2020年06月30日(火) 更新
自己PRを失敗から学ぶスタイルで書く方法
目次
自己PRや志望動機の作成で失敗した経験のある就活生は多い
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「自己PRや志望動機を書く際に失敗したと思った経験はありますか?その時の詳細を教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 出来事の説明が多くなり自分が何をしたかについて少なく書いてしまい、その出来事の説明文を作ってしまったこと。
- あります。学生生活の体験に基づいて一生懸命書いた結果、起承転結の形式に全くなっていなかったことです。
- 綺麗な謳い文句な横文字を書いたことです。抽象的なワードを並べても心に響かないなと思いました。
- 中学生のエピソードを書くだけ書いて、今に繋っていなかった。
- 企業理念にそぐわないものを書いてしまった時
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「自己PRや志望動機を書く際に失敗したと思った経験はありますか?その時の詳細を教えてください」
就活生の多くは、自己PRや志望動機を書く際に失敗したと思った経験があるということがわかりました。「あります。学生生活の体験に基づいて一生懸命書いた結果、起承転結の形式に全くなっていなかったことです。」や「綺麗な謳い文句や横文字を書いたことです。抽象的なワードを並べても心に響かないなと思いました。」など、作成したあとに反省したという就活生が多いようです。この記事では、自己PRでしがちな失敗をまとめました。
自己PRの失敗①自慢話になっている
この記事では失敗した自己PRの特徴を学ぶことで、自身が自己PRを書く際に活かそうという趣旨(スタイル)の元で書かれています。さっそくですが、失敗した自己PRの特徴を把握・学ぶことにしましょう。失敗例を知っていれば、少なくとも自己PRを自分で書く際に同じ轍を踏んで減点されることは少ないでしょう。
よくある失敗は、自己PRするつもりが、単なる自慢になってしまっているタイプです。大切なことは「自分は会社に貢献できる人材です」というメッセージを面接官に届けるところにあります。ところが失敗した自己PRというのは、単にこんなことをやった、あんなことをやった、自分は普通とは違うという記述に終始しています。それでは「ああそうですか」という印象しか持ちようがありません。
会社にどう貢献できるのかを書く
先の話から学ぶべきことは、単なる自慢話に終わらせないためには、会社にどう貢献できるのかを自己PRに書くことです。例えば「部活動で良い成績を挙げました」ではなく、その中のある経験から「協調性を学ぶ経験を得た」や「コミュニケーションの大切さを学ぶきっかけがあった」など、会社の求める人物像に寄せて自己PRします。要するに「あなたの会社の求めてる人材の要件を、言葉の上だけでなく、実体験から学ぶことで獲得しましたよ」と伝えるわけです。
自己PRの失敗②具体的なエピソードに欠く
具体的なエピソードに欠く自己PRもあります。「私は地道に、継続的に、物事に取り組むのが得意な人間です」とアピールするのは構いません。しかし根拠となる事例がなければ、主観に留まった思い込みの域を出ているとは言えません。ここから学ぶべきは、自己PRには具体的エピソードを必ず添えるということでしょう。
具体的エピソードを添える
具体的エピソードを欠いた自己PRからは、「具体的エピソードを添える」ことを学ぶことにして、それを自身の自己PRに活かすとしましょう。例えば、企業が地道な作業に耐えられる人間を求めているのなら、自己PRに「地道に物事に取り組める人だ」と訴えることには正当性があります。その上で、部活でも、受験でも、アルバイトでも良いです。話題は何でも良いので、引っ張ってきて、先程の主張をサポートしましょう。求める人材があって、合わせた主張が続き、体験は最後です。体験が先にくる自己PRは、相手無しの自慢話に過ぎません。
自己PRの失敗③主観的に過ぎる
自己PRで失敗しがちな三つ目のポイントは主観的に過ぎるタイプです。つまり自分がそう思ってるだけで、本当はそう言ってしまっていいの?というものです。
友達など他人に評価してもらう
自分の行動や体験は自分にとって自明であるため、なかなか正確に評価できないという問題があります。これは第三者に自分の書いた自己PRを読んでもらったり、話を聞いてもらったりして、感想や批判という形でフィードバックを貰いましょう。第三者から指摘された内容は、実際に他人の心を打った内容なので、本人の思い込みを脱しています。
自己PR作成に役立つジェネレーター
自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。
失敗から学ぶスタイルで書き方をすれば「面接官に訴える」自己PRが書ける
失敗から学ぶスタイルで書くと「面接官に訴える」自己PRが書けるようになります。失敗した自己PRというのは往々にして自己陶酔型の「自分はなんて凄いんだ」という内容に陥りがちです。自己PRを書く際は失敗例を思い出して、それを活かし、自分の面接官目線の自己PRに結実させましょう。
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