2020年06月30日(火) 更新
志望動機で「業界を選んだ理由」を訊かれた際の答え方
目次
「業界を選んだ理由」の志望動機の答え方1:その業界全般に対するあこがれを語る
志望動機で「業界を選んだ理由」を聞かれた際の答え方の一つ目は「その業界全般に対するあこがれを語る」です。たとえば、IT業界の会社の面接では、「大学生のときにアプリの開発を学び、実社会で自分の開発したアプリやシステムが役に立っているところを見てみたいと思ったから」です。このように、IT業界に対するあこがれや、IT業界に入った後に叶えたい夢を語ることで、IT業界を選んだ理由を会社にアピールすることができます。
的外れなあこがれや夢を語ってはいけません
的外れなあこがれや夢を語ってはいけません。たとえば、国内での食品ビジネスに力を入れている会社の面接で、「世界に和食のおいしさを伝えたい」というような、会社の経営方針に反するようなことを言ってはいけません。的外れなあこがれを語らないためには、企業研究や業界研究が欠かせません。面接やエントリーシートを書く前には、企業研究を十分に行いましょう。
「業界を選んだ理由」の志望動機の答え方2:スキルを持っているアピール
志望動機で「業界を選んだ理由」を聞かれた際の答え方の二つ目は「業界で働くためのスキルや知識を自分が持っていることをアピールする」です。たとえば、IT業界の会社の面接で、「プログラミングが好き」「大学時代は、ロボット部に所属し、ロボットを動かすためのプログラミングを担当していた」「大学では企業と連携し、受験生用アプリを開発した」というように、「業界で働くために必要なスキルや知識をもっているからその業界で働きたい」と答えます。
スキルだけではなく好きという気持ちも伝えましょう
ただ単にスキルや知識をもっているというだけでなく、「プログラミングが好きで好きでたまらない」というように業界に対するあこがれを一緒に語るようにしましょう。そうしなければ、「ただ知っているから入社したいだけ」というように会社にとられかねません。会社は学生の成長力を期待して採用します。成長するために欠かせないのは「好き」という気持ちなので、「スキルや知識を持っている学生」よりも「好きという気持ちが強い」学生を採用します。なので、「好き」という気持ちをアピールすることを忘れないようにしましょう。
「業界を選んだ理由」の志望動機の答え方3:業界で何をしたいのかを語る
志望動機で「業界を選んだ理由」を聞かれた際の答え方の三つ目は「その業界で何をしたいのかを語る」です。つまり、あなたが入社したらどのような製品や商品を作りたいのか、どのような仕事をしたいのか、その夢を語るのです。たとえばIT業界の会社の面接で、「介護用のアプリを開発して、介護の効率化やコスト削減を実現したい」「小学生用の防犯アプリを開発して、登下校や外で遊んでいる最中に犯罪にあう危険性を減らしたい」というような、具体的な夢を語るのです。
会社は夢を持つ学生に頼もしく感じます
会社は「人の役に立ちたい」というような抽象的な夢を語る学生よりも、具体的に「これをしたい」という夢を持つ学生の方を頼もしく感じます。なので、志望動機で業界を選んだ理由を聞かれたときは、その業界で自分が何をしたいのかを具体的に語りましょう。
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志望動機で「業界を選んだ理由」を訊かれることを意識してその業界についての知識を深める
以上が、志望動機で「業界を選んだ理由」を聞かれた際の答え方です。いずれの答え方でも、その業界がどのような仕事をしてどのような社会的役割を担っているのかを知っていなければ、的外れな答えになってしまいます。面接やエントリーシートを書く前には、企業研究をしっかり行い、その業界についての知識を深めましょう。
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