアピールすることです。これまでの経験で身に付けた強みなどをアピールしましょう。アピールしたい強みには、長所や成果、スキルなどがあげられます。自己PRは自分にしかない強みを面接官へアピールできる最大のチャンスでもあるので、存分に活かしましょう。

②:活動内容や学んだことを具体的に掘り下げる

自分の強みを伝えるには、具体的なエピソードを交えながら話すことが大切です。自分の経験を伝えるエピソードは、具体的であればあるほど想像しやすくなります。自分の強みを発揮した出来事など、自己PRしたい要素の裏付けとなるエピソードを掘り下げて話しましょう。

③:企業が求める人物像にマッチさせる

自己PRする際は、企業が求める人物像と自分がマッチしているというアピールも必要です。そのためには、企業理念を確認したり、OB・OG訪問に出向き社風を確認するといいでしょう。企業が欲しいのは、「自社に貢献してくれる人材」です。自分が持っている強みを、最大限に発揮できるということをアピールしましょう。

④:仕事における長所の活かし方を伝える

仕事における長所の活かし方も、自己PRに取り入れたいアピールポイントです。自己PRする際は、自分の強みを活かして取り組みたい仕事をアピールしましょう。面接官に「うちの会社に活かせそうな強みを持っている」と認識させることが大切です。

自己紹介のポイント4つ

①:履歴書に書いた内容を要約して伝える

自己紹介では、基本的なプロフィールを説明します。具体的にいうと、名前・年齢・学歴など、履歴書に記載した内容を要約して伝えるイメージです。しかし、履歴書の内容そのままでは面接官の印象に残らないので、自身の興味や関心などを織り交ぜるといいでしょう。

②:1分以内で簡潔に話す

自己紹介は簡潔に述べるものなので、所要時間も大切です。基本的に、1分以上の自己紹介はNGと考えてください。自己紹介にそれ以上の時間をかけると、話をまとめられない人という印象を面接官に与えます。自己紹介で伝えたい内容をピックアップしておき、事前に話す順番を考えておきましょう。

③:興味を持たせる内容にする

例えば「アルバイト先で店舗ナンバー1の売上を残した」などと話しておけば、面接官は「どのような工夫によりその成果を収めたのか」と詳細を聞きたくなるはずです。これにより、その後の面接をあなたの得意な展開に持ち込むことができるでしょう。

④:はきはきとした挨拶で好印象を与える

自己紹介は、面接官の前ではじめて自分をアピールする場です。ただ座っているだけのときとは違い、話し方や表情など、面接官にさまざまな情報をキャッチされます。面接官に良い印象を与えて面接を進めるためにも、はきはきとした挨拶を心掛けましょう。大きな声で、表情豊かに話すことが大切です。

自己PRと自己紹介の例文

①:自己PRの例文

自己PRの例文

自己PRの例文を紹介します。

私の強みは、相手を思いやり会話を楽しむことができるコミュニケーション力です。大学に入学してから2年間、アパレルショップで接客のアルバイトをしていました。売上のノルマがあったので、はじめは買い物に来たお客様に新入荷の洋服ばかりを勧めていました。しかし、私が接客したお客様が洋服を購入してくれることは少なく、当然売上も伸びませんでした。

②:自己紹介の例文

自己紹介の例文

自己紹介の例文を紹介します

○○大学○○学部○○学科から参りました、○○です。大学では、サッカー部に所属していました。サッカー部では副キャプテンとして、キャプテンや部員たちのサポートに力を入れていました。学業以外では週3回、アパレルショップでアルバイトをしていました。アルバイト先では、店舗ナンバー1の売上を残した経験があります。

自己PRの内容に迷ったら

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

就活の自己PRと自己紹介は内容・情報量に違いがあるため正しく使い分けよう

いかがでしたか。就活の自己PRと自己紹介は大きく違うということがわかりました。自己紹介は、簡潔に要点だけを話す必要があります。対して自己PRは、自分のアピールしたい強みを具体的に伝えることが大切です。面接では、質問の意図を理解して回答する必要があります。面接官が何を聞きたいのかを理解して、ふさわしい回答をするようにしましょう。

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