2021年10月05日(火) 更新
就活でエントリーシートに「中学時代のエピソード」を書く際の注意点
目次
エントリーシートには中学時代の単なる思い出を書かない!
就活生の回答
突然ですが、就活生のみなさんはエントリーシートの作成は順調ですか?
キャリアパークは、会員の就活生を対象にアンケートを実施しました。
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「エントリーシートに「中学時代」のエピソードを書くときの注意点を教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- ただの思い出話しにならないようにする。
- なにをしたか、ではなくそれをするのにどう考えていたかを書くようにしている
- 相当凄いこと以外は中学時代のことは書かない
- 大学の頃と絡める
- 時系列でまとめる
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「エントリーシートに「中学時代」のエピソードを書くときの注意点を教えてください!」
エントリーシートに中学時代のエピソードを入れる場合には、単なる思い出を書いてしまわないように注意が必要です。「なにをしたか、ではなくそれをするのにどう考えていたかを書くようにしている」という意見からも分かるように、出来事よりもその取り組みをすることにした理由や動機が大切でしょう。この記事では、エントリーシートに中学時代について書く場合の注意点とコツをご紹介します。
就活のエントリーシートに中学時代を書く際の注意点
就活のエントリーシートに中学時代を記述するのであれば注意点をまず知っておきましょう。中卒と高卒以上で話は変わってきます。
中卒であれば中学時代を書くのはOK!高卒以上はおすすめしない!
中卒ならばエントリーシートに中学時代を書くのは良いでしょう。高卒で就活をするのであれば高校時代の自分を背景に、大卒であれば大学時代の自分を背景にエントリーシートを埋めた方が基本的には良いです。
企業が知りたいのは今の状況
中卒以外の人はどうして中学時代のことをエントリーシートに書いてはいけないのでしょうか?
なぜなら企業側は、今現在のあなたを知りたいのであって、自己PRや志望動機もそれに沿ったものを求めています。出来る限り、直近の出来事を背景に、今の自分の考えや気持ちが伝わる文章をエントリーシートに記載とすると良いでしょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。
就活のエントリーシートに中学時代のことを書く場合は?
就活における中学時代に頑張った事の意義は何でしょうか。もちろん中卒の人が中学時代の事を書くのは問題ありません。そのため以後は中卒以外の人が中学時代を書くケースに絞って議論を展開していきます。
仕事でどう活きるのかを書く
エントリーシートにどうしても中学時代のことを書きたいと考えるならば、面接官の対応を織り込み済みの上で行う必要があります。
中学時代の経験が、応募する企業の仕事と如何に密に結びついているのかという論点です。単に頑張りましただけでは響きません。エントリーシートにはこれらの経験が仕事でどう活きるのかを極めて説得的に書くことです。
就活のエントリーシートに中学時代のことを書くコツ
就活のエントリーシートに中学時代のことを書くコツがあります。
面接官が知りたいのは、過去の思い出話や、頑張ったことでは無いのです。過去の経験をこれからの仕事でどう活かしてくれるのか?という事が知りたいのです。
中学時代で完結させず、成長の「きっかけ」にする
過去の頑張ったことを話すなら、それから繋がる今後のビジョンも一緒に添えるという事を意識しましょう。
内容次第では中学時代や幼少期の自分を背景にするのも良い場合もあります。ポイントは中学時代で完結させず、成長の「きっかけ」にする点にあります。
今現在に繋がる流れを持っているかです。例としてあげると以下の様になります。
中学時代をエピソードとして盛り込んだ例文
「幼少期から一つのことに努力して取り組む性格でした。中学時代はスポーツに明け暮れ、部活でも努力して功績を残しました。大学はスポーツにより深く関わっていこうと思い体育大学に進学、ここでも学業や部活に精進し、こいった功績を残しました。それで私は努力家だと自負しています。」
こうやって書くと、あなたが努力家であることに箔が付くだけでなく、一つのことに長年取り組める人間、スポーツにとても強い関心を持っている人間ということなど他の良い面も見えてきます。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな業界に適性があるのか診断してみましょう。
就活のエントリーシートに中学時代を書くコツは成長の「きっかけ」になったことを
就活でエントリーシート(ES)に「中学時代」を書く際の注意点を紹介していきましたが、就活のエントリーシートに中学時代ことを書く際はきっかけ扱いに留めましょう。
中学時代や幼少期の話をエントリーシートに書くことは、単独で書くと「何を今更」と思われてしまいますが、書き方によってはプラスになる場合もあります。頑張ったことは自身のモチベーションにもなりますし、企業へしっかりとアピールできるポイントにもなります。
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