【面接を突破する自己PR完全マニュアル】作成時のポイント・適切な長さ・人気の業界で使える例文を徹底紹介

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自己PRでどのように伝えればいいのかわからない就活生が多い!

キャリアパーク会員の就活生を対象に「自己PR作成で一番困ったことは何ですか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の回答

これといってPRできるものがない。エピソードなど。

就活生の回答

成果を数値で表すこと

就活生の回答

具体例と強みを絡めて面接官に話しを信じてもらう文章の書き方。

就活生の回答

どれを長所にするか絞りまとめること

就活生の回答

自分の強みや長所と希望する職種の繋げ方がわからない

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「自己PR作成で一番困ったことは何ですか?」

就活生が自己PR作成で一番困ったことは、エピソードの選定や魅力的な伝え方ができないことだとわかりました。PRできる内容がない就活生も見受けられましたが、「具体例と強みを絡めて面接官に話しを信じてもらう文章の書き方。」「自分の強みや長所と希望する職種の繋げ方がわからない」といった回答が多かった印象です。
そんな就活生は、どのようにして自己PRを作成していけばより魅力的な伝え方ができるのかを、この記事で確認していきましょう!

目次

1、面接で自己PRが聞かれる理由
2、相手が求めているものを提示
3、自己PR作成時は三人以上に相談
4、話の長さを変える必要がある
5、自己PRの長さを変える方法
6、添削前後を見比べよう
7、人気の業界で使える3選
8、意外と陥る失敗パターン
9、面接だからこそ出来るコツ
10、まとめ

面接で自己PRを聞かれるのには理由がある

採用面接では自己PRを聞かれて当然。それはその通りですが、どうして聞かれるのか、理由を考えてみたことはありますか?理由をしっておけば、企業側が求めている最適な自己PRができるようになりますよ。

理由①:能力を把握するため

たとえ即戦力を求めていない新卒採用であっても、いずれ会社で活躍してくれるかどうか”潜在能力”を見極められます。どれだけすごい経験であっても、それが他人の能力によってもたらされた結果なら、面接の自己PRにおいては評価対象から外れてしまいます。

とはいえ、会社ごとに特に欲しい能力はやや異なります。就活人気の高い総合商社であれば、管理能力や交渉能力は欠かせないですし、旅行業界なら情報収集力と適応力といった能力を求められます。

理由②:根拠となる体験を知るため

経験自体はそれほど評価対象になりませんが、その経験から何を感じ、何を学んだのかは非常に大切。自己PRのなかで売り出したい能力はどんなシーンで発揮してきたのか、具体的なエピソードを語ることで根拠となります。体験を通してあなたのバックボーンが伝われば、心理的な距離感もぐっと縮まり好印象ですよ。

理由③:マッチ度を確認

いわゆる”ハイスペック”と呼ばれるような、高い専門性とスキルを持った応募者でも、企業と相性が悪ければ採用には至らないでしょう。そのため、面接の自己PRではマッチ度も慎重にチェックされています。自分の能力を伝えるとともに、いかに企業にマッチしているかを知らせなくてはいけないのです。

理由④:プレゼン力を見ることも

能力・経験・適性(マッチ度)の3つをチェックするのが、面接における自己PRの主な目的ですが、もう一つ見られるものがあります。それは、プレゼン力です。

表情や声のトーン、そして相手の心を引き付ける魅せ方。こういったプレゼン力があれば、面接官も「もっと話を聞きたい」と食いついてくれます。文字だけでは判断できない、面接ならではの大きなポイントですね。

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就活生の悩みを”吹き飛ばす”自己PRの書き方特集!

