小林製薬の特徴と働き方に関する評判

小林製薬は早いスピードで高品質な医薬品を開発している

就活生の中には、その評判から小林製薬を志望する方も多いでしょう。小林製薬は、大阪に本社を構える医薬品等の製造販売業者であり、1919年創業の老舗企業です。「あったらいいなをカタチにする」をスローガンとして、家庭用医薬品や芳香剤等について、平均約13カ月の早いスピードで、高品質の新商品を開発し、市場に供給しています。また、顧客との直接の取引を重視する観点から、通信販売事業にも力を入れているのが特徴です。会社に対してどんのような評判があるのでしょうか。

業績は18期連続で増益を達成している

会社を判断する際は、評判以外にも業績に注目すべきです。小林製薬の直近2016年3月期の連結売上高は1,372億円であり、前期比では6.9％増加し、3期連続増収を確保する等、成長を続けています。また連結営業利益は182億円であり、前期比も1.9％増加しており好調だと言えるでしょう。さらに連結当期純利益は134億円であり、18期連続増益を達成し、しかも過去最高益を実現できています。このように、売上高と利益の双方を見ても、昨今の業績は好調であり、評判もいいと言えるでしょう。

小林製薬は小学校のトイレ環境の改善に取り組んでいる

小林製薬はCSRを果たすための取り組みにも評判があります。取り組み例としては、小学校への洋式トイレのプレゼントがあるでしょう。最近は商業施設や住宅等ではトイレ環境も良くなって来ています。しかし学校は築年数の古い建物が多く、その中のトイレも暗くて臭いといった問題を抱えている場合が多いのが現状です。そこで小林製薬は、小学校に洋式トイレを届け、臭気対策等も行い、子供たちのトイレ環境の改善に貢献しています。これについては、2019年の同社100周年までに100校への寄贈を目標にしており、この取り組みからも評判の良さがわかるでしょう。

障害者雇用を通じた社会貢献も行っている

小林製薬では、様々な形でCSR達成に向けた取り組みを行っています。まず、本業である家庭用医薬品等の製造販売を行うこと自体が、顧客の快適な生活に貢献できると考え、その点に力を注いでいるのです。それに加えて、各種の社会貢献活動も行っています。上記の小学校への洋式トイレプレゼントの他にも、世界遺産へのバイオトイレの寄贈などもその活動の1つと言えるでしょう。また、小林製薬チャレンジドを設立し、障害者雇用を通じた地域社会への貢献も行っているのです。

小林製薬の評判：スピード感があり産休も取りやすい

小林製薬に対する評判としては、スピード感を持って仕事に取り組む社風であるという点があります。これは前述のように、平均約13カ月で新商品を開発し供給するということからもわかるでしょう。また、目標を達成した社員も高く評価されるという評判があります。さらに、研究所全体の女性社員の割合も高く、顧客も女性が多いため女性の意見が尊重されやすいと好評です。産休の取りやすさなどからも考えて、女性が働きやすい職場だとの良い評判があります。

顧客のニーズを素早く具現化できる人材が求められている

上記の評判から考えると、小林製薬では、スピード感を持って仕事をこなせる人材が求められていると言えます。常に「こういうものがあったら、顧客のニーズに応えられるだろう」と考え、それを素早く具現化していく社員が高く評価されると考えられるでしょう。そのためには、多種多様な情報を収集し分析する力、顧客の真のニーズを把握する力、的確迅速に仕事を進めていく力が、強く求められることになります。評判からわかる情報を就活に役立ててください。

小林製薬ではスピード感を持って仕事できるだけでなく女性も働きやすいので評判が良い

小林製薬は老舗企業ながらも、常に早いスピードで新商品を開発し、市場に供給し続けています。それが評価されて、増収増益を達成できていると考えられるでしょう。また、そうした本業への注力に加え、様々な社会貢献活動も行っており評判が良いです。上記のように、スピード感を持った商品開発が特徴であり、それが評判ともなっているので、同社で働くにはそうしたスキルが求められると言えます。