2019年01月28日(月) 更新

【自己PRの添削】就活生が知っておきたい使えるサイトと自分でおこなう際のポイント4つ~例文あり

自己PRでどのように伝えればいいのかわからない就活生が多い!

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「自己PR作成で一番困ったことは何ですか?」というアンケートを実施しました。


  • これといってPRできるものがない。エピソードなど。

  • 成果を数値で表すこと

  • 具体例と強みを絡めて面接官に話しを信じてもらう文章の書き方。

  • どれを長所にするか絞りまとめること

  • 自分の強みや長所と希望する職種の繋げ方がわからない

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「自己PR作成で一番困ったことは何ですか?」

就活生が自己PR作成で一番困ったことは、エピソードの選定や魅力的な伝え方ができないことだとわかりました。PRできる内容がない就活生も見受けられましたが、「具体例と強みを絡めて面接官に話しを信じてもらう文章の書き方。」「自分の強みや長所と希望する職種の繋げ方がわからない」といった回答が多かった印象です。そんな就活生は、どのようにして自己PRを作成していけばより魅力的な伝え方ができるのかを、この記事で確認していきましょう。

自己PRでは相手が求めているものを提示する

自己PRの基本は他者貢献だといえます。次のようなスタンスが大事です。 「私にはこれだけの能力と経験があります。そのためこれくらい御社に貢献出来ます。採用すれば得しますよ」これは、新卒就活・転職活動のいずれにも共通している大原則です。相手が求めているものを提示する。この姿勢を忘れないようにしなくてはいけません。

自己PR作成のコツは4つ

自己PRのポイント

  • 結論から入る
  • 相手のためになる情報だけ盛り込む
  • 企業研究と業界研究を徹底する
  • 語彙力をつける

結論から入った方が、着地点がわかっているため理解しやすくなるのでおすすめです。また、企業研究や業界研究を徹底しておこない、企業が欲している情報だけを分かりやすく入れてあげることで、更にアピール出来る自己PRになります。面接官を惹きつける自己PRにするためにも、語彙力は必須だといえるでしょう。

質問に答えるだけで自己PRを完成させよう

自己PRを作成する際は、お手本となるものがあったほうがいいですよね。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

自己PR作成後の添削は大切

自己PRを作成したあとに、添削しているという就活生は少ないのではないでしょうか。書いたら完成だと思っている人の方が、多いといえます。しかし、自己PRは作成後におこなう何かしらの添削が非常に重要なのです。

添削をしないまま書類提出したり面接で話したりするのは危険

添削をしないまま書類提出したり、面接で話したりするのは危険だといえます。添削をしないと誤字脱字にも気づけないかもしれませんし、もっと他に良い言い方があるかもしれません。提出したあとに「添削しておけばよかった」と後悔しても遅いのです。自己PRを作成したら、必ず添削をおこないましょう。では、どのように添削してもらえば良いのでしょうか。

自己PRを作る時は三人以上に相談する

面接は初対面の人と話す場ですから、緊張するのは当然。人見知りの人はもちろんですが、そうでない人でもかなりの緊張感があるでしょう。本番の不安を少しでも取り除くためには自己PRを作る段階から入念な準備が欠かせないのですが、そのとき人に頼ることをオススメします。 そして、3人以上の相談相手を見つけておくのが成功に近づくカギ。1人や2人だと見方が偏るので、正しいアドバイスが貰えないかもしれないからです。一般的には、次のような相談相手を探すのが理想的です。
【相談相手】 ・家族 ・友人、知人 ・エージェント