自己PRでは相手が求めているものを提示する

自己PRの基本は他者貢献。次のようなスタンスが大事です。

私にはこれだけの能力と経験があります。そのためこれくらい御社に貢献出来ます。採用すれば得しますよ

これは、新卒就活・転職活動のいずれにも共通している大原則です。相手が求めているものを提示する。この姿勢を忘れないようにしなくてはいけません。

結論ファーストが基本的な入り方

自己PRの入り方で頭を悩ませる就活生も多いのでは?就活に限らず、ビジネスシーンにおいても話の出だしは大切な要素です。商談や会議では、基本的に結論から入るのがよしとされています。いわゆる結論ファーストというものですね。
相手に「自分はこれから○○についてお話しますよ」と宣言することで、聞き手のストレス削減&理解度アップに役立ちます。新卒就活であろうが転職であろうが、この基本ができていない応募者は不利になりますので十分に注意してください。

バイトや部活の話でもOK

企業に自分を売り出すくらいなら、立派な話の方がいい気が…そう考えるのは自然な心理です。実際、有名な賞や優秀な実績などを面接でのアピール材料にする人もいます。しかし、何か特別な出来事でなくても、採用担当者へ自分を売り込むのは可能です。
バイトや部活の話でも十分な自己PRになりますから、もしも「自己PRに使える経験がない」と悩んでいる方は、一度ハードルを下げて、身近なエピソードを書き出してみましょう。

ただし相手のためにならない情報は単なる自己紹介

内容の”タネ”にするエピソードはバイトでも部活でも構いませんが、注意すべきなのは「誰のためにやっているのか」という点。就業経験がある人なら誰しもが分かっている事ですが、仕事は自分以外の誰かのためにやるものです。
そのため、アルバイトにしろクラブ活動にしろ、どうやって他人に貢献できたのかを示さなくてはいけません。ただの趣味の話をしてしまうと、それは自己紹介になってしまいます。有名な賞や優秀な実績が自己PRで有利になるのは、貢献度が簡単にイメージできるからなのです。

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企業研究と業界研究が不可欠

面接で伝えるべき「誰かのための貢献できること」の誰かとは、まぎれもなく応募先です。面接を受ける企業が求めている人物像を理解していないと、適切な売り込みは出来ません。したがって、企業研究や業界研究は絶対に外せないポイントになります。もしかしたら、企業研究・業界研究は志望動機を考えるためにするものだと考えていませんか?志望動機だけではなく、自己PRにも必要なプロセスなのです。

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語彙力がないと面接官には伝わらない

面接で伝える自己PRは、日常の些細な出来事を題材にしたものでも問題ありません。しかし、単調な言葉で伝えようとすると面接官に自分の良さが伝わらない恐れがあります。言葉を強調する時に「とても」「大変」などの表現を使うのは良いのですが、多用すると効果が半減します。
例えば「とても嬉しかった」と言いたいなら「涙が出るほど嬉しかった」などと言い換えてみましょう。嬉しさが分かりやすく伝わりませんか?字で見ると大げさな印象を抱くかもしれませんが、面接は口頭で言葉を伝える場です。少しオーバーな表現でも構いませんから、単調さを回避するために一つ一つの言葉遣いに気をつけてください。

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自己PRを作る時は三人以上に相談する

面接は初対面の人と話す場ですから、緊張するのは当然。人見知りの人はもちろんですが、そうでない人でもかなりの緊張感があるでしょう。本番の不安を少しでも取り除くためには自己PRを作る段階から入念な準備が欠かせないのですが、そのとき人に頼ることをオススメします。
そして、3人以上の相談相手を見つけておくのが成功に近づくカギ1人や2人だと見方が偏るので、正しいアドバイスが貰えないかもしれないからです。一般的には、次のような相談相手を探すのが理想的です。

【相談相手】
・家族
・友人、知人
・エージェント

家族に相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット
メリット
・子供の頃から一貫している強みが分かる
・あまり目立たないアピールポイントも発見できる

デメリット
・外でのキャラクターを知らない
・近い存在だからこそ偏見もある


友人知人に相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット
メリット
・学生生活やバイトで頑張った事を近くで見ている
・複数人からのアドバイスを一度に貰える可能性大

デメリット
・きつい言葉をかけられないので甘くなりがち
・忙しくて時間が取れない同級生も多い


大手エージェントに相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット
メリット
・フラットな視点
・チェックする項目がやはりプロならでは

デメリット
・利用者が多いので一人一人への対応に満足できないかも
・どうしても有名どころへ気を取られがち


中小エージェントに相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット
メリット
・フラットな視点
・一人一人に寄り添ってくれる

