2021年12月06日(月) 更新

【インターンシップの服装】私服や季節別の選び方を紹介

インターンシップの服装で悩む就活生は多い

大学の長期休みを利用して、インターンシップに参加する学生は多くなっています。就職前に社会を体験するインターンシップでは、さまざまなマナーを守る必要があります。

その一つがインターンシップ参加中の服装です。企業が服装に関して特に指定してこないとき、どのような服装で出社すべきかについて悩む人は多いでしょう。ここでは、一般的な例を元に、インターン中におすすめの服装について紹介していきます。

基本的にはリクルートスーツだが私服指定の企業もある

インターンシップへの参加が決まり、企業に毎日出社する場合、通学する場合と同じ服装での出勤はNGです。社員全体がカジュアルな服装の会社も多くありますが、まだ正式な社員ではなく、あくまでもインターンシップ生である、ということを頭に入れておきましょう。

企業からインターンシップ中の服装の指定がない場合、基本は就活と同じスーツでの出勤が無難です。一方で、学生が服装で悩まないように「私服で出社」と指定をしてくる場合もあります。このような私服指定の場合は、あくまでも仕事に行くということを念頭に置き、ビジネスカジュアルの服装が望ましいです。

服装指定なし」の場合もリクルートスーツが無難

インターンシップ期間中の服装に関して、企業からの指定がない場合や前日までに服装について質問忘れた場合は、リクルートスーツの着用が望ましいです。指定なしだからと言って、カジュアルな服装でインターンに参加した場合、スーツ着用での参加者が多い際に浮きかねません。初日スーツで参加し、周りの雰囲気を見て次の日からの服装を考える方法もあります。

インターンシップで私服指定をする理由

インターン生に対して、敢えて私服の着用を指定する企業もあります。その理由は主に2つに分けられます。1つ目は、インターンシップで働く学生に、緊張せずにリラックスして働いてほしい、という企業の気遣いがあります。

特にIT企業などのエンジニア職の社員は、男女共に普段はカジュアルな服装が多いのです。就職試験では、スーツ着用が多いです。しかし、インターンは長時間のため、着なれないスーツで仕事をすると堅苦しいだろうとういう周囲の配慮です。服装マナーがあるか見るためです。この点は次の章で詳しく説明しましょう。

服装のマナーが重要視される

就職活動においては服装のマナーは最重要視され、きちんとしたネクタイ・スーツ・ジャケットをはじめとする服装で臨まないと、それだけで不採用につながるケースもあるのです。男性は特に、就活用のネクタイ・ジャケット・スーツなどを準備しておく必要があります。私服は例外を除いてご法度です。

インターンシップならそこまで服装をしっかりせずとも私服でも平気だろう。そんな気持ちの方もいます。インターンシップとはいえ社会での仕事を経験するわけですから、私服ではなくしっかりとした服装で臨まなければいけません。

服装次第で社会人失格とみられることも

派手なピアスをしたままインターンシップに参加したり、私服やカジュアルなジャケットを着用して出社したりすれば、社会人失格とみなされます。インターンシップは社会人になる前の最終テストと考えて、当日までにスーツ、ネクタイ・ジャケット・ピアスなど自身の服装に関してのすべてを、一度見直してみましょう。

就活のマナーを押さえておこう

男女ともにスーツの着こなしに自信のない就活生は多いでしょう。就活は第一印象が大切であり、身だしなみは大きな意味を持ちます。スーツを正しく着こなすためにも、就活マナーマニュアルを事前に確認してチェックしておきましょう。

マナーを守った正しい身だしなみの知識があれば、ネクタイ選びやその他の小物選びも間違えないでしょう。本格的に就活が始まる前に、身だしなみのマナーを把握しておくことが大切です。無料でダウンロードできるため、マナーに自信がない就活生はチェックしておきましょう。

大前提は自分が納得して選択したかどうか

就活の身だしなみで悩む人は多いです。第一印象に影響するからこそ、詳細まで気になってしまう人もいるでしょう。一方で覚えておいていただきたいのが、どの企業や採用担当者にも通用する身だしなみの「正解」は存在しないということです。

そのため、就活では自分の魅力を演出することが大切になります。記事の内容は参考にして、自分で考えて選択してください。それが納得できる就活につながるでしょう。

インターンシップへスーツで行く際のマナー【男性編】

インターンシップ当日の男性の服装は、私服ではなくスーツが基本です。スーツの下は長袖のワイシャツにネクタイ、ベルトと革靴のスタイルがマナーとして一般的です。

基本的には、リクルートスーツともよばれる「黒無地」のスーツを選びましょう。スーツの下に着るワイシャツですが、白色の長袖が一般的です。

ネクタイはある程度自由ですが、レジメンストライプ柄がおすすめです。色は、フレッシュさと熱意をアピールできる「赤系」の色が良いでしょう。ベルトは革製の黒無地が一番無難です。

革靴の色は黒を選んでください。スーツに合わせてブラウン系の色が合う場合もありますが、インターンを考えると黒がベストです。柄はウィングチップやモカは避けて、プレーン(柄なし)を選びましょう。

鞄は、インターンだけでなく就活でも使いますので、A4サイズが入り、底に脚が付いているタイプをおすすめします。

インターンシップへスーツで行く際のマナー【女性編】

女性も、インターンシップ当日の服装はスーツがベストです。しかし、男性とは選ぶべきポイントや着こなし方に違いがあります。

スーツは、男性と同様に黒無地のリクルートスーツが基本です。

ワイシャツは、オーソドックスな白無地にしておきましょう。スキッパータイプでもレギュラータイプでも問題ありません。

シャツのタイプで印象って変わるの?

