2021年10月12日(火) 更新

会社説明会の後に抜き打ちで面接が実施される時の対策|参加前にしておくべき準備

就活生のほとんどが抜き打ち面接の対策を実行できていない

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「会社説明会での抜き打ち面接の対策ってしてますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • していない
  • いいえ
  • してません
  • していないです。
  • 知らない

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「会社説明会での抜き打ち面接の対策ってしてますか?」

いただいた就活生の皆さんの回答のすべてが「していない」や「いいえ」など、抜き打ち面接に対する対策ができていない事実がわかりました。確かに必ずおこなわれるわけではなく、名前の通り説明だけで終わってしまうことがほとんどなので、就活生の皆さんもそこまで意識が回らないと考えているのでしょう。しかし、対策を今のうちに打っておけば何かしらの対応が取れるのも確かなので、この機会にそのコツについて学びましょう。

説明会後の抜き打ち面接は集団で行われるケースが多い

就活をしていると、会社説明会の直後に一次選考が行われる場合があります。突然面接や筆記試験が行われるとなると、どんな就活生でも驚いてしまいますよね。

この場合、抜き打ちの面接は集団面接になる場合が多いです。筆記試験は企業によって異なりますが、一般式の問題のところもあれば、会社の概要や新事業、商品を考える問題が出題されるパターンもあります。抜き打ちの試験が始まると知ったら、まずは落ち着きましょう。

説明会でメモした内容や感想をまとめておく

説明会後に面接が行われるなら、自分でメモした内容をしっかり見直しましょう。会社の概要、事業内容といった基本情報から、参加した感想を頭の中で整理します。

面接では会社説明会の感想が聞かれる場合がありますので、しっかりメモを残して何が良かったのかアピールしましょう。では、そんな説明会後の抜き打ち面接に対策するために必要な準備を紹介していきます。

会社説明会後の抜き打ち面接準備①: 志望動機は常に用意する

会社説明会後の抜き打ち面接対策として、まずは説明会に参加する企業の志望動機をあらかじめ考えておきましょう。ざっくりと企業の基本的な情報を研究しておき、そこから最低限の志望動機を考えておく必要があります。この際に企業のホームページは必ずチェックし、企業理念や事業内容、業務内容などはおさえておきましょう。

また、志望動機以外にも自己PRなどはいつ訊かれてもよいように準備しておくのがおすすめです。

会社説明会で質問する内容も準備しておく

また、抜き打ち面接への準備として、企業への質問もいくつか用意しておくといいでしょう。抜き打ち面接や試験がなくても、会社説明会の中では、必ず質問時間があります。
会社説明会には採用担当者が来ているケースも多く、質問時間で積極的に質問しておくと、採用担当者に「熱心な学生がいるな」といった好印象が残るかもしれません。そうなれば、説明会後の面接でも有利に働くはずです。

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会社説明会後の抜き打ち面接準備②: 礼儀やマナーをチェック

会社説明会後に、面接や試験があったときのために、会社説明会にも礼儀やマナーを事前にチェックした上で臨みましょう。机に座ったときのカバンの置き方、座り方、言葉遣いについては必ず確認しておく必要があります。

また、身だしなみに関しては必ずスーツをクリーニングに出しておきましょう。会社説明会で「私服で参加してください」と告知されている場合は、必ずしもスーツでなくても構いません。ただし、企業の中には暗黙でスーツを求めているところもあるので注意しましょう。

入室や言葉遣いに関するマナーは必須

先ほども述べたように、会社説明会後の抜き打ち面接に備えて、面接のマナーや礼儀も事前にチェックしておきましょう。他にもノックの仕方、入室・退室の仕方、受け答えの仕方などを知っておくと、いざ抜き打ちの面接が始まったときに不安を感じなくて済みます。

また、マナーや礼儀の心配がなくなれば、試験や面接での受け答えに集中できます。ノックの仕方や入室・退室の仕方、言葉遣いのマナーは調べるだけでなく、とっさのときにすぐに対応できるように、身体が覚えるまで練習しておきましょう。

会社説明会後の抜き打ち面接準備③: 履歴書を持ち歩く

特に提出が求められていなくても、会社説明会に行くときは、抜き打ち面接や試験に備えて、自分の履歴書やエントリーシートを持参していきましょう。
説明会後に抜き打ち面接で頭が真っ白になったときでも、面接前に自分の履歴書やエントリーシートに目を通しておけば、志望動機や自己PRを思い出せます。つまり、自分の履歴書がカンペ代わりになるのです。

念のために筆記試験対策もしておく

企業が自前で行う会社説明会で、もし事前の予約が必要な場合などは、説明会後に抜き打ち面接や試験が行われる可能性が高くなります。そのような会社の会社説明会に参加するときは、筆記試験の準備も怠らずにしておきましょう。
その企業の研究はもちろんのこと、就職試験で出題されやすい一般常識や時事問題、一般教養なども勉強しておくと良いでしょう。

会社説明会後の抜き打ち面接に備えて志望動機・マナー・履歴書を準備して参加しよう

今回は、会社説明会での抜き打ち面接・試験への準備についてご紹介してきました。
抜き打ち面接や試験を行う企業の目的は、対策された答えではなく、あなたの本音を聞きたいという気持ちが強いです。準備なしでの抜き打ち面接で模範解答なんてできませんよね。企業側も模範解答は求めていません。

ですので、会社説明会後に抜き打ち面接や試験にあったときは、必要以上に自分を高く大きく見せる必要はないのです。そのときのあなたが持っている実力や熱意を企業に伝えることを最優先に考え、企業研究と履歴書をもって会社説明会に臨みましょう。

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