2019年10月23日(水) 更新

企業が実施するWebテストの種類

Webテストとは「インターネット上の採用試験

「Webテスト」は、「パソコンを使って、インターネット上で受検する採用テスト」を指します。
Webテストは、自宅や大学などのパソコンを使う場合や、「テストセンター」と呼ばれる専用会場のパソコンで受けるケースが多いでしょう。
大まかな内容としては「言語問題」「非言語問題(計算問題)」「論理問題」に分けられ、時間的に窮屈な場合がほとんど。現在では、リクルートマネジメントソリューションズのテストセンターやWEBテスティング、日本SHLの玉手箱シリーズ、ヒューマネージのTG-WEB、そしてSPIが主流となっています。

就活において重要な関門となっているWebテスト

最近は、Webテストそのものが多くの企業で採用されているため、就活で大きなファクターを占めるようになりました。
企業の中には会社説明会に参加できる人を、Webテスト通過者の中から、成績優秀な1~2割だけ、と定めている場合もあるほど。

色々な種類があるWebテスト

Webテストには色々な種類があります。SPI、WEBテスティングサービス、玉手箱、TG-WEB、Web-CAB、リクルーティングウィザードといったものです。
就活対策としてどのWebテスト対策を行えば良いのか迷いますが、やはり一番主流のSPI、そして実施企業が急増しているTG-WEBが挙げられます。
SPIについては後述しますので、TG-WEBが急増している理由について見ておきましょう。

Webテスト「TG-WEB」は実施企業が急増

TG-WEB。あまり馴染みのない言葉かもしれません。
TG-WEBは、ここ数年、マイクロソフトや松下電器などの有名企業で、実施が急増している自宅受検型のWebテスト。このTG-WEBは、難解で、あまりなじみのない問題が出題されます。
問題のパターンも少ないので、完全な解答を用意しておく対策が極めて有効です。就活対策として、TG-WEBを繰り返し受験するのをおすすめします。

Webテストの対策は反復練習が大切

Webテストの練習をするには、問題を多く解く必要があります。そこでおすすめなのが「WEBテスト問題集」です。こちらの問題集では、玉手箱とTG-WEBに対策できる問題が非言語と言語に分かれて掲載されています。詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができます。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。

SPIとWebテスト

最後に、Webテストとして最も主流であるSPIについて見ておきましょう。
SPIは、性格と能力の2領域を測定する意味で行われるWebテスト。
就活の判断基準として多くの企業で実施されています。その実施形態としては、テストセンター、インハウス(企業内PC受験型)、WEB実施、紙実施(マークシート)の4種類となっています。

SPIは実施形態で問題が違う!

SPIの対策として一番重要なのは、マークシート用の対策本だけやらないという点。
なぜなら、実施形態によって問題が違うからです。具体的には、テストセンターが一番使多く、SPIの実施4方式の中で50%以上を占めます。
次いでWEBテスティングサービスが30%程度、マークシートが20%程度となっており、自分が採用試験を受ける企業が、どの実施形式を取っているかにより、注力する分野を変えるのが得策なのです。

企業が実施するWebテストの種類は様々! 特にSPIとTG-WEBが多い

今回は、企業が実施するWebテストの種類について見てきました。
Webテストは、現在では就活のスタンダードとして実に多くの種類が企業で採用されており、就活生としても特に対策すべき試験といえます。
特にSPIとTG-WEBには注力しなければ、Webテストを突破するのは難しいといえます。企業ごとに行われるWebテストの種類をしっかりと把握して、万全な対策で臨みましょう。

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