家族に相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット


メリット
・子供の頃から一貫している強みが分かる
・あまり目立たないアピールポイントも発見できる

デメリット
・外でのキャラクターを知らない
・近い存在だからこそ偏見もある

友人知人に相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット


メリット
・学生生活やバイトで頑張った事を近くで見ている
・複数人からのアドバイスを一度に貰える可能性大

デメリット
・きつい言葉をかけられないので甘くなりがち
・忙しくて時間が取れない同級生も多い

大手エージェントに相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット


メリット
・フラットな視点
・チェックする項目がやはりプロならでは

デメリット
・利用者が多いので一人一人への対応に満足できないかも
・どうしても有名どころへ気を取られがち

中小エージェントに相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット


メリット
・フラットな視点
・一人一人に寄り添ってくれる

デメリット
・人気企業への対策が不十分かも
・エージェント従業員が少なくて一人一人への対応に満足できないかも

立ち上げエージェントに相談するメリット・デメリット

メリット&デメリット


メリット
・フラットな視点で見てくれる
・熱意にあふれている

デメリット
・業界や職種の動向を把握しきれていない場合がある
・成功サンプルが少ない

エージェントの添削例3つ

では、就活支援のプロであるエージェントは、どのようなポイントを見て添削するのでしょうか?添削前と添削後の文章を見比べると、協調すべき部分・省略してもいい部分が分かります。ここでは、「優しさ」「バイト」「部活」の3つの例文をもとに、添削前と後を見ていきましょう。

例文①:優しさ

【添削前】
私は優しさに自信があります。部活動でも、大好きな卓球に取り組みつつ、周りの部員への気遣いを忘れないようにしました。大会当日は、出場できない日もありましたが、代表に選ばれた部員たちのサポートを全力で行い、無事にリーグ戦準優勝へ導きました。仲間達へ優しくしているおかげで、今でも食事に行って切磋琢磨しています。

【添削後】
私の長所は、細やかな気遣いができるところです。
所属している卓球部では、常に周囲に気を配り、困ったことがあればすぐに声をかけています。入部当初からレギュラメンバーだった先輩部員が怪我でスランプに陥った時は、一つ一つの課題を一緒に考え、その先輩は引退試合で全勝を上げる事ができました。
私は代表リーグには出場できませんでしたが、相手選手の特徴を把握するのが得意だったため、試合ではセット毎に対策を伝えました。結果的にリーグ戦は準優勝しました。御社に入社させて頂きましたら、自分の意見や考えを大切にしつつ、一人一人の顧客と誠実に向き合い、強い信頼関係を築いていきます。

《解説》 優しさがあるというのは、面接官によっては「大人なんだから当然だ」と感じる人もいるでしょう。ですので、細やかな気配りができるというより具体的な表現の方がベター。一言でも構いませんから、チームメイトにすぐに声をかけたりしていた、という実際のアクションも入れましょう。
どのように貢献したのか、どのような心構えを持っているのか、入社後は会社にどのように貢献していくのかといった内容を、一貫性を持って伝えられると良いですね。

例文②:バイト

【添削前】
大学1年から、大手ハンバーガーチェーンでアルバイトを続けています。最初はドリンクの作成や、接客等が主な仕事でしたが、経験を重ねるうちに、戦略策定などの難しい仕事を任せてもらえるようになりました。その企業から新商品が発売される際も、売り出し方を考えて、高い売上高を達成できました。

【添削後】
私は人の動向から戦略を考えるのが得意です。
大学に入学した当初から、大手ハンバーガーチェーンでアルバイトを続けています。はじめの半年間は接客等が主な仕事でしたが、経験を重ねるうちに、その日の売り上げ、客単価、
天候の良し悪しなどを分析して、翌週・翌月、さらに翌年の戦略を立てるようになりました。 その企業が新商品を発売する際も、300店舗以上で実施されたプレ販売でも、職場の正社員の方も交えて戦略を考え、初週の売上高で対象店舗の中のトップ5に入りました。

《解説》 「難しい仕事」では面接官には伝わりません。箇条書きでも良いので、なるべく具体的な記述を心がけましょう。また、数字は説得力が増す効果があります。客観的な数字を入れれば、面接官も応募者の良さをイメージしやすくなりますので、必要な情報だと心得ておいてください。

例文③:部活

【添削前】
学内向けの情報誌サークルに入っており、基本的には体育会の各部活動へ取材をしていました。以前からスポーツを見るのが好きだったため、スポーツ部門を担当しました。それぞれの部活動の情報を掲載がメインの役割だったのですが、3年のとき、ラクロス部から観客を増やすための相談を受けたので、紙面連動コーナーとして、レプリカユニフォームプレゼントの企画を実施したところ、動員数を増やす事ができました。

【添削後】
私の強みは提案力です。
学内向けの情報誌サークルに入り、スポーツ部門を担当しました。1年の頃から体育会への取材に同行し、2年の秋チーフ記者になりました。各部の魅力や活動報告を中心に情報を掲載していたのですが、3年次の夏、ラクロス部から観客を増やすための施策について相談を受けました。 以前からラクロス部のユニフォームはデザインがカッコいいという口コミがあったことを思い出し、紙面連動コーナーとして、ユニフォームサプライヤーの企業の協力を受けてレプリカユニフォームプレゼントの企画を実施しました。結果的に、昨年比で約2倍の動員数を記録できました。

