2019年11月22日(金) 更新

履歴書に記載する長所・短所を見つけるコツと書き方&例文

自分の長所・短所は自己分析によって見つける?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「自分の長所・短所をどのように見つけましたか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 自己分析
  • 自分史をつくった
  • 自分で考えて見つけました
  • 友達や親から聞いた
  • 人に聞いた

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「自分の長所・短所をどのように見つけましたか?」

自分の長所・短所というのは、普通にしててもなかなか気付かないものです。アンケートの結果、多くの就活生が「自己分析」「友人・親から聞く」といった方法で自分の長所・短所を見つけているようです。 しかし、「それでも見つからない」と悩んでいる就活生もいるでしょう。そのような方は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。履歴書に書く際のポイントなどもご紹介します。

履歴書に記載する長所・短所の重要性

企業にとっては長所も短所も"人となり"を知るために重要

面接前に、まず長所・短所を把握しておく必要性についてですが、この長所と短所は、履歴書にも記載があるように、就活ではスタンダードな質問ですよね。長所・短所は必ず必要なポイントであると同時に、企業側が人材を見極める上で、とても重要な質問だという点がわかります。

長所や短所を聞くことで応募者が自分自身を客観視できるか分かる

この質問で、企業が見ているところは、自分自身を客観視できているか、また自分を理解しているかといった点です。なぜ、そこを見るのか。相手はこれを仕事をしていく上で必ず必要な要素と考えているためです。

履歴書の長所・短所を見て質問する面接官が多い

履歴書の長所・短所を見て面接官は質問をします。長所・短所を聞かれたときのために、答えを用意しておくのは、もちろん大事です。ただし、自分自身にとっても自分のアピールポイントを探す上でも大事ですので、しっかりとこの機会に自己分析をしておきましょう。

履歴書でアピールしやすい長所と短所を見つけるコツとは

コツ①:過去の体験に隠された長所と短所を見つける

自己分析ってなかなか難しいもので、長所や短所が見つからないなんて人も多いと思います。しかし履歴書では必ず記載しますし、面接でも必ず聞かれます。では、そんな人はどうしたらいいのでしょうか。

そういった人は、あまり難しく考えずにまずは、自分の過去を振り返ってみましょう。短所や長所は、自分の経験など過去から見つけるものです。部活やアルバイトをしていたのであれば、そこからも見つかりますし、学校生活の中でも見つかるはずですので、まず自分の経験を振り返ってみましょう。

コツ②:長所と短所を家族や友人に聞いてみる

どうしても、自分で長所や短所を見つけられない人は、家族や友人に聞いてみるといいかもしれません。他人目から見た印象を聞くことで、今まで見えなかった新たな一面を見つけられるかもしれません。

もしかしたら、自分ではなんにも思っていなかった部分が、意外と長所や短所だったりするケースもあるはずです。

長所言い換えマニュアルも参考に

自分の短所しか思い浮かばないという人は、言い換える方法で長所に変えていきましょう。短所を長所に言い換えるとは、例えば「優柔不断」→「多角的に検討する」といった表現にすることです。短所と思う部分でも、ポジティブに受け取ることで長所になります。このような言い換えで長所を考えたいという人におすすめなのが「長所→短所言い換えマニュアル」です。例で挙げたような言い換え表現を100種類収録しています。無料でダウンロードできるため、自己分析をすでに終えたという就活生にもおすすめです。

短所を履歴書に記載する際の書き方

短所の書き方①:ネガティブなまま終わらないようにする

面接において多くの人は、長所は割とスラスラと話せるので、しっかりと自己アピールもできるところだと思います。しかし、短所になるとどうしても、印象が悪いまま終わってしまうなんてケースもあるのではないでしょうか。
この短所では、必ずネガティブなまま終わらないように心がけが大事です。企業の意図としては、単純に短所が聞きたいのではなく、その短所をどう改善または何で補うのかといった対応力が見たいと思っていますので、短所を述べても、それをどう乗り越えるか、そして何で補うのかなど具体的に答えて、最終的にはポジティブに持っていくようにしましょう。

短所の書き方②:他のワードに言い換えて印象をよくする

短所はネガティブと捉えがちですが、見方を変えると、実は長所と短所は表裏一対だったりするのです。下の例を見てみて下さい。

■暗い人→落ち着いた人
■おせっかいな人→面倒見のいい人
■主体性の無い人→協調性の高い人
■短気な人→時間を大切にする人
■特徴の無い人→バランス感覚の高い人
■頑固な人→一途な人

誰にでも長所と短所はあるものです。例に挙げたように、こういった言い換えをうまく使った書き方や言い方をすれば、最終的に長所に持っていくのもオススメです。短所を長所として言い換えると、ポジティブな印象で回答を終えることができます。

長所と短所の例文を確認しよう

例文①追い込まれないと動けない=逆境に強い

例文①

私の長所は、逆境に強いところです。自分を危険な状況に追い込む程、やる気が出ます。しかし、追い込まれないとやる気が出せない所があるため、改善すべき点だと考えております。
例えば、レポート提出に対して、提出期限の直前にならないと取り掛かれませんでしたが、考え方を変えて、明日がレポートの提出期限だと自分に言い聞かせ、行動に移すよう努力しました。

例文②集中し過ぎて周りが見えない=探求心が旺盛

例文②

私の長所は、探求心が旺盛で興味を持った事柄に対しては、自分の納得がいくまでとことん追求する行動力があるところです。
逆に短所は、興味のある事柄に集中し過ぎて周りが見えなくなってしまうところです。例えば、業務に取り掛かる際は、必ず作業開始時間をチェックし、途中何度か時間を確認して、必要以上に集中し過ぎないよう心がけています。

履歴書に長所・短所を記載する際は例文を参考に自分の強みを最大限アピールできる書き方を

履歴書における長所・短所の書き方と例文についてみてきましたが、いかがでしたか?履歴書やES(エントリーシート)での長所と短所の書き方に関して、悩む人はとても多いでしょう。履歴書を読んだ面接官は、その内容に沿って質問するので、記入項目は非常に重要です。つまり、上手くアピールにつなげられる質問であるともいえますね。また、採用の合否にも関わっていますので、この機会にしっかりと自分を見つめ直して、魅力ある履歴書の書き方をしていきましょう。

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