エントリーシート（ES）を書く時のNGポイントと対策法

NGポイントの前にエントリーシート（ES）と履歴書の違いを把握しよう

最近の就活や説明会では、エントリーシートを提出するように言われる企業が多いです。まず、NGポイントを理解するうえで、エントリーシートと履歴書は何が違うのか把握しておくことが大事です。

履歴書は正式な公的文書であり、入社後も厳重に保管される重要書類ですが、エントリーシートは採用時だけ使われ、通常は入社後、または不採用の通知後に破棄される書類と位置付けられているのです。

エントリーシートは書類で受ける面接

エントリーシートと履歴書の違いは分かりましたが、なぜ企業はエントリーシートを提出させるのでしょうか。それは、エントリーシートが「書面で受ける面接」のようなものだと考えられているからです。
応募してくるたくさんの学生から候補を絞り込むために、説明会や筆記試験を面接の前に行う企業がほとんどです。しかし、説明会終了後にその場でエントリーシートを書かせる企業のほとんどは、履歴書は形式が決まっており、企業から学生に自由に質問が出来ずに選考が難しいと考えているのです。
エントリーシートは書式に決まりがなく、企業が応募者の個性を見るために様々な質問ができるので、面接に近い内容までも書面で済ませられて合理的なので、積極的に企業が導入しているのです。

不採用になるNGなエントリーシート（ES）とは？

ここから、不採用になるNGなエントリーシートに関してみていきますが、やってはいけない事として、不採用になるＮGなエントリーシートの書き方とはどういったものなのでしょうか!?
不採用になるＮGなエントリーシートの書き方を知っておけば、自ずと正しいエントリーシートの書き方が見えてくるはずです。

採用担当者からみたNGなエントリーシートの内容例の紹介

具体的な記載がない文章はNGです。文字数制限やいろんな人のアドバイスに悩んでしまっているのかもしれませんが、きれいにまとめられているようでまとめられてない文章の特徴は以下の3点です。
　1.　主語は誰か？集団でやったなら、その中で自分は何をしたのか。
　2.　成果は何か？可能なものは数値化、難しいものも評価できるな記載になっているか（誰かから称賛をもらった、など）
　3.　いつの話か？3年の冬、ではなく何月から何月の話なのか？
5W1Hを意識することと、可能な範囲で数値化することがポイントになります。この文章を見たら自分の事だとわかるな、というところまで磨きこんでください。

良いエントリーシート（ES）を書く為にこんなNGに気を付けよう！

やってはいけない事として、不採用になるNGなエントリーシートの書き方については分かりました。
では逆に、良いエントリーシートの内容や書き方とはとはどんなものでしょうか。企業が何を求めているのか、何を読み取れるエントリーシートにすべきか、しっかりおさえておきましょう。

NGなエントリーシートを防ぐ為には丁寧に分かりやすく書こう！

企業の採用担当者は、一枚ずつエントリーシートに目を通していく訳ですが、そう考えると見た目がきれいであるのは絶対条件です。字は丁寧に書くのが何より大切ですし、誤字や脱字はもっての外です。一目で、「どこに何が書いてあるか分かる」「頭が整理しやすい」「読みたくなる」文章を目指しましょう。

埋めないのはNG!!エントリーシートは8割以上が基本！

エントリーシートで記入するスペースは、最低でも8割以上を埋めるのが基本です。
記入した文字の分量が少なくスペースがありすぎるのはNGとなります。採用側の判断として入社の意欲がないとみなされて不採用になる可能性があるからです。
だからと言って小さな文字でびっしり書き込むのは、読む側のことを全く考慮に入れない自己中心的な人間だとみなされるので、これもNGです。
見やすい大きさの文字で８割以上を埋めていると一見してわかるのがベストです。

企業はエントリーシートから「人間性」や「能力」を読み取る

エントリーシートは元々、多すぎる応募者を「効率的に、でもちゃんと知るために」作られた取り組みです。なので人事は書類であってもその人のことをちゃんと知りたいのです。ちゃんと知るとは？それは「この人はどんな人か」という人間性と、「どんな場面でどんなふうに頑張れるのか」という能力です。この2つをちゃんと伝えようと思えば、結局は自己理解が重要になってきます。

内定者のESを参考にしてみる

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抽象的なエントリーシート（ES）はNGなので具体例を丁寧に分かりやすく書こう！

今回はエントリーシートで即不採用になる絶対にNGな事について見てきました。エントリーシートは、ただの書類とあなどってはいけません。そこに熱意があり、理路整然とした書き方をしていれば、エントリーシートはあなたを協力にアピールするツールになるのです。エントリーシートで不採用とならないように、やってはいけないNGポイントと、自分をアピールできる書き方を覚えて、他の人と差をつけましょう。