デメリット
・人気企業への対策が不十分かも
・エージェント従業員が少なくて一人一人への対応に満足できないかも


立ち上げエージェントに相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット
メリット
・フラットな視点で見てくれる
・熱意にあふれている

デメリット
・業界や職種の動向を把握しきれていない場合がある
・成功サンプルが少ない


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与えられた時間に応じて話の長さを変える

自己PRする時、時間を指定されるケースがあります。面接では、お互いの時間を割いているという点を強く意識しなくてはいけません。
面接官に「○○分で自己PRしてください」といわれたら、必ずその指示を守ってください。そのためには、自分が話す内容を長くしたり短くしたりする必要があります。

短すぎはアピール不足に

もしも自己PRで3分与えられているのに、2分足らずで話し終えた人がいたらどう思いますか?きっと「熱意があまりないのかな…」と感じるのではないでしょうか。指定時間に対して1割以上の”余り”を出すと、相手は物足りなく感じてしまいます

■自己PRの長さの目安(ミニマム)
指定時間に対する下限
30秒→27秒
1分→54秒
2分→1分48秒
3分→2分42秒
5分→4分30秒

長すぎは「計画性のなさ」や「自分勝手」で悪印象に

自己PRにおいては、面接官にアピールしたいという気持ちが大きくなりすぎる人も注意が必要です。自分にたくさんの強みがあるとしても、大幅な時間オーバーは即0点です。1割以上超えないように心がけましょう。
時間の長さはある程度予測できるものですから、面接での受け答えは計画性がない人というレッテルを貼られる原因になりかねません。また、面接官によっては「貴重な時間を奪いやがって」と感じる人もいますから、そうなると自分勝手だと酷評されるでしょう。

■自己PRの長さの目安(マックス)
指定時間に対する上限
30秒→33秒
1分→1分6秒
2分→2分12秒
3分→3分18秒
5分→5分30秒

集団面接なら30秒から2分

面接のタイプによって、自己PRに与えられる時間が変わる傾向にあります。集団面接の場合、一人一人の受検者に与えられる時間が短くなり、最大でも2分程度であると考えておきましょう。

集団面接でよく聞かれる質問と対策6つ【グループ面接】

個人面接なら1分から5分

個人面接では、応募者のことをよく知るためにじっくり時間をかけて面接が行われるケースが多いです。もちろん1分程度に短く抑えなくてはいけない場面もありますが、最大5分もの時間が与えられる企業もあるようです。

同じエピソードでも複数のテンプレを用意

グループ面接か個人面接かは、事前に通知される場合もありますが、当日本番まで分からない会社も多いです。個人面接のつもりで長めの自己PRを用意していたら、グループ面接で時間オーバーしてしまった…そんな事にならないよう、いくつかテンプレートを用意するのがコツです。
同じエピソードであっても、協調の仕方や補足的な説明部分を調整するだけで、何通りものテンプレートが作成可能。その場で適切な回答を選べるように、テンプレートの引き出しを作りましょう。

自己PRの長さを変える方法

基になるエピソードが同じでも、話し方によって調整可能。1分間に話せる字数は、一般的に「250文字~350文字/分」といわれています。もちろん、滑舌や間の取り方、緊張度合いによっても異なりますが、これを目安に考えてみると良いでしょう。一つのエピソードを例に、どうやって長さを変えるか確認します。

エピソード
ダンスサークルに所属していたが、怪我をしてしまった。直後に控えた大会のために代理メンバーを選ばなくてはいけなかったので、選び方に気をつけた。その時に、周りへの気遣いにも注意した。大会は見事成功した。

30秒=125文字~175文字

参考になる例文!
私の強みは提案力と協調性です。ダンスサークルの大会でメンバーを一人選ばなくてはいけなくなったとき、公平な選出法を考えると同時に、不利益を被るメンバーにとってメリットとなる代替案をプレゼンしました。そのために、一人一人との面談に時間をじっくりかけ、大会を良い雰囲気のまま大盛況で終えました。【144文字】


