2016年11月25日(金) 更新

海外就職で押さえておきたいリスクとデメリット

海外就職で考えられるリスク①ビザの不安が付きまとう

海外就職におけるデメリットのトップともいえるのが、ビザの問題です。どの国も特に景気が不安定な時は国民を優先して働かせたいですよね。ですから、外国人である私達が就労ビザを持っていても、就職が厳しいというリスクがあります。また、このビザですが、絶対に取れるとは限りません。移民局に行っても却下される場合だってあるので、そうしたらひどい時には日本に帰ってこなければいけないのです。

リスクとして仕事があってもビザが下りない!といった事態に陥る場合も

そして、これは就労ビザを既に持っていても、ビザの更新時期になってまた移民局へ行って手続きをするのですが、その時に、既に仕事があってもビザの更新申請を却下されることもあるので、常にその不安がつきまとうというリスクと、そして常に仕事がビザに影響するというデメリットがあります。

海外就職で考えられるリスク②年金のデメリット

例えば、日本にいる時に働いていた時は、年金を日本で払うことは義務ですが、海外就職のために海外で暮らすとなると、その年金支払い義務を一時ストップさせることができますが、海外就職のリスクとなります。これは日本円の収入がない時には嬉しいと思いますが、これが海外就職のデメリットとなります。

安易に年金を止めてしまうと、後々大きなリスクを負うハメに!

というのも、年金の一時停止をしてしまうと、将来日本で老後を年金で暮らす時に、人よりも年金の額が減ってしまうというリスク・そしてデメリットがあるのです。海外就職へ行くからと言って安易に年金をストップするのではなく、考えて行動しましょう。

また、海外就職でも、多くの会社では給料から自動的に年金が引かれます。そのお金は、おそらくほとんどの国で、指定年数働かないと戻ってきません。それもデメリットです。

海外就職で考えられるリスク③日本で問題があってもすぐに帰れない

実際によくある話ですが、海外就職をしてしまうと、日本で就職するのと同じように仕事をしているのですから、なかなか休むことができませんよね。そんな時に、何か家族に問題があったという時にすぐに帰ることができないのが海外就職で考えらえる大きなリスクとデメリットです。

家族の不測事態に駆けつけられないというデメリット

例えば、母親が病気になってしまったという時に、すぐに帰りたいのに、どうしても大事な仕事があって帰れない、もしくは、その日には日本行きの飛行機が自分がいる国からは飛んでいないとか値段が高過ぎるとか、自分にとって都合の悪いことが起こり得ます。

日本にいれば、九州と北海道にいたってすぐに帰ろうと思えば帰れますが、それができないというのが海外就職のデメリットですし、家族の問題にすぐに立ち会えないというリスクがあるのです。

海外就職へのリスク・デメリットは、事前に回避出来るよう徹底的に考え抜く!

今回は、海外就職する場合の、リスクとデメリットについてみていきましたが、いかがでしたでしょうか。

これを読んで海外就職に対してネガティブな意見を持ってしまった方もいるかもしれませんが、それだけではなくメリットだってたくさんあります。何事にもデメリットやリスクは付きものです。事前にできるだけ自分でも対策を考え、いざという時のために備えておくと、選択しを広げられますね、リスクやデメリットだけを重視するのではなく、メリットについても考えて検討するべきでしょう。

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