《解説》 添削前の例文でも、何を頑張ったか分かりやすく記載されていますが、創意工夫した点が不明確です。自分なりの視点や突破口を示せば、意欲や積極性を示せますので、是非取り入れましょう。また、数字は説得力を持たせてくれますから、忘れずに記入してください。

自分で添削する際のポイント4つ

上記では、エージェントが添削する際に見るポイントをご紹介しました。そうはいっても、エージェントに見てもらうほど時間的に余裕がない就活生も多いでしょう。そこでここからは、自分で添削する際のポイントをいくつかご紹介したいと思います。

①強みが具体的に明記されているか

まず1つ目は、【自分の強みが具体的に明記されているか】という点です。自己PRは、自分の強みをアピールしながら、志望先企業とどれくらいマッチングしているかを示すツールだといえます。強みが明確に記されていない自己PRは、説得力のないものになってしまうでしょう。強みは、添削で確認してしっかり盛り込んであげるべき部分だといえます。

②読んでいて矛盾点や疑問が浮かばないか

自己PRを自分で添削する際のポイントとして2つ目に挙げられるのは、【読んでいて矛盾点や疑問が浮かばないか】という点です。これも非常に重要で、読み返して矛盾している部分があったり、「これはどういうことだろう?」と疑問が浮かぶ場合は書き直した方がよいでしょう。自分が思うことは、面接官も必ず思います。読み返す場合は、客観的に面接官になったつもりで見るのがポイントです。

③結論から書かれているか

自己PRにおいて、【結論から書かれているか】というのも非常に重要なポイントになります。結論から述べた方が、人は頭に入ってきやすいのです。したがって添削をする場合は、自分の強みが先に書かれてあるかどうかを必ず確認してください。

④アピール部分が企業の求めているスキルとマッチしているか

最後のポイントとして、【アピール部分が企業の求めているスキルとマッチしているかどうか】も確認しましょう。自分の強みは、何かしらのスキルとマッチするはずです。しかし、言い方や表現の方法によっては、全く当てはまらないものになってしまう可能性もあります。この点は、特に慎重に添削してください。

自己PRの添削として使えるサイト集

では、自分で添削をする際に使えるサイトやアプリを、3つご紹介したいと思います。添削のポイントがわかっていたとしても、やはり不安ですよね。そこでぜひ使ってほしいサイトとアプリをご紹介します。ぜひ自己PRの添削に役立ててみてくださいね。

添削で使えるサイト①:マイナビ

まず添削で使えるサイトとして1つ目にご紹介するのが、マイナビのいつでも自己PR添削です。マイナビのいつでも自己PR添削なら、平日毎日50人の就活生の自己PRを添削してくれます。プロの講師が添削してくれるのに、無料なので使わない手はありませんよね。登録するだけで利用できますので、客観的な意見が欲しい、自分での添削に自信がないという方はこちらを頼ってみるとよいでしょう。

添削で使えるサイト②:ココナラ

ココナラというサイトにも、自己PRを添削してくれるサービスがあります。自己PRが未完成でも、話しながらエピソードを引き出してくれて、志望先にあった内容を考えてくれるので、軸の通った自己PRが完成するでしょう。

添削で使えるサイト③:ES添削カメラ

最後に紹介するのはサイトではありませんが、ES添削カメラというアプリになります。こちらはdodaの新卒エージェントが提供しているアプリで、カメラで撮った自己PRを提出するだけでプロが添削してくれるのです。添削は7日後に返ってきますので、余裕を持って利用するのがコツだといえるでしょう。

自己PRの添削では4つのポイントを意識!サイトやエージェントなどを使ってみよう

自己PRの添削について、就活生が知っておくべきサイトと、自分でおこなう際のポイントを4つご紹介してきました。いかがでしたか?自己PRを作成したら、家族や友人などに添削してもらうか、エージェントを頼って添削してもらいましょう。また、自分で添削する際はここで紹介した4つのポイントを意識しておこなってみてください。サイトやアプリも有効活用しながら、添削でより魅力的な自己PRにしてくださいね。

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