1分=250文字~350文字

参考になる例文!
ダンスサークルで私が怪我をしてしまったのをきっかけに、課題解決能力と協調性を培いました。
大会直前にメンバー変更を余儀なくされたとき、代理メンバーの選出に関して各方面から不満の声が上がりました。私は、大会に参加する全メンバーが納得できるよう、公正な選出手段を提案すると同時に、全体に対してプラスワンの提案もしました。トラブルによって最も不利益を被ったメンバーに対して、ダンスの最新の技術を継承するようにしたのです。
全体の雰囲気を良い状態で保ったまま大会を終え、その後も継続して全体の橋渡し的な役割を担いました。【255文字】


2分=500文字~700文字

参考になる例文!
私の強みは、課題解決能力と提案力、そして協調性です。ダンスサークルで怪我をしてしまったのをきっかけに、それらのスキルを培いました。
大学ではオリジナルダンスサークルに入部し、積極的にイベントや大会に参加・企画していたのですが、2年次のとき、6大学合同の大会直前に出場メンバーである私が怪我をしてしまったため、大会直前に急なメンバー変更を余儀なくされたのですが、代理メンバーの選出に関して各方面から不満の声が上がりました。当時は時間もなかったため、急いで解決策を考えました。
大会に参加する全メンバーが納得できるよう、公正な選出手段を提案すると同時に、全体に対してプラスワンの提案もしました。具体的には、私の不出場によって最も不利益を被ったサポートメンバーに対して、ダンスの最新の技術を継承するようにしたのです。完全なオリジナルの技術だったので、誰かに教えるのは難しかったのですが、これがサポートメンバーのパフォーマンス向上につながるのならと、図表も用いて教えました。
サポートメンバーをはじめ、全体の雰囲気を良い状態で保ったまま大会を終えられました。その後も全体の橋渡し的な役割を継続して担うと同時に、再発防止のために、怪我防止講習を企画・実施しました。【524文字】


3分=750文字~1,050文字

参考になる例文!
私の強みは、周囲の変化を敏感にキャッチして、全体のバランスを調整できる課題解決能力と提案力、そして親和性・協調性です。課題解決能力や提案力、親和性・協調性は、大学のサークル活動で培い、大きなトラブル発生時に発揮しました。

大学ではオリジナルダンスサークルに入部し、積極的にイベントや大会に参加・企画していたのですが、2年次のとき、6大学合同の大会直前に怪我をしてしまい、大会はおろか練習にも参加してはいけないと医師から指示をされました。その時に発揮したのが問題解決能力と提案力です。
各大学から3人ずつ選出されていたため、学内のサポートメンバーからは、代理には私と同じ大学のメンバーを選ぶべきだという意見が圧倒的多数でしたが、他大学の意見は異なりました。やはり全部員を対象にして、そこからもう一人選ぶべきだというのは当然の流れだと思います。私が所属するサークルのサポートメンバーには、6大学全体の中から代表者を再選出することを認めてもらうために、フロー化していなかった振り付けのコツを徹夜で図表化・文章化して、共有し、大会での大学ごとのパフォーマンスに最新の技を組み込めるように提案しました。

私が企画したパフォーマンスを体現するのは難しかったため、練習に顔を出して何度も教えました。一人一人の相手が抱えている課題を把握し、解決手段を提案できたので、この経験は御社での販売業務でも活かせると思います。顧客が抱える悩みは一人一人異なる一方で、可視化する事が難しいからです。この経験で得た可視化しにくい事柄をいかに言語で表現するというスキルは、御社の『目の前にいる人に寄り添って』という姿勢にマッチすると感じております。

改めて代表者が選出された時、大会当日まで10日しかありませんでした。全体の雰囲気が悪かったため、自分のスケジュールを全て空けて、全メンバーと面談する時間を設けました。自分自身が怪我をして思うように踊れなくなったからこそ、ダンスが上手くいかない仲間の気持ちも分かり、何と声をかけるべきかすっと思い浮かびました。

6大学合同の大会は怪我もなく無事に終わり、観客からのアンケートにも「最後のパフォーマンスで感動しました」というお声をいただけました。
ダンス大会での中止危機を乗り越え、一人一人の本音に傾聴してより良い点案をしたように、これからも課題解決能力や提案力、親和性や協調性を発揮していきたいと思います。【1,005文字】


