2021年11月01日(月) 更新
人間関係構築力の重要性と面接で「おっ」と思わせる自己PRの方法【就活】
目次
人間構築力=人見知りをせず自らコミュニケーションを取れる人?
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「「人間関係構築力」のある人間とはどんな人だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 自分からコミュニケーションをする人
- 初対面でも壁を作らず何でも気軽に話せる人
- 人の話をよく聞く
- どんな人とも態度を変えずに接することができる人
- 年齢、性別、文化などの隔てなく付き合える人
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「「人間関係構築力」のある人間とはどんな人だと思いますか?」
就活生の多くが、「人間構築力がある人=人見知りをせず自らコミュニケーションを取れる人」という認識を持っているのが分かります。「どんな人とも態度を変えずに接することができる人」や「年齢、性別、文化などの隔てなく付き合える人」など、差別や偏見を持たない人も、人間構築力があると考えているようです。 ここでは、人間構築力の重要性と、面接での上手な活かし方を見ていきましょう。
人間関係構築力は就活においてもそれ以外でも重要
就活においてもそれ以外でも、人間関係構築力というのは重要となってきます。人間関係構築力とは「仲間とうまくやれる」ということです。仲間との結びつきをより強固にし、仲間に勇気や安心感を与えられることが最大の強みになるといえるでしょう。
就活を進める中での人間関係構築力とは、大きく分けると2種類あります。それが「横の人間関係」と「縦の人間関係」です。
間違った構成の自己PRでは、企業の選考を突破できない
自己PRはただ自分の強みを述べればいいのではなく、構成が重要になります。間違った構成では論理的な文章にならないため、自分の強みを理解してもらえず企業の選考を突破できません。
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横の人間関係は生きた情報が幅広く手に入る
1つは、同じように就活をしている人との、いわば「横の人間関係」です。まず、横のつながりがもたらすメリットでなんといっても大きいのが、生きた情報が幅広く手に入ることでしょう。
人間構築力があればモチベーションも高められる
横のつながりである人間関係は、同じ環境にある他の就活生とは「ライバル」という関係にもなります。人間関係構築力があり、身近にライバルが存在すれば、モチベーションもアップするのは間違いありません。これも、就活における人間関係構築力の大きな意義といえるでしょう。
縦の人間関係は構築するのが難しい
人間関係構築力の2つ目は、「縦のつながり」です。横と比べ、この人間関係の構築は難易度が高いといえます。どうしても対象が年上になってしまうため、高い人間関係構築力がなければ繋がりが上手く結べない可能性が高いのです。しかしその分、大きなメリットも期待できます。
先輩の経験談は今後の就活に役立てられる
具体的にいえば、OB訪問などで知り合った社会人の先輩との関係です。先輩から社会人になるための心構えや実際の仕事の内容などを聞くことによって、今後の課題が明確になってきます。
また、社会人の先輩は「就活経験者」でもあるのですから、就活の進め方や注意点などについても、具体的にアドバイスをいただけるでしょう。
将来の人脈に繋がるメリットがある
つまり、先輩と関係を構築すれば、就活そのものを有利に進められるだけでなく、就職してからの将来に生きるアドバイスも得られるのです。その観点でいえば、そうして構築された関係が将来の人脈につながることも大いに期待できます。
「縦の人間関係」は、より広い視野に立った時に大きなメリットとなる人間関係であるといえるでしょう。
苦手を克服しなければ、面接は容赦なく落とされる
面接中、採用担当者は回答だけでなく、考え方や振る舞い、身だしなみまですべてチェックしています。苦手な部分をそのままにして面接に臨むと、採用担当者にはそこを弱点として捉えられ、不合格になってしまうケースも多いです。
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面接で人間関係構築力を活かすには
就活で培った経験は、実際に仕事を始めてから大きな財産となります。人間関係構築力も、その重要な財産の一つです。就活で人間関係構築力がついた人も、もとからそうだった人も、面接で上手く自己PRできなければ意味がありません。
では、人間関係構築力はどうやって自己PRすれば面接官に刺さるのでしょうか。
コツ①入社後どのように活かせるか
どんな仕事をするにしても、人間関係の構築力が磨かれなければうまくいきません。仕事の成否は、人間関係の構築力によって左右されるといっても過言ではないのです。
したがって、自分の人間関係構築力が希望先の会社に入社してからどのように活かせるかを具体的に自己PRしましょう。
例えば下記のように述べてみましょう。
「私の強みは人間関係構築力です。御社では、チームワークでの目標達成が大切なカギになると考えています。そこで、御社に入社できましたら、持ち前の人間関係構築力であらゆる人と繋がり、知識や情報を共有しながら目標達成をしたいと考えています。」
コツ②さらに伸ばしていくのを伝える
また、人間関係構築力を強みとして自己PRする際は、さらに伸ばすという方向でアピールしても良いでしょう。社会では人間関係構築力が非常に重要になるといえます。それがすでに備わっているのは、とても良いことです。しかし、自己PRする際は「さらに伸ばしていく意識がある」というのも伝えて見ましょう。
例えば下記の通りです。
「人間関係構築力が私の強みで、御社ではチームワークがカギになると考えているため、持ち前の人間関係構築力は大いに生かせるはずです。学生時代とは違う環境で、先輩方とのつながりを大事にしてさらに人間関係構築力を磨いていき、目標達成に努めたいと思います。」
人間関係構築力は就活に役立つため大事!自己PRする際はどう活かすか・どう伸ばすかを伝える
就活では、人間関係構築力は立派な自己PRになります。横と縦にある人間関係構築力は、それぞれメリットがあるため重要といえるでしょう。
面接で自己PRする際は、入社後どうやって活かす、どう伸ばしていくかを述べると効果的な内容になるはずです。社会において人間関係構築力があるのはとてもよいことですので、自信を持って臨みましょう。
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