2019年04月26日(金) 更新

履歴書の研究課題の書き方|効果的なアピール方法や例文5選を紹介

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この記事の監修者

キャリアアドバイザー

赤塩 勇太

大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。

就活生は履歴書で研究課題について記入するケースがある

就活で使用する履歴書には、研究課題について記載する項目がある場合があります。「研究課題」とダイレクトに記載していなくても、「大学時代に力を入れたこと」等として大学時代の学びについて問う場合があります。

研究課題に力を入れた人は自己PRで使える

どのような内容を学び、何を得たのか、どのような結果が得られたのかをアピールすることが大切ですので、研究内容だけではなく成果についても記載する必要があります。成果をアピールするためにも研究内容は簡単に説明する必要がありますが、専門的なワードは使わないようにすることがポイントです。専門的なワードばかりだと内容が理解できず、アピールになりませんので他分野の人でもわかりやすいように研究内容を伝えることが大切です。

研究テーマや研究内容から面接官は何を読み取る?

面接官が、あなたの履歴書の研究課題を通して知りたいのは、その研究を行った結果『何を学ぶことができたか』という要素です。つまり、事実である”結果”だけではなく、研究課題があなた自身に何をもたらしてくれたのかを求めているのです。

研究内容は「成果+自分の考え」がわかるように

研究分野の概要・結果を書き記したうえで、プラスαとしてあなた自身の考えを書き加えます。プラスαとは、その学業を通じて人間として何を学び、『どのような人生観・職業観を養ったのか』といったことです。このプラスαに重点をおいて記入していくようにしましょう。研究内容から、何が自分の成長につながってのかがわかるようにするのがベストです。

役立つ経験なんだとアピールしよう

理工系などの専門分野の研究をしてきた場合、履歴書の研究内容と志望先の職種が重なっているケースも多いです。そういった場合、学業の結果を「どのように仕事に役立てたいか」を書くことも念頭において記入していきましょう。面接官に「使える人材だ」と思ってもらえるような内容にもっていくのがコツです。

履歴書作成マニュアルを参考にしよう

履歴書を作成するのが初めてという就活生は多く、どのような点に気を付ければいいのか把握できていない人も多いのではないでしょうか。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。

そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。無料でダウンロードできるので、履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。

研究課題・興味のある科目の書き方

希望する職種と、研究課題・興味のある科目に関連がある場合は書きやすいかもしれませんが、あまりにもかけ離れている場合、何を研究課題と書けばいいか迷ってしまいます。履歴書の研究課題の欄には、卒論(卒業論文)やゼミ、卒業研究などの候補もありますが、実際にはどのようなことを研究テーマとして書けばいいのでしょうか。面接官の「興味を引くような」「自分の魅力が伝わるような」そんなアピールができる研究課題の書き方を考えていきましょう。

取り組んだもの→取り組んだ理由→今後の活かし方

履歴書の研究課題の書き方に困ったら、「なぜ研究をはじめたのか?」という当初の”スタート地点”を思い出してみましょう。そこから、「具体的にどんなことを研究したのか」という道を通り、研究課題の結果「何を学んだのか」をよく思い出してみてください。

履歴書には「成果・結果」まで一貫して書く

最終的に研究課題により得ることのできた「成果・結果」は何だったのか。この一本道をもう一度通ってみて、あなたが成長するために何を成したかを思い出し、履歴書に記載するようにしましょう。ここまで振り返ることができれば、履歴書の研究課題の欄に”何を書けばいいのか”なんておのずと出てくるのではないでしょうか。

履歴書への研究課題の書き方例

では、実際に履歴書やエントリーシートに研究課題を書く時の例文を見ていきましょう。もちろん研究課題は人によって研究テーマが変わってくるので、自分の言葉に置き換えて例文を変更していってください。あくまでも例文は参考程度にとどめ、自分の言葉で経験を語る事が大事です。

自分の実体験を入れた研究課題の例文

  • 私は、大学で臨床心理学について勉強していました。受験生のときに失恋を経験して、何もできなくなってしまったことが、この分野に興味を持ったきっかけです。精神的な健康を保つのは、生活していく上で非常に大切なことだと感じています。近年、休日の過ごし方が心の健康に関係していると研究によって実証されています。私もこの分野で、「休日の過ごし方が精神に与える影響」について卒業論文を書く予定です。

詳細+シンプルな研究課題の例文

  • 得意科目:企業論 日本経営史 日本史
  • 卒業論文課題:「日本の製造業のアジア諸国への生産拠点移転に関する考察」
  • 指導教官:山本太郎教授
  • ゼミ研修としてのアジア現地の日本企業を訪問し、労働力研究を行ないました。

結果何が身についたかをアピールする研究課題の例文

  • 国際金融論、なかでもアジアの通貨危機に関心を持ち、研究を続けていました。その研究の中で、アジアに対し、自分がどれだけ知識をもっていなかったか知ることになりました。また、複雑な金融メカニズムと同時に、複眼思考の大切さを知ったことが研究をした最大の収穫でした。

研究課題の例文【文系の場合】

  • 力を注いできた研究は、途上国の貧困問題についてです。研究するにあたり、まずは現地の現状とおこなわれている支援を知る必要があると考え、国連やNGOが主催する国際協力関連のイベントに2年間ほぼ毎日参加して、情報収集に努めました。しかし、問題の根源を突き止めるには実際に現地に行く必要がある考え、ボランティアでベトナムの孤児院に1ヶ月滞在した経験があります。現地で貧しい家庭だった子供の親は、適切な教育を受けられていないという共通点を発見し、貧困の原因が教育にあるという自分なりの結論を導き出しました。

研究課題の例文【理系の場合】

  • 私は現在、日本の環境保全の目的で、木くずと木炭を融合させた商品のビジネスモデルの研究をしています。この研究は、資金もなく人材も集まらないという困難な状況で始まりました。この困難を乗り越えるためにおこなったことは「魅力を引き出す」ということです。産業廃棄物である木くずを再利用したり、協力してくれるようになった研究メンバーの能力を引き出したりすることで、研究を成功させることができました。目の前にある環境を最大限に利用し、徹底的に考え抜く経験は、絶対に妥協を許さない今の自分を作り上げる貴重な体験となりました。

研究課題が決まっていないときの書き方

テーマが未定で、研究課題を書けないという方もいるでしょう。卒業論文は先生と共にテーマを決定したり、許可をもらったりする必要があるので、場合によっては研究課題に記入できないことがあります。そういったときはどうすればいいのでしょうか。

未定だが取り組みたい課題があることをアピールする

その場合は、研究テーマが未定だという旨を記載するようにします。しかし、未定であるということを記入するだけでは、採用担当者に何の印象も与えることができないでしょう。そこで、研究課題がないという人は今後どういったテーマで研究をしてみたいのか、自分の興味があることについて書いてみましょう。そうすると、積極性や研究に対する意欲を表現することができます。

「決めていない」ではなく「決まっていない」ということが大事

また、テーマについては「決めていない」のではなく「決まっていない」という書き方をしたほうがいいでしょう。決めていないだと、まだ何も思いつかない、迷っているといった消極的なイメージになってしまいます。決まっていないと書いた方が良いでしょう。

履歴書に研究課題(研究内容)を書く上での注意点

履歴書のマナーとして、「下手な字でも丁寧に書く」、「間違えたら書き直す」などが一般的です。目上である相手の企業に見てもらうのですから、当然「綺麗に書く」ことが重要なのです。これは、研究課題の欄に書く上でも大切なことで、履歴書の読み手に「丁寧に」かつ「わかりやすく」伝わるように書かなくてはいけません。そのためには、「研究課題欄」の書き方にも注意が必要だと言えます。

『理解してもらうこと』が大前提!

研究の概要や成果を書き込もうと思ったら、どうしても専門用語が多くなってしまいがちです。その結果、読み手には難しく、何を伝えたいのかすらもちんぷんかんぷんになってしまいます。そうならないためにも、研究課題の欄は『素人目にもわかりやすく』書く必要があります。そもそも何を言っているのかがわからなくては、アピールにすらなりませんからね。

専門用語はなるべく使わない

研究課題について記載する場合は、専門用語をなるべく使わないようにしましょう。専門的な内容の場合は、できるだけ誰にでもわかるように、内容を簡単に言い換える必要があります。専門用語が多いと、何の研究に取り組んだのか伝わりづらくなり、評価ができなくなってしまうでしょう。簡潔な説明ができると、社会人として高評価です。

何を学んだのかが重要

研究課題について書く場合は、何を学べたのか、どういった経験をすることができたのか、しっかり記載する必要があります。研究内容よりも、研究を通して得た経験を社会でどう活かしていくかを採用担当者は知りたいのです。失敗や成長できたポイントについて、その経緯を詳しく説明するようにしましょう。

履歴書の研究課題・興味のある科目は例文やマニュアルを参考に!

本ページでは、履歴書の研究課題・興味のある科目欄についてご紹介しました。履歴書の研究課題(内容)欄には、担当者に興味をひき、自己アピールになるような研究テーマ、卒業研究内容を書きましょう。その際、一度自分の研究が「あなたに何をもたらしてくれたのか」を振り返るようにしましょう。研究による成果は、きっとあなたの成長にもつながっているはずです。

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キャリアアドバイザー|赤塩 勇太

履歴書はミス0での提出を心がけよう

一般的に、履歴書は人事部がかなりの枚数をさばいて確認しているため、マイナスポイントがある場合は、通過しないという事態が起きやすいです。こちらにについても、基本的なミスをなくすことはまず最低限意識をしておきましょう。

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