5分=1,250文字~1,750文字

参考になる例文!
私の強みは、周囲の変化を敏感にキャッチして、全体のバランスを調整できる課題解決能力と提案力、そして親和性・協調性です。課題解決能力や提案力、親和性・協調性は、大学のサークル活動で培い、大きなトラブル発生時に発揮しました。

大学ではオリジナルダンスサークルに入部し、積極的にイベントや大会に参加・企画していたのですが、2年次のとき練習中に怪我をしてしまい、しばらく踊ることが出来なくなってしまいました。当時、自らが企画した6大学合同のダンス大会が2週間後に迫っていて、私は大トリのスペシャルパフォーマンスをする事になっていましたが、大会はおろか練習にも参加してはいけないと医師から指示をされました。その時に発揮したのが問題解決能力と提案力です。
まず、スペシャルパフォーマンスのメンバーは、6大学の全部員から投票で選ばれていたため、安易にメンバー変更する事が許されない状況でした。しかし、メンバーを欠いたまま大会を中止するわけにはいかず、急いで代理メンバーを決定するよう考えました。
各大学から3人ずつ選出されていたため、学内のサポートメンバーからは、代理には私と同じ大学のメンバーを選ぶべきだという意見が圧倒的多数でしたが、他大学の意見は異なりました。やはり全部員を対象にして、そこからもう一人選ぶべきだというのは当然の流れだと思います。私が所属するサークルのサポートメンバーには、6大学全体の中から代表者を再選出することを認めてもらうために、フロー化していなかった振り付けのコツを徹夜で図表化・文章化して、共有し、大会での大学ごとのパフォーマンスに最新の技を組み込めるように提案しました。

私が企画したパフォーマンスを体現するのは難しかったため、練習に顔を出して何度も教えました。当時は怪我で踊れない状況だったので、口頭で説明したのですが、その時に考えた技とアイデアは私が独自に編み出したものだったので、動画などの参考資料がなく、相手に伝えるには言葉だけでは上手くいきませんでした。
そこで、私は教えている相手のダンスを動画で撮影し、部分ごとにどう修正するべきか教えていきました。図表で説明するのとは異なり、一人一人の相手が抱えている課題を把握し、解決手段を提案することができたので、この経験は御社での販売業務でも活かせると思います。顧客が抱える悩みは一人一人異なる一方で、可視化する事が難しいからです。この経験で得た可視化しにくい事柄をいかに言語で表現するというスキルは、御社の『目の前にいる人に寄り添って』という姿勢にマッチすると感じております。

6大学の中から改めて代表者が選出された時、大会当日まで10日しかありませんでした。全体の雰囲気が悪かったため、最初に実施したのは、匿名による投稿が可能なメーリングリストの導入でした。これは、派閥や性格の不一致に関係なく、各々が抱えている不安や不満を共有し、全体で解決するための案でした。しかし、システムに対して投稿者を完全に隠すのは難しいのでは?という意見が少数あり、不満を抱えたままの人もいました。そこで、私の親和性と協調性で問題解決に当たりました。
当時は長期の休みで授業もなかったので、自分のスケジュールを全て空けて、全メンバーと面談する時間を設けました。自分自身が怪我をして思うように踊れなくなったからこそ、ダンスが上手くいかない仲間の気持ちも分かり、何と声をかけるべきかすっと思い浮かびました。私と話をした機会がなかったメンバーの考えや思いも汲み取ることが出来たので、大会終了後も全体に向けて発信していきました。
具体的には、流行りが過ぎたあとも、ダンス初心者の低学年にその技術を継承する講習を開催する事です。もともと有志で集まった団体だったので、誰かのために貢献するという気持ちがなかったのですが、他者貢献は組織の一員として欠かせない要素だと思ったからです。一人一人の「上手くなりたい」という向上心やニーズをつかむために、大会の客席からの反応が良かったものをアンケートで集計し、出来る限り講習で継承するようにしました。

6大学合同の大会は怪我もなく無事に終わり、観客からのアンケートにも「最後のパフォーマンスで感動しました」というお声をいただけました。私の怪我がきっかけでしたので、トラブル再発のために、怪我防止ストレッチの講習も行うようにしました。 ダンス大会での中止危機を乗り越え、一人一人の本音に傾聴してより良い点案をしたように、これからも課題解決能力や提案力、親和性や協調性を発揮していきたいと思います。【1,854文字】

※面接では早口になることを想定して、少し長めに作っています。練習時には必ず時間を計測して、喋るスピードを調整してください。


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履歴書の自己PRの正しい書き方と例文13種類【完全版】

エージェントが添削で見るポイント

面接に備えて、自己PRの添削を受けるのは大事です。就活支援のプロであるエージェントは、どのようなポイントを見て添削するのでしょうか?添削前添削後の文章を見比べると、協調すべき部分・省略してもいい部分が分かります。

例文①優しさ

【添削前】
私は優しさに自信があります。部活動でも、大好きな卓球に取り組みつつ、周りの部員への気遣いを忘れないようにしました。大会当日は、出場できない日もありましたが、代表に選ばれた部員たちのサポートを全力で行い、無事にリーグ戦準優勝へ導きました。仲間達へ優しくしているおかげで、今でも食事に行って切磋琢磨しています。

【添削後】
私の長所は、細やかな気遣いができるところです。
所属している卓球部では、常に周囲に気を配り、困ったことがあればすぐに声をかけています。入部当初からレギュラメンバーだった先輩部員が怪我でスランプに陥った時は、一つ一つの課題を一緒に考え、その先輩は引退試合で全勝を上げる事ができました。
私は代表リーグには出場できませんでしたが、相手選手の特徴を把握するのが得意だったため、試合ではセット毎に対策を伝えました。結果的にリーグ戦は準優勝しました。御社に入社させて頂きましたら、自分の意見や考えを大切にしつつ、一人一人の顧客と誠実に向き合い、強い信頼関係を築いていきます。

《解説》
優しさがあるというのは、面接官によっては「大人なんだから当然だ」と感じる人もいるでしょう。ですので、細やかな気配りができるというより具体的な表現の方がベター。一言でも構いませんから、チームメイトにすぐに声をかけたりしていた、という実際のアクションも入れましょう。
どのように貢献したのか、どのような心構えを持っているのか、入社後は会社にどのように貢献していくのかといった内容を、一貫性を持って伝えられると良いですね

「優しさ」という長所の魅力的な自己PRのコツと例文3選

例文②バイト

【添削前】
大学1年から、大手ハンバーガーチェーンでアルバイトを続けています。最初はドリンクの作成や、接客等が主な仕事でしたが、経験を重ねるうちに、戦略策定などの難しい仕事を任せてもらえるようになりました。その企業から新商品が発売される際も、売り出し方を考えて、高い売上高を達成できました。

【添削後】
私は人の動向から戦略を考えるのが得意です。
大学に入学した当初から、大手ハンバーガーチェーンでアルバイトを続けています。はじめの半年間は接客等が主な仕事でしたが、経験を重ねるうちに、その日の売り上げ客単価天候の良し悪しなどを分析して、翌週・翌月、さらに翌年の戦略を立てるようになりました。
その企業が新商品を発売する際も、300店舗以上で実施されたプレ販売でも、職場の正社員の方も交えて戦略を考え、初週の売上高で対象店舗の中のトップ5に入りました。

《解説》
「難しい仕事」では面接官には伝わりません。箇条書きでも良いので、なるべく具体的な記述を心がけましょう。また、数字は説得力が増す効果があります。客観的な数字を入れれば、面接官も応募者の良さをイメージしやすくなりますので、必要な情報だと心得ておいてください。

履歴書でアルバイト経験を効果的に自己PRする書き方【就活】

例文③部活

【添削前】
学内向けの情報誌サークルに入っており、基本的には体育会の各部活動へ取材をしていました。以前からスポーツを見るのが好きだったため、スポーツ部門を担当しました。それぞれの部活動の情報を掲載がメインの役割だったのですが、3年のとき、ラクロス部から観客を増やすための相談を受けたので、紙面連動コーナーとして、レプリカユニフォームプレゼントの企画を実施したところ、動員数を増やす事ができました。

【添削後】
私の強みは提案力です。
学内向けの情報誌サークルに入り、スポーツ部門を担当しました。1年の頃から体育会への取材に同行し、2年の秋チーフ記者になりました。各部の魅力や活動報告を中心に情報を掲載していたのですが、3年次の夏、ラクロス部から観客を増やすための施策について相談を受けました。
以前からラクロス部のユニフォームはデザインがカッコいいという口コミがあったことを思い出し、紙面連動コーナーとして、ユニフォームサプライヤーの企業の協力を受けてレプリカユニフォームプレゼントの企画を実施しました。結果的に、昨年比で約2倍の動員数を記録できました。

《解説》
添削前の例文でも、何を頑張ったか分かりやすく記載されていますが、創意工夫した点が不明確です。自分なりの視点や突破口を示せば、意欲や積極性を示せますので、是非取り入れましょう。また、数字は説得力を持たせてくれますから、忘れずに記入してください。

「部活で学んだこと」を自己PRで上手く伝えるコツと例文

人気の業界で使える3選

自己PRを一つの強みに絞って考えると、他の受検者と内容が似てしまう可能性が高くなります。そのため、関連性の高い複数の強みを掛け合わせて伝えるのがオススメ。複数の武器を組み合わせた例文を三つご紹介しますので、自らの体験から近いものを当てはめ、自己PR作成の参考にしてください。

就活で役立つ自己PRの例文10業界30選

継続力×探究心の例文

参考になる例文!
私は継続力と探究心を大切にしています。
商学部の○○ゼミで、経営戦略研究に力を入れていました。ゼミの活動では、2年間を通して実際の企業の戦略を研究するのですが、私はゼミに入る前から、米国の○○社の事業や歴史について学びました。同社は、現在ではIT関連のサービスやソフトウェアを展開する企業となっていますが、1900年の創立当初から90年代までは、ハードウェアを主要事業とする企業でした。そのような長い歴史を誇る企業がどのような事業を展開し、どのような理由で事業の方針転換をしていったのか、当時の状況や環境を考慮して調べていました。研究方法については、大学の図書館で書籍を閲覧するのが主な手段ですが、2年次の秋からIT関連のフォーラムにも積極的に出席しております。


提案力×向上心の例文

参考になる例文!
クラブ活動を通じて、提案力と向上心を培いました。
入学直後、ビリヤードサークルを立ち上げ、練習場所の確保から大会への参加まであらゆる企画を立てました。練習場所は大学近隣のバーと交渉のすえ、営業時間外に使わせていただきました。未経験の方にも魅力が伝わるイベントを開催し、サークルのメンバーも結成当初の3人から25人に増えました。
もともと未経験だったこともあり、メンバーの中で最も勝率が悪かったのですが、個人での大会出場回数も増やし、大学3年時の11月に出場した大会では、個人で○○県5位になれました。


リーダーシップ×折衝能力の例文

参考になる例文!
私の強みは、リーダーシップと折衝能力があるところです。
バレーボールのサークル活動において、勝てるチーム作りを目指したいという意見と、弱くてもいいから楽しくサークル活動をしたいと考える人との間で、私が2年次の春に意見が衝突しました。勝利に固執しないメンバーに対しては、日常的な会話の中で、勝つことで得られる喜びを訴えました。
同時に、どうして勝つ必要がないのか聞いたところ、団体内でのポジションに自信がなく、後ろめたさがあるからとの事だったため、合同練習以外でも積極的に自主練を企画して、チーム全体の底上げを図りました。練習試合で一度もセットを取ったことがなかったチームに勝利したのをきっかけに、チーム全体がさらなる勝利を求めるようになり、対立がなくなりました。


要注意!意外と陥る失敗パターン

面接で自己PRを聞かれる理由と、基本的な心構えが分かっていれば、例文にも負けない自己PRが作れると思います。ただし、それだけでは不十分な場合が意外とあるのです。よくある失敗パターンと対処法を確認しましょう。

気付かなかった…という失敗談多数

意外と「それでは自己PRをしてください」とストレートに言ってくれない面接官もいます。遠回しな質問によって、台本通りの回答をできないようにしているのです。といっても、面接官が『能力・経験・マッチ度』を知りたがっていることには違いありません。質問の意図をつかみ、自己PR文を回答するようにしてください

注目ポイント!
【聞かれたら自己PRを伝えたい質問】
学生時代に頑張ったことは?
成功体験と失敗体験を教えてください。
困難ことに直面したとき、どのように乗り越えましたか?
友人からどのように思われていますか?


自己PRをいうときは、どうしても『伝えよう伝えよう』と気持ちが前のめりになってしまいます。質問によっては、純粋に『はい』か『いいえ』かを知りたいだけの質問もあるはず。そんな時にまで、自己PRを延々と語るのはちょっと印象が…臨機応変に、相手のことを考える”思いやりの心”も忘れないでくださいね。

書類の内容ををそのまま言ってもダメ

書類の内容と相反するのはもちろんNG。それはそれで一貫性がないと思われてしまいます。しかしせっかく会って話すのですから、履歴書やESに書いたことをそのまんま言うだけではもったいないです。

面接官は、当然応募書類に目を通してまので、まだ伝わりきっていない魅力を伝えるように意識してみてください

面接だからこそ出来るコツを実践しよう

コツ①:身振り手振り

プレゼン力を示すコツでもありますが、ジェスチャーを使ってより具体的なイメージを持ってもらうのがオススメ。淡々と話しているよりも、興味を持ってもらえるチャンスが増えます。

ただ、乱用すると逆効果になるのでそこだけ要注意。小さいジェスチャーを何度も繰り返すと、「自信がなさそう」「落ち着きがない」などのマイナス評価になるかも。意味の分かりにくいジェスチャーは、相手に大きな違和感を抱かせてしまうので要注意です。

コツ②:声のメリハリ

小さい声で早口だと何を言っているのか聞き取れないので、面接の場では最悪。とはいえ、大きい声で単調なテンポで話しても、あまり相手の耳に入っていかない可能性もあります。そんなときは、メリハリを意識してみてくださいね。伝えたい単語を分かりやすく伝えると、それだけで印象がぐんとよくなります

コツ③:言葉遣い

ビジネスマナーに則った言葉遣いにするのは当たり前ですが、エピソードを話すときに”リアルな言葉”を使うと、臨場感が増す効果があります。

たとえば悔しい思いをした時に、「悔しいと思った」ではなく「なにくそ!と火がついた」などといった方が、インパクトもあるでしょう。ただし言葉遣いが全体的にフランクだと、マナー違反という烙印を押されてしまいます。声と一緒で、メリハリをつけましょう。

コツ④:目線に注意

せっかく素敵な自己PRを話していても、目線がきょろきょろしていると、面接官に心配がられてしまいます。基本的には相手の目を見るのがマナーですが、恥ずかしいときは眉間のあたりを見るのもOKです。睨んでいると思われないように、笑顔も心がけるとベターですね。

コツ⑤:アイテムを持っていく強者も

面接をするとき、なかには成果物を提出するように求められるケースもあります。クリエイティブ系の職種で特に多いのではないでしょうか?これを逆手にとって、自らインパクトのあるアイテムを使って自己PRする強者もいるみたいですよ。

たしかに、魅力的なエピソードを語ってもその裏は取れませんよね。証拠となるようなアイテムがあれば、面接官におおっと思ってもらえるチャンスも。ただし、「非常識な応募者だな」と思われるリスクもあるので、慎重に臨みたい人はやめておいた方が無難です

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【就職・転職で本当に役立つ自己PRの例文はこれだ】全11業界に及ぶ31通りを一挙大公開

面接の自己PRは端的に自分を売り出す

就職活動を成功させるコツは、自己PRをいかに分かりやすく伝えるか。面接官によっては「自己PRをしてください」といわない人もいますが、もしも聞かれたら絶好のチャンス
新卒就活はもちろん、転職活動でも「相手のニーズを満たす解を用意する」というのは大切なビジネススキルです。例文のどこかがいいのか、自分ならどうするか、似た経験・エピソードはないかといった点をよく考え、端的で分かりやすい自己PRを作成してください。

【いますぐできる】自己PRジェネレーター

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