スキッパータイプは「アクティブ」、レギュラータイプは「真面目」な印象を与えてくれますので、インターン先の企業にあわせて選んでみるのもポイントですね。

靴は、スーツに合わせやすい黒のパンプスがおすすめです。

インターンシップ先から私服指定をされたときの服装【男性編】

インターンシップの説明会で、「私服OK」と言われた場合何を着ればいいのでしょうか。私服で動きやすい服装ならなんでもいいのか、と悩む人もいるでしょう。私服指定の場合は、「オフィスカジュアル」を意識した服装にして、ビジネスマナーを守りましょう。

男性は私服でインターンに参加する場合、ジャケットを着用し、カジュアル過ぎるデニム・スウェット素材は避けてください。インナーはシャツ、パンツはチノパンかスラックスが合わせやすいのでおすすめです。

シャツの着こなし方

■夏→白や黒、グレーなどの無地のTシャツ、またはシンプルな白のオックスフォードシャツ
■冬→シャツだけ、またはニットやカーディガンを重ね着してもOK

靴は、スニーカーやサンダルはNGであり、デッキシューズ等がおすすめです。アクセサリーは時計以外は身に付けないようにしましょう。

私服に合っていれば鞄は何でも良いの?

当然何でも良いわけではありません。とくに普段使いしているリュックやクラッチバッグなどはカジュアル感が強いので止めておきましょう。

インターンシップ先から私服指定をされたときの服装【女性編】

女性の場合もトップスは、ジャケットかカーディガンがベターであり、インナーに迷った際は、ブラウスが無難です。

ボトムスは、スカートでもパンツスタイルでも良いとされています。

ボトムスの選び方

■スカート→膝丈のものを選び、あまり広がり過ぎないタイプが良い
■パンツ→股上が深すぎてゆったりしすぎない、細目のシルエットの9分丈がベスト。

靴はスニーカーはNGでパンプスが無難です。男性同様、女性もインターンシップのときは、時計以外のアクセサリーは極力控えましょう。もし付けたい場合は、小ぶりなものにしてください。

メイク以外でも印象アップ

メイク以外で、髪型にも注意が払えると良いです。髪を結んだり、サイドを耳にかけたりすることで顔周りがスッキリし、明るい印象になります。

常識がないとインターンシップで思われる服装とは?

インターン説明会で当日はスーツでなくて私服で良いといわれても、オフィスカジュアルなどは学生は普段着ないため、なかなか難しいのが現状です。とはいえ、分からないのが理由で常識がないことが許される訳ではありません。露出が多い服装やデニム、ブランド品、サンダルなどは適した服装とは言えません。

インターンでNGな服装例

■露出の多い服装

「インターンではビジネスマナーとして露出をしすぎてはいけません。暑い季節でも肌の露出をおさえられるように、カーディガンがあれば便利です。スカートやパンツも丈の短いものは避けましょう。」

■デニム

「デニムはビジネスにおいてはカジュアル過ぎるためNGです。インターンの服装ではシンプルな色のパンツが好ましいです。」

■ブランド品

「インターンに高価な服装で参加する必要はありません。動きやすく気軽な服装が好ましいため、ブランドものは避けましょう。」

■サンダルや生足

「オフィスでは必ず肌色のストッキングを履いて、生足は避けましょう。サンダルもカジュアル過ぎてだらしない印象になるため良くありません。」

ジャケットのボタンの一番下は留めない

ジャケットにはボタンがついていますが、シャツのようにすべてを留める必要はありません。ボタンをつけないところは、一番下です。ここのボタンは、留めるものではなく飾りになります。シルエット的にも外しておいた方がキレイに見えますので、留めないようにしましょう。もちろん、不必要だからといって取り外してはいけません。

また、すべてのボタンを留めないとだらしないの印象がありますので、注意しましょう。普段着で自分の好きなようにジャケットを着ることがあるかもしれませんが、ビジネスシーンでは服装のマナーがありますので、守らなければ「常識がない」「学生気分」と思われてしまいます。ボタンマナー以外もしっかりと守るようにしましょう。

インターンシップの服装はスーツがベストだが私服の際はオフィスカジュアル

インターンシップ当日の服装は、社会人としての正装といえるスーツで臨むのが、正しい服装の選び方でありマナーともいえます。インターンは研修とはいえ、実際に会社で働く訳ですから、社会人としての自覚を持っておき、スーツやネクタイ、ピアスなど細部にまで気を遣い当日を迎える必要があるのです。

インターン説明会で、当日はスーツではなくて私服で良い、と言われる場合があります。男性と女性では注意点がやや違いますが、いずれにしても常識を持ち、誰にでも認めてもらえる恰好でインターンに臨むようにしましょう。

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