2020年06月29日(月) 更新
【長所と短所は紙一重】就活の面接で強みと弱みを答える時のポイント|面接官が見る点・参考例文も一挙大公開
目次
面接官が「長所」「短所」の質問で見ているポイントとは
まずは、面接官が「長所」「短所」の質問で見ているポイントについて、知っておくべきです。就活の面接で聞かれる質問で、長所ならまだしも短所を答えるのはマイナスアピールとなってしまうので、嫌がる人も多いでしょう。そんな短所を聞いて面接官は、あなたのどこを見ているのでしょうか。まずはそのポイントをおさえておきましょう。
「長所」「短所」の質問で性格や特徴を見ている
ものすごく単純なことですが、「長所」「短所」の質問で、よりその人の性格や思考・特徴などを知りたいという狙いも企業にはあります。実際に会って話してみないと、書面だけではわからない部分がありますので、その人の人間性や人柄を知りたいというのは当然です。
自己分析ができているかどうか
短所や長所に関しての質問で、面接官はまず、自己分析がしっかりと出来ていて、自分自身を客観的に捉えられている人物かどうかという点を、見極めようとしています。就活で面接を受ける際にはこのことを念頭においておきましょう。
適職診断もできる自己分析マニュアル
自己分析をいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのかや準備するものは何かなどが気になって、すぐに行動に移せないことが多いです。今すぐできたら、その時間が省けますよね。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。
自分の弱みをどう強みに活かそうとしているか
長所と短所は紙一重とよく言われており、長所と短所は、自分自身の強みと弱みということにもなります。その強みをどのように仕事に活かすことができるのか、また、その弱みをどのように対処して、補うことができるのか、という能力は、ビジネスシーンでは非常に重要な要素なのです。この質問は、面接でよくある質問であると同時に、とても大事なポイントとなりますので、就活の面接までにしっかりと答えを用意しておきましょう。長所と短所は紙一重を思い出して考えてくださいね。
「長所」と「短所」がわからない人へ
先ほども長所と短所は紙一重という言葉を出しましたが、もう1度いいます。長所と短所は紙一重です。長所と短所、どちらもわからないのであれば親しい人に「私ってどんな人だと思う?」と聞いてみてもいいでしょう。いくつか特徴を聞き出せれば、長所と短所は紙一重であることから、長所と短所も見つけられるはずです。
長所と短所をセットで考える
最近の就活面接では、長所が言えない就活生が多くなっているようです。自分の長所や短所がわからないという人は、単純に自己分析が足りないのでしょう。誰にだって長所と短所はあるわけですから、必ず見つかります。まず、長所の見つけ方に関しては、「長所と短所は紙一重」ということわざをヒントに考えましょう。つまり、長所は短所に、短所は長所にもなりえるということです。
長所と短所をバラバラに考えると分からなくなりがちに
例えば、「良くも悪くもマイペース」という言い回しは、よく使われますよね。このマイペースというのは、場面によって長所にも短所にもなりえます。集団に流されることなく、自分を持っているという意味のマイペースなら長所ですよね。しかし、逆に言い換えれば、集団に合わせた行動ができず、協調性がないという意味なら、マイペースはは短所にもなるわけです。
自分の長所や短所が分からない人は、長所・短所をバラバラに考えていませんか? 長所と短所は紙一重です。こう考えれば、一気に自己分析が進み、面接対策にも繋がりますのでぜひ取り入れてみてください。
短所から長所に置き換える一部例をご紹介
例文
私の短所は飽きっぽい事ではないかと考えています。
これまで小学校は野球、中学校はサッカー、高校は軽音楽部と所属する部活を変えてきました。その時々に目の前の目標に打ち込み、達成してきましたが、決めたことを達成してしまうと次の目標を探して新たなチャレンジを繰り返してきています。
高校で軽音楽部に入ったときも、これまで運動をしてきたのだから新たな経験を積みたいと思ったことがきっかけです。
最初はギターを始めましたが、ある一定曲が弾けるようになるとベースもやりたい、と思いそれぞれの楽器でバンドを組むことになりました。このように一つの事に打ち込み続けるというよりは、新たなチャレンジを模索してしまいます。
list:
面接で「長所」や「短所」を答えるときのポイント
面接において長所、短所は客観的かつ具体的に述べることがポイントになります。先ほどは、行動が遅いを慎重と置き換えたり、八方美人を誰とでもなかよくなれるというように置き換えることを学びました。その方法と合わせておさえておきましょう。
長所や短所を伝えるときは具体的に
就活で行われる面接の回答などでよくあるのは、抽象的な言葉だけで答えてしまい何がいいたかったのかよくわからなくなるということです。この抽象的な内容だけでは不十分です。
とくに、長所は、自分の中でも強みとして訴えたい部分。より具体的に答えるように心がけてください。よくある例としては、「責任感が強い」「積極的」「計画性がある」「芯が強い」「感受性豊」など。これらの言葉だけでは当然ですが、抽象的ですよね。
裏付けるエピソードを盛り込むと納得してもらいやすい
例えば、何に対して責任感が強いのか、どんなことから芯が強いと言えるのかなど、具体的に答えるようにしましょう。長所として挙げた言葉を裏付けるエピソードを盛り込むなど、採用担当者がその長所に対して納得できないければ意味がないと思ってください。
短所は必ずポジティブで終わるような答え方
就活の面接で短所を答える際に気をつけたいことは、ありのまま自分の欠点を伝えないでくださいということ。それは、面接官にマイナスイメージだけを与えることにもなりかねません。そこで、短所とともに必ず、それを補う対策案も一緒に伝えることがポイントです。
例えば、短所が「視野が狭い」である場合には、「なにかをなそうとするとき、一転集中してしまい視野が狭い傾向がありますので、日頃から一度冷静に全体感を把握してから取りかかるよう意識しています」など、必ずマイナス面やネガティブなイメージのまま終わらないようにしておきましょう。
長所と短所は紙一重なので面接ではマイナス面をどうプラスにできるかまで伝えよう
面接で強みと弱みを答える際のポイントについて紹介してきました。参考となりましたか?面接において長所と短所の伝え方は、「長所と短所は紙一重」と考えれば案外簡単なのではないでしょうか?
そして、面接官はあなたが客観的に自己分析できているかを見ています。面接で自分に当てはまりもしない長所や短所を述べたところで面接官はその道のプロなので嘘だと見破ってしまうかもしれません。あえてよく見せようとするのではなく正直に伝えるのがポイントです。
まずは、しっかりと自分を見つめ直して、長所と短所をセットにして考えてみることで、自分の問題点やセールスポイントも見つかるはずです。また、八方美人を誰とでもなかよくなれる、行動が遅いをマイペースと言い換える答えも複数用意しておきましょう。「長所と短所は紙一重」お忘